コ
コタ株式会社
コタカブシキガイシャ上場化学4923EDINET: E01059COTA CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
93.8億円
2.63%営業利益 (FY25)
18.3億円
4.68%経常利益 (FY25)
18.3億円
6.09%純利益 (FY25)
13.0億円
3.26%総資産
149億円
0.52%自己資本比率
75.3%
—ROE
11.7%
1.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
コタ株式会社は「美容業界(美容室経営)の近代化」を創業精神に掲げ、美容室専売のシャンプー・トリートメント等トイレタリーを主力とする頭髪用化粧品メーカーである。同社の最大の特徴は、単なる製品販売にとどまらず、経営改善システム「旬報店システム」を軸とした美容室へのコンサルティング・セールスと、来店客向け店販推進を一体化させた独自ビジネスモデルにある。この仕組みにより、美容室の業績向上と自社の安定成長を同時に実現しており、FY2025は売上高94億円(前期比+2.6%)と27期連続の過去最高増収を記録した。 ただしFY2025は、主力ブランド「コタ アイ ケア」の反動減や人件費増加が重なり、営業利益は18億円(前期比-4.7%)と減益に転じ、売上高経常利益率は19.6%へ低下した。それでも目標の15%以上は大きく上回り、ROE11.7%も目標の10%超を維持している。FY2026は売上高経常利益率20.1%、ROE11.8%を予想し、回復軌道を見込む。自己資本比率75.3%と財務基盤は堅固で、余剰資金で自己株式623百万円を取得するなど株主還元にも積極的である。非正規販売対策や人材育成が今後の課題として明示されている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 美容室専売トイレタリー(売上の68.8%)を軸に整髪料(22.0%)・育毛剤(4.5%)等を販売し、安定的な消耗品需要を取り込んでいる。
- 2顧客: 全国の美容室を取引先とし、代理店経由でヘアケア製品と経営コンサルティングをセットで提供している。
- 3価値提案: 「旬報店システム」で美容室の経営改善を支援し、店販(来店客向け小売)促進により美容室と自社双方の業績向上を実現している。
- 4コスト構造: 売上原価率30.4%と低く、販管費(主に人件費)が売上の約50%を占め、高付加価値製品と直販型営業が高利益率を支えている。
Risks · リスク要因
- 1非正規販売の拡大: 美容室専売品がネット等で流通する事態が続くと、ブランド価値と美容室の店販収益が毀損し、自社売上高に直接影響する恐れがある。
- 2原材料コストの高止まり: 原材料費が高止まりの状況で、コスト転嫁のための値上げが販売数量の減少を招いた場合、増収効果が相殺されるリスクがある。
- 3単一セグメント集中リスク: 売上の全てが美容室向け頭髪化粧品に依存しており、美容室数の減少や消費者の来店頻度低下が業績に直結する構造となっている。
- 4人材確保・育成の困難: 採用環境の悪化により「コタビジョン」を体現できる人材確保が滞ると、コンサルティング営業の質が低下し中長期の成長力が損なわれる可能性がある。
Strengths · 強み
- 127期連続増収の実績: 独自ビジネスモデルが美容室経営難という逆風を追い風に変え、市場成長率を上回る持続的増収を達成している。
- 2高い利益率: FY2025の売上高経常利益率19.6%は業界平均を大幅に上回り、ファブレス寄りの製造体制と高付加価値製品が利益創出力を下支えしている。
- 3参入障壁の高いビジネスモデル: 「旬報店システム」を核とするコンサルティング・セールスは同業他社が模倣困難で、顧客の囲い込みと高い継続率につながっている。
- 4強固な財務基盤: 自己資本比率75.3%、現金及び預金31億円超を保有し、無借金に近い財務体質が安定的な株主還元と投資継続を可能にしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ビジネスモデルの深化: 旬報店システムを軸とした新規旬報店の開拓と既存旬報店の業績向上支援を継続し、売上高経常利益率15%以上・ROE10%以上を目標に安定成長を目指す。
- 2製品開発への継続投資: 2024年8月発売の整髪料「コタクチュール ベース」のような新製品を継続投入し、トイレタリー依存度を分散させながら全体売上を拡大する。
- 3人的資本の強化: 教育専門部署を通じた社内研修・社外研修を充実させ、次世代経営幹部育成を推進することで、組織の持続的競争力を確保する。
- 4積極的なIR活動と株主還元: 対話手法・対象地域を随時改善しながら投資家層の裾野を広げるとともに、自己株式取得(FY2025は623百万円実施)や配当(同513百万円)で還元を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は27期連続の過去最高増収: 売上高94億円(前期比+2.6%)を達成した一方、人件費増等により営業利益18億円(同-4.7%)と減益となった。
整髪料が大幅伸長: 2024年8月発売の「コタクチュール ベース」が牽引し、整髪料売上が前期比+32.1%の22億円へ急拡大し、カテゴリー構成の多様化が進んだ。
自己株式取得623百万円を実施: 財務活動CFは1,136百万円の支出(前期比+650百万円)となり、積極的な株主還元姿勢が鮮明になった。
FY2026は利益率回復を予想: 売上高経常利益率20.1%(FY2025実績19.6%)、ROE11.8%(同11.7%)と小幅改善を見込み、業績の底打ち・反転を示唆している。
02
業績推移
売上高
93.8億円▲2.6%FY25
営業利益
18.3億円▼4.7%FY25
純利益
13億円▼3.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 66.0 | 70.5 | 73.3 | 86.9 | 88.0 | 91.4 | 93.8 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 21.5 | 20.2 | 19.2 | 18.3 |
| 経常利益 | 14.0 | 14.9 | 16.6 | 21.8 | 21.2 | 19.5 | 18.3 |
| 純利益 | 9.7 | 10.4 | 11.7 | 13.9 | 15.6 | 13.5 | 13.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 94.0 | 104 | 116 | 131 | 137 | 148 | 149 |
| 純資産 (自己資本) | 70.1 | 77.4 | 85.8 | 95.4 | 102 | 110 | 112 |
| 自己資本比率 (%) | 74.5 | 74.8 | 74.1 | 72.9 | 74.3 | 74.6 | 75.3 |
| 現金及び預金 | 19.9 | 24.3 | 33.9 | 33.2 | 32.2 | 37.0 | 31.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 12.0 | 13.0 | 13.8 | 16.6 | 13.0 | 21.7 | 10.0 |
| 投資CF | ▲0.7 | ▲5.6 | ▲0.9 | ▲12.9 | ▲4.7 | ▲12.1 | ▲3.9 |
| 財務CF | ▲11.0 | ▲3.0 | ▲3.3 | ▲4.3 | ▲9.2 | ▲4.9 | ▲11.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
46.81
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.7%
自己資本利益率
ROA
8.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
390人
平均年齢
34.7歳
平均勤続
10.4年
単体 平均年収
557万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円
配当性向
42.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
18
FY21
18
FY22
20
FY23
20
FY24
20
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。