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OATアグリオ株式会社
オウエイティーアグリオカブシキガイシャ上場化学4979EDINET: E30697OAT Agrio Co., Ltd.
決算期: 12月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
320億円
7.31%営業利益 (FY25)
34.5億円
10.79%経常利益 (FY25)
35.8億円
10.52%純利益 (FY25)
23.3億円
12.04%総資産
373億円
7.63%自己資本比率
53.5%
—ROE
13.4%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
OATアグリオは「食糧増産技術(アグリテクノロジー)」を企業理念に掲げ、農薬・肥料・バイオスティミュラントの開発・製造・販売を一貫して手がけるアグリテクノ専業企業である。FY2025の売上高は319億50百万円(前期比+7.3%)、営業利益34億50百万円(同+10.8%)と増収増益を達成し、2019年の219億円から6年間で約46%の成長を遂げた。収益の柱は肥料・バイオスティミュラント分野(売上高の約63%)と農薬分野(同約37%)の2本立てであり、国内では「オンコル」「ダニサラバ」等の主力農薬のほか、バイオスティミュラント剤「ポテトール」「アトニック」が好調に推移している。海外はオランダのBlue Wave Holding B.V.、スペインのLIDA Plant Research S.L.等の子会社を通じグローバルに展開し、円安基調が連結業績にも追い風となっている。2024年2月に策定した「新中期経営計画(2024-2026年)」では最終年度の営業利益率12.0%・ROE13.8%を目標とし、グリーンプロダクツ拡充・バイオスティミュラント拡大・スマート農業(AIいちごマスター)・グローバル展開の4本柱への積極投資を推進中である。一方、ROEは中計目標13.8%に対しFY2025実績が13.4%と若干下回っており、営業利益率10.8%も目標12.0%に向けた改善余地を残している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 農薬分野118億円(売上比37%)と肥料・バイオスティミュラント分野200億円(同63%)の2本柱で成り立っている。
- 2顧客: 農業従事者・施設園芸農家を最終顧客とし、丸善薬品産業等の農業資材流通網を主要販売チャネルとする。
- 3価値提案: 化学農薬から天然由来グリーンプロダクツ・バイオスティミュラントまでフルラインで「儲かる農業」を総合提案する。
- 4地域構成: 国内市場が主軸だが、東南アジア・欧州子会社を通じた海外売上が拡大し、円安が連結業績を下支えする。
Risks · リスク要因
- 1国内農業市場の構造的縮小: 農業従事者の高齢化・後継者不足により国内市場が漸減傾向にあり、成長余地が制限されるリスクがある。
- 2法規制変更リスク: 農薬・肥料登録制度の改正や「みどりの食料システム戦略」の規制強化で、既存製品の販売継続や追加試験費用が発生する可能性がある。
- 3地政学・原材料コストリスク: ウクライナ情勢や中東情勢による原材料・エネルギー価格高騰が製造コストを押し上げ、利益率を圧迫する懸念がある。
- 4固定資産・のれん減損リスク: 海外子会社取得に伴うのれんを含む多額の固定資産を保有しており、業績悪化時に減損処理が発生する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1グリーンプロダクツ特化: 有機JAS適合・使用回数無制限の天然由来農薬「サフオイル」「カリグリーン」等を自社開発し、規制強化潮流に先行対応している。
- 2バイオスティミュラントのグローバルブランド: 「アトニック」等を欧州・アジアで展開し、スペイン・オランダの研究子会社で知見を蓄積・差別化している。
- 3研究開発投資の継続: 中期計画でR&Dへの集中投資を明示し、プロバイオポニックスやAI活用スマート農業「アグリオいちごマスター」等の独自技術を育成中である。
- 4営業CF創出力: FY2025営業CFは49億円(対売上比約15%)と高水準で、有利子負債削減と研究開発投資を同時に賄える財務的体力を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画(2024-2026年)の数値目標: 最終年度に連結営業利益率12.0%・ROE13.8%の達成を掲げ、研究開発への集中投資を継続する方針である。
- 2グリーンプロダクツ・バイオスティミュラント拡大: 天然由来農薬とバイオスティミュラントを成長ドライバーと位置付け、国内外での製品ラインアップ拡充を加速する。
- 3スマート農業の普及: AI・センシング技術活用の施設園芸向けサービス「アグリオいちごマスター」を展開し、2030年の「あるべき姿」に向けて施設園芸分野での省力化を推進する。
- 4グローバルシナジーの追求: 欧州(オランダ・スペイン)・東南アジアの関連会社との連携を深め、グループ各社の製品を相互の販路で展開しグローバル売上比率を高める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績ハイライト: 売上高319億50百万円(+7.3%)・営業利益34億50百万円(+10.8%)・純利益23億27百万円(+12.0%)と全指標で増収増益を達成した。
農薬分野での主力品好調: 国内で「オンコル」「オリオン」「ダニサラバ」が好調、海外でも「オンコル」が東南アジア向けに伸長し農薬分野売上は118億円(+6.4%)となった。
肥料・バイオスティミュラント分野が牽引: 「ポテトール」「養液土耕肥料」等が大幅伸長し同分野売上は200億円(+7.8%)となり、子会社旭化学工業も前年比大幅増収を記録した。
財務健全化と株主還元: 長期借入金を10億57百万円圧縮し純資産は199億56百万円(+28億52百万円)に拡大、配当金8億62百万円の支払いと自己株式取得1億97百万円を実施した。
02
業績推移
売上高
320億円▲7.3%FY25
営業利益
34.5億円▲10.8%FY25
純利益
23.3億円▲12.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 219 | 203 | 227 | 270 | 290 | 298 | 320 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 33.5 | 37.7 | 31.1 | 34.5 |
| 経常利益 | 8.4 | 13.5 | 19.9 | 33.9 | 38.0 | 32.4 | 35.8 |
| 純利益 | 0.0 | 8.4 | 14.6 | 22.6 | 24.9 | 20.8 | 23.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 297 | 288 | 283 | 310 | 340 | 347 | 373 |
| 純資産 (自己資本) | 68.1 | 76.3 | 91.0 | 119 | 149 | 171 | 200 |
| 自己資本比率 (%) | 22.9 | 26.5 | 32.1 | 38.5 | 43.7 | 49.3 | 53.5 |
| 現金及び預金 | 33.3 | 35.3 | 35.1 | 33.7 | 37.2 | 44.8 | 45.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 23.9 | 19.4 | 36.0 | 14.2 | 17.9 | 37.6 | 49.0 |
| 投資CF | ▲4.6 | ▲2.6 | 2.2 | ▲5.7 | ▲5.9 | ▲5.6 | ▲15.4 |
| 財務CF | ▲8.9 | ▲13.4 | ▲39.4 | ▲10.3 | ▲10.5 | ▲24.8 | ▲33.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
230.39
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
13.4%
自己資本利益率
ROA
6.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
170人
平均年齢
42.4歳
平均勤続
8.6年
単体 平均年収
700万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
90.00円+35
配当性向
32.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
40
FY21
45
FY22
45
FY23
55
FY24
55
FY25
90
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。