株
株式会社Waqoo
カブシキガイシャワクー上場化学4937EDINET: E36697決算期: 09月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
19.6億円
0.93%営業利益 (FY25)
1.5億円
169.64%経常利益 (FY25)
1.5億円
166.67%純利益 (FY25)
0.4億円
358.82%総資産
32.0億円
2.07%自己資本比率
65.4%
—ROE
2.1%
2.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社Waqooは、デジタルマーケティングを活用した化粧品D2C事業を祖業としながら、再生医療領域の血液由来加工受託サービスや原料販売を手掛けるメディカルサポート事業へと事業軸を移行しつつある小型上場企業である。FY2025(2025年9月期)の売上高は19.6億円(前年比+0.9%)と横ばいながら、営業利益は1.5億円(前年比+169%)と大幅に改善した。セグメント別では、メディカルサポート事業が売上9.99億円(+59.3%)・セグメント利益2.16億円(+237.7%)と急成長した一方、D2C事業は広告投資抑制により売上9.53億円(▲27.6%)に縮小した。売上構成は両事業がほぼ半々となり、会社の重心はD2Cからメディカルへとシフトしている。財務面では純資産20.9億円・現預金13億円と手元流動性は一定程度確保されているが、ROEは2.1%にとどまり収益性向上が課題である。売上高はピーク(FY2021:47億円)から大きく低下しており、中期的な成長軌道への回帰が企業価値向上の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: D2C事業(化粧品EC)とメディカルサポート事業(血液由来加工受託・原料販売)がほぼ同規模の9.5億円・10億円で並立している。
- 2顧客: D2C事業はEC経由の個人消費者、メディカル事業は提携医療機関およびOEM製品の法人顧客を対象としている。
- 3価値提案: 再生医療向け血液由来加工の受託サービスと高品質原料供給により、医療機関の治療実施を後方支援する差別化機能を提供している。
- 4コスト構造: 売上原価率20.5%と低水準だが、販管費比率が71.8%と極めて高く、のれん償却(1.2億円)・広告宣伝費(1.4億円)が主要コストである。
Risks · リスク要因
- 1再生医療関連規制リスク: 再生医療等安全性確保法の改正や規制強化により、提携医療機関の治療件数が減少するとメディカル事業の成長が急失速する恐れがある。
- 2D2C事業の縮小継続リスク: 顧客獲得単価の上昇と広告投資抑制でFY2025売上▲27.6%となり、主力商品「sodatel」「HADA NATURE」への集中依存も業績変動を拡大させる。
- 3特定製造委託先への依存: 主要OEM委託先ホシケミカルズとの取引が中断・条件悪化した場合、D2C商品の安定供給に重大な支障が生じるリスクがある。
- 4売上規模の縮小と収益性の低さ: ピーク比で売上が約6割減少しROE2.1%にとどまるなか、のれん(残高あり)の償却負担が続き、純利益水準が極めて低い状態にある。
Strengths · 強み
- 1メディカルサポート事業の高成長: FY2025にセグメント売上+59%・利益+238%を達成し、再生医療市場での地歩を着実に固めている。
- 2低原価率の事業構造: 売上原価率20.5%という薄い原価構造により、売上増加分が粗利に直結しやすいビジネスモデルを有している。
- 3D2C事業で培ったデジタルマーケ知見: EC運営・CRM・広告運用のノウハウを医療領域の顧客開拓や新規事業展開に転用できる独自の蓄積がある。
- 4血液由来加工の専門性: 子会社セルプロジャパンが安全性・品質で医療機関から高い信頼を獲得し、新規提携院・OEM受注の増加につながっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1メディカルサポート事業の深耕: 提携医療機関数のさらなる拡大と稼働率向上を目指し、導入から稼働までの支援体制強化に向けた人材投資を継続する方針である。
- 2血液由来加工サービスのアップグレード: 現行サービスの上位版導入を図るとともに、再生医療領域の原材料・化粧品卸販売の新規顧客開拓も並行して強化する。
- 3D2C事業のLTV最大化路線: 広告投資をコスト効率・ターゲティング精度の高いチャネルに絞り込み、CRM強化でロイヤルカスタマーの継続率向上とCVR改善を追求する。
- 4医薬品取り扱いを含む新規事業検討: 既存リソースを活用し、医薬品等の取り扱いも視野に入れた新規事業の検討を進め、中長期的な企業価値向上を目指す方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前年比+169%: 売上横ばい(19.6億円)のなか、販管費削減(▲5.7%)とメディカル事業の拡大により営業利益1.5億円・経常利益1.5億円を達成した。
メディカルサポート事業が初めてD2C事業を売上規模で逆転: セグメント売上10億円(+59%)となりD2C(9.5億円)を上回り、事業ポートフォリオの重心が明確にシフトした。
自己株式取得1億円(約1億円)を実施: FY2025中に自己株式取得で99,923千円を支出し、純資産は前年比▲4,865万円と微減となった。
建設仮勘定が2.4億円増加: 有形固定資産購入に1.93億円を投じ、メディカル事業の設備・拠点整備を積極的に推進した模様で、今後の稼働状況が注目される。
02
業績推移
売上高
19.6億円▲0.9%FY25
営業利益
1.5億円▲169.6%FY25
純利益
0.4億円▲358.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 33.9 | 45.1 | 46.8 | 27.3 | 17.3 | 19.4 | 19.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -0.4 | 2.8 | 0.6 | 1.5 |
| 経常利益 | -7.9 | 1.1 | 1.4 | -0.2 | 2.9 | 0.6 | 1.5 |
| 純利益 | -8.0 | 1.0 | 1.2 | -0.6 | 0.3 | -0.2 | 0.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 10.0 | 11.8 | 19.0 | 15.6 | 15.8 | 31.3 | 32.0 |
| 純資産 (自己資本) | 0.6 | 1.6 | 8.0 | 7.4 | 7.7 | 21.4 | 20.9 |
| 自己資本比率 (%) | 6.3 | 13.7 | 42.1 | 47.5 | 48.9 | 68.3 | 65.4 |
| 現金及び預金 | 4.0 | 4.7 | 10.4 | 9.1 | 13.0 | 15.1 | 13.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲9.9 | 0.9 | ▲1.3 | 1.7 | 4.6 | 0.5 | 1.4 |
| 投資CF | ▲0.2 | 0.0 | ▲0.1 | ▲1.8 | ▲0.5 | ▲0.8 | ▲1.9 |
| 財務CF | 8.3 | ▲0.2 | 7.0 | ▲1.3 | ▲0.1 | 1.1 | ▲1.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
12.32
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.1%
自己資本利益率
ROA
1.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DirectToConsumerBusiness0.0兆48.8%0.00兆31.0%
MedicalSupport0.0兆51.2%0.00兆21.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
61人
平均年齢
38.6歳
平均勤続
5.0年
単体 平均年収
587万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。