大
大成ラミックグループ株式会社
タイセイラミックグループカブシキガイシャ上場化学4994EDINET: E01058Taisei Lamick Group Head Quarter & Innovation Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
309億円
10.06%営業利益 (FY25)
23.7億円
46.30%経常利益 (FY25)
24.0億円
45.10%純利益 (FY25)
16.9億円
56.00%総資産
342億円
4.51%自己資本比率
73.5%
—ROE
6.9%
2.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大成ラミックグループは液体充填用包装フィルムと充填機械の両方を自社で製造・販売できる国内唯一のメーカーである。売上高の約87%を占める包装フィルム部門を軸に、残り13%の包装機械部門がフィルムの販売を補完するビジネスモデルを持つ。主力の液体充填用フィルムは醤油・ソース・飲料等の小袋包装向けに安定した需要を持ち、顧客の生産ラインにフィルムと機械をセットで提供することで高い顧客囲い込み効果を発揮している。FY2025は前期に発生した在庫調整の反動回復と価格改定の浸透、さらに円安による海外事業の増収効果が重なり、売上高309億円(+10.1%)・営業利益24億円(+46.3%)・純利益17億円(+56.0%)と大幅増益を達成した。財務面では総資産342億円に対し純資産252億円と自己資本比率が高く、借入依存度は低い。中長期戦略として国内利益最大化・海外事業拡大・IoT活用の新サービス・環境対応フィルム開発の4本柱を掲げており、脱炭素・労働力不足という社会課題を事業機会として取り込む方向性を示している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 包装フィルム(売上高268億円・87%)と包装機械(40億円・13%)の2部門で構成され、フィルムが利益の主軸である。
- 2顧客: 食品・飲料メーカー向けに液体小袋包装ソリューションを国内外に提供し、受注残高683億円を積み上げている。
- 3価値提案: フィルムと充填機械を一体で供給できる国内唯一の体制により、顧客の包装工程全体を最適化するソリューションを提供する。
- 4コスト構造: 原材料(樹脂フィルム等)比率が高く、エネルギーコストの変動が利益率に直結するため価格改定と生産効率化が重要である。
Risks · リスク要因
- 1原材料・エネルギー価格の高止まり: 石油由来樹脂フィルムや電力コストが高止まりしており、価格転嫁が遅れた場合に利益率が圧縮されるリスクがある。
- 2為替変動リスク: 海外売上比率が拡大する中、円高に転じた場合は円安効果の剥落により売上・利益が減少に転じる可能性がある。
- 3競合激化と技術革新対応: 多数の軟包装メーカーとの競合が激化しており、環境対応フィルム等の開発ペースが遅れた場合に競争力が低下するリスクがある。
- 4カントリーリスクと地政学リスク: 米州を中心に海外展開を拡大する中、貿易政策の見直しや地政学リスクの顕在化で海外事業が制限される可能性がある。
Strengths · 強み
- 1フィルム+機械の一体供給: 包装フィルムと充填機械の両方を自社開発・製造できる国内唯一の体制が顧客の乗り換えコストを高め継続受注を確保している。
- 2液体小袋包装への集中特化: 醤油・ソース等の小袋包装という成熟ニッチ市場で高シェアを持ち、FSSC22000・ISO14001取得により食品安全規制への対応力が高い。
- 3価格改定の転嫁力: FY2025に価格改定効果が利益に寄与し、営業利益を前年比+46%増と大幅改善させた実績が交渉力の高さを示している。
- 4強固な財務基盤: 自己資本比率が高く有利子負債依存が低いため、設備投資を自己資金で賄える財務的柔軟性がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1国内利益最大化: 価格改定の最適化と徹底したコストダウンを継続し、液体小袋包装分野での営業利益率をさらに向上させることを最優先課題とする。
- 2海外事業の量・質拡大: 主力の米州地域にリソースを集中し、ローカルニーズに合わせた戦略でサプライチェーン最適化を含む海外売上の持続的拡大を図る。
- 3IoT・DXを活用した新サービス創出: 2024年度に開始した包装工程「見える化」サービスを拡販し、デジタル工程管理の普及を通じて新たな収益柱を構築する。
- 4環境対応フィルムの開発: 2050年カーボンニュートラルに向けGHG削減計画を策定中であり、「環境負荷低減」と「生産性・機能性」を両立する新素材フィルムの開発を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益達成: 売上高309億円(+10.1%)、営業利益24億円(+46.3%)、純利益17億円(+56.0%)と、在庫調整一巡と価格改定効果が結実した。
包装機械部門の急回復: 液体充填機の生産高が前年比+43.4%増加し、米州の旺盛な設備投資と円安効果が重なり部門売上高は+18.9%増の40億円となった。
設備投資の加速: 有形固定資産取得支出は186億円規模で、版製造設備や国内生産設備の改修を実施し建設仮勘定が9.1億円増加している。
営業CFが35%増の33億円: 利益拡大と減価償却費13億円の積み上げにより営業キャッシュフローが大幅増加し、現金残高は58億円に増加した。
02
業績推移
売上高
309億円▲10.1%FY25
営業利益
23.7億円▲46.3%FY25
純利益
16.9億円▲56.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 270 | 265 | 259 | 282 | 292 | 280 | 309 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 30.0 | 25.2 | 16.2 | 23.7 |
| 経常利益 | 14.9 | 17.3 | 24.3 | 30.7 | 26.2 | 16.5 | 24.0 |
| 純利益 | 9.8 | 11.1 | 11.3 | 21.6 | 19.2 | 10.8 | 16.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 297 | 291 | 294 | 314 | 314 | 327 | 342 |
| 純資産 (自己資本) | 205 | 208 | 215 | 228 | 234 | 240 | 252 |
| 自己資本比率 (%) | 68.9 | 71.3 | 73.0 | 72.7 | 74.5 | 73.2 | 73.5 |
| 現金及び預金 | 29.9 | 47.2 | 49.6 | 52.8 | 56.7 | 50.9 | 57.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 19.3 | 34.8 | 28.9 | 26.0 | 13.0 | 24.8 | 33.4 |
| 投資CF | ▲6.1 | ▲7.8 | ▲11.9 | ▲7.7 | 10.2 | ▲21.0 | ▲21.4 |
| 財務CF | ▲9.3 | ▲9.7 | ▲14.5 | ▲15.7 | ▲19.7 | ▲10.4 | ▲5.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
268.00
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.9%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
537人
平均年齢
41.1歳
平均勤続
15.0年
単体 平均年収
635万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
113.00円+10
配当性向
31.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
103
FY21
103
FY22
103
FY23
103
FY24
103
FY25
113
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。