株
株式会社I-ne
カブシキガイシャアイエヌイー上場化学4933EDINET: E35928決算期: 12月期
業種: 化学
売上高 (FY24)
450億円
8.08%営業利益 (FY24)
45.8億円
4.66%経常利益 (FY24)
46.2億円
6.55%純利益 (FY24)
29.4億円
25.70%総資産
351億円
53.32%自己資本比率
47.1%
—ROE
19.1%
13.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社I-neは、ヘアケア系(BOTANIST・YOLU)・美容家電(SALONIA)・スキンケア他の3カテゴリーを軸に、独自の「IPTOS」ブランド開発モデルとデジタルマーケティングを組み合わせたD2C・OMO型のビューティーカンパニーである。2018年の206億円から2024年の450億円へと6年で売上を2.2倍に拡大し、ROE19.1%・営業利益率10.2%と収益性も高い水準を維持している。商品はすべて製造委託(ファブレス)で、消費者インサイトを起点にアイデアを検証しながらオンライン→オフラインへ段階的にスケールさせる仕組みが、ヒット率と資本効率の両立を支えている。2024年10月にはスキンケアブランド「TOUT VERT」を擁するトゥヴェールを買収(子会社化)し、第3の柱育成に向けた投資を開始した。海外は台湾・香港・東南アジア・中国(越境EC)に展開するが、売上比率は約3%と依然小さく、中国現地法人の解散を決定するなど選択と集中を進めている段階にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内事業が売上の97%を占め、卸売販売(あらた・大木等)とEC直販の2チャネルで構成される。
- 2顧客: 主要ターゲットは30代女性で、SNS・デジタル広告を通じてオンライン中心に顧客を獲得する。
- 3価値提案: IPTOSモデルで市場検証を経た商品のみをスケールさせ、トレンドに即したブランドを継続投入する。
- 4コスト構造: ファブレス型で製造委託費と広告宣伝費が主要コストとなり、設備投資負担は軽微である。
Risks · リスク要因
- 1特定ブランド依存: BOTANISTほか3ブランドへの集中度が高く、大手メーカー参入や消費者嗜好の変化で売上が急変しうる。
- 2広告費高騰・プラットフォームリスク: デジタル広告依存が強く、媒体コスト上昇やアルゴリズム変更が収益を直撃するリスクがある。
- 3原材料・為替リスク: 天然油脂・石油系原料の価格変動と海外委託先との取引で発生する為替変動が調達コストに影響しうる。
- 4特定製造委託先依存: 主力3ブランドは特定工場への依存度が高く、供給障害時に一時的な在庫不足が生じるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1IPTOSモデル: アイデア→小口テスト→EC拡大→小売展開の段階的検証が失敗コストを抑え、ヒット確率を高めている。
- 2ブランド資産: BOTANISTは国内シャンプー市場でトップクラスの認知を持ち、季節限定商品で定期的な話題創出ができる。
- 3デジタルマーケ力: 創業来蓄積したSNS・D2Cノウハウにより、テレビ広告不要で低CAC(顧客獲得コスト)での新規獲得が可能である。
- 4高ROE経営: ファブレス×資産軽量モデルでROE19.1%を維持し、売上成長と資本効率を両立している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ヘアケア拡大: BOTANISTとYOLUのアウトバス・ボディカテゴリーへの品揃え拡充と、アジア・米国への海外販路開拓を推進する。
- 2美容家電強化: SALONIAで中高価格帯の新製品(2024年11月「エアトリートメントドライヤー」等)を投入し単価向上を図る。
- 3第3の柱構築: 2024年10月に取得したTOUT VERTブランドの認知向上と販路拡大でスキンケアを成長軸として育成する。
- 4ESG目標: 2025年度にScope1・2でカーボンニュートラルを実現し、サステナビリティ委員会がKPIを年2回以上モニタリングする。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2024業績: 売上高450億円(前期比+8.1%)、営業利益46億円(+4.7%)と増収増益を達成したが、純利益は前期特別利益の反動で-25.7%となった。
トゥヴェール買収: 2024年10月にTOUT VERTブランドを持つ株式会社トゥヴェールを約95億円で子会社化し、スキンケア強化を加速した。
中国法人清算: 市場環境悪化を理由に艾恩伊(上海)化粧品有限公司の解散・清算を2024年12月に決定し、海外で選択と集中を実施した。
財務面の変化: 買収資金として短期借入金が100億円増加し、有利子負債が膨らんだ一方、営業CFは38百万円と前期比で大幅に減少した。
02
業績推移
売上高
450億円▲8.1%FY24
営業利益
45.8億円▲4.7%FY24
純利益
29.4億円▼25.7%FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 206 | 212 | 234 | 284 | 353 | 416 | 450 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 23.3 | 32.4 | 43.8 | 45.8 |
| 経常利益 | 2.7 | 6.5 | 13.9 | 23.3 | 34.7 | 43.4 | 46.2 |
| 純利益 | 1.6 | 4.6 | 9.1 | 12.4 | 19.3 | 39.5 | 29.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 106 | 94.4 | 132 | 141 | 165 | 229 | 351 |
| 純資産 (自己資本) | 13.0 | 17.8 | 69.4 | 84.2 | 103 | 143 | 165 |
| 自己資本比率 (%) | 12.3 | 18.8 | 52.7 | 59.9 | 62.7 | 62.6 | 47.1 |
| 現金及び預金 | 29.5 | 18.2 | 67.4 | 62.0 | 48.0 | 83.5 | 72.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲2.6 | ▲8.5 | 27.4 | 5.7 | 12.3 | 12.4 | 0.4 |
| 投資CF | ▲1.3 | ▲2.8 | ▲0.4 | ▲1.2 | ▲19.7 | 24.8 | ▲104 |
| 財務CF | ▲4.0 | ▲0.0 | 22.1 | ▲7.4 | ▲6.7 | ▲1.6 | 92.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY24)
株価データは準備中
EPS
167.04
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
19.1%
自己資本利益率
ROA
8.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY24)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DomesticBusiness0.0兆97.0%0.01兆18.3%
OverseasBusiness0.0兆3.0%▲0.00兆-55.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
407人
平均年齢
35.8歳
平均勤続
4.6年
単体 平均年収
691万円
連結従業員数 推移
FY20
—
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY24 実績1株配当 (年間)
13.00円
配当性向
7.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY23
13
FY24
13
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。