デ
デクセリアルズ株式会社
デクセリアルズカブシキガイシャ上場化学4980EDINET: E31633Dexerials Corporation
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
1104億円
4.94%営業利益 (FY25)
397億円
24.62%経常利益 (FY25)
394億円
27.41%純利益 (FY25)
277億円
22.87%総資産
1518億円
8.16%自己資本比率
63.2%
—ROE
30.6%
1.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
デクセリアルズは、異方性導電膜(ACF)や反射防止フィルム、光学弾性樹脂などの高機能材料・部品を開発・製造・販売する素材メーカーである。売上の大半はスマートフォン・タブレット・ノートPC向けの光学材料部品事業(売上高506億円)と電子材料部品事業(同604億円)の2セグメントで構成され、顧客の製品設計段階から仕様を取り込む「デザイン・イン」「スペック・イン」戦略により参入障壁の高いポジションを構築している。FY2025は売上高1,104億円(前期比+4.9%)、事業利益381億円(同+11.7%)、ROE30.6%と高収益体質を維持した。中期経営計画2028「進化の実現」では2029年3月期に売上高1,500億円・事業利益500億円・ROE25%程度を目標に掲げ、自動車向けディスプレイ部材やデータセンター向け光トランシーバー用光半導体(フォトニクス)など成長領域の売上構成比を現状の約20%から30%へ引き上げることを最重要施策と位置付けている。コンシューマーIT依存からの脱却と高付加価値製品の深掘りを両輪に、高水準のROEとDOEを軸とした株主還元も継続する方針である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 光学材料部品(売上比46%)と電子材料部品(同55%)の2セグメントで、高付加価値の機能性材料・部品を世界に供給している。
- 2顧客: スマートフォン・PC向けディスプレイメーカーが主軸で、日東電工・レスターが主要販売先として上位を占めている。
- 3価値提案: 顧客の設計段階から関与する「デザイン・イン」「スペック・イン」戦略により代替困難な素材ポジションを確保している。
- 4コスト構造: 国内を中心とした自社工場での見込み生産体制を採用し、DXによるスマートファクトリー化で生産性向上を推進している。
Risks · リスク要因
- 1コンシューマーIT集中リスク: スマートフォン・PC向け売上比率が依然高く、端末需要の急減や主要顧客の仕入先切り替えが業績を直撃する可能性がある。
- 2事業ポートフォリオ転換の遅れ: 自動車・フォトニクスの成長領域構成比が約20%にとどまり、転換加速が想定より遅れた場合の収益影響が大きい。
- 3為替・地政学リスク: 売上の相当部分が海外向けであり、円安恩恵の反転や米国関税・中国規制強化が収益を押し下げるリスクがある。
- 4技術陳腐化リスク: 主力製品に代替技術が開発された場合や顧客の設計変更により採用が外れた場合、売上・利益が急減する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1差異化技術の蓄積: 粒子整列型ACFや反射防止フィルムなど独自材料技術が高い参入障壁を形成し、競合他社からのシェア防衛につながっている。
- 2高収益体質: FY2025の事業利益率は34.5%、ROEは30.6%と同業材料メーカーを大幅に上回る収益水準を継続的に維持している。
- 3顧客への深いエンベッド: 設計段階からスペックを取り込む営業手法により、モデルチェンジごとに採用継続される粘着性の高い顧客関係を構築している。
- 4フォトニクスという次の柱: データセンター向け光トランシーバー用製品で新規顧客への出荷を開始し、AI投資拡大の恩恵を享受できる体制を整えつつある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高1,500億円の達成: 中期経営計画2028で2029年3月期に売上高1,500億円・事業利益500億円・EBITDAマージン43.0%を目指す。
- 2成長領域比率30%へ引き上げ: 自動車・フォトニクス分野の売上構成比を2024年3月期の約20%から2029年3月期に30%まで拡大する計画である。
- 3設備投資の積み増し: FY2025の投資キャッシュアウトは223億円と前期比+110億円増加し、鹿沼事業所のACF拡張とフォトニクス増産を並行推進している。
- 4資本効率と株主還元の両立: DOE導入により安定配当を確保しつつ、ROE25%程度の高水準維持と自己株式取得を組み合わせた資本政策を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,104億円(前期比+4.9%)、親会社帰属純利益277億円(同+22.9%増)と過去最高水準の利益を更新した。
電子材料部品事業が牽引: 粒子整列型ACFの中国・韓国向け拡大と表面実装型ヒューズ回復により、同セグメントの事業利益は前期比+24.9%の235億円に達した。
フォトニクス新規顧客獲得: データセンター向け光トランシーバー用製品で新規顧客への出荷を開始し、AI関連需要の取り込みが本格化し始めた。
IFRS移行と株式分割: FY2025よりIFRSを適用し、2024年10月に1株につき3株の株式分割を実施して流動性向上を図った。
02
業績推移
売上高
1,104億円▲4.9%FY25
営業利益
397億円▲24.6%FY25
純利益
277億円▲22.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 606 | 577 | 658 | 957 | 1062 | 1052 | 1104 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 266 | 323 | 319 | 397 |
| 経常利益 | 39.0 | 43.9 | 108 | 250 | 302 | 309 | 394 |
| 純利益 | 22.8 | 27.3 | 53.3 | 167 | 207 | 226 | 277 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 876 | 863 | 952 | 1288 | 1268 | 1404 | 1518 |
| 純資産 (自己資本) | 491 | 496 | 533 | 646 | 677 | 851 | 959 |
| 自己資本比率 (%) | 56.0 | 57.4 | 56.0 | 50.1 | 53.4 | 60.6 | 63.2 |
| 現金及び預金 | 118 | 138 | 205 | 294 | 295 | 353 | 350 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 78.3 | 96.6 | 132 | 258 | 213 | 284 | 404 |
| 投資CF | ▲65.5 | ▲38.9 | ▲24.7 | ▲124 | ▲94.5 | ▲113 | ▲223 |
| 財務CF | ▲45.6 | ▲36.0 | ▲42.6 | ▲57.8 | ▲125 | ▲107 | ▲213 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
162.04
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
30.6%
自己資本利益率
ROA
18.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectronicMaterialsAndComponents0.1兆51.5%0.02兆35.3%
OpticalMaterialsAndComponents0.1兆48.5%0.02兆31.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,369人
平均年齢
44.3歳
平均勤続
15.0年
単体 平均年収
759万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
188.00円+53
配当性向
28.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
51
FY21
61
FY22
90
FY23
95
FY24
135
FY25
188
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。