フ
フマキラー株式会社
フマキラーカブシキガイシャ上場化学4998EDINET: E01007FUMAKILLALIMITED
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
739億円
9.14%営業利益 (FY25)
26.5億円
10.11%経常利益 (FY25)
25.2億円
9.94%純利益 (FY25)
14.6億円
6.17%総資産
650億円
4.18%自己資本比率
42.7%
—ROE
6.0%
0.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フマキラーは殺虫剤を中核に家庭用品・園芸用品を展開する消費財メーカーであり、東南アジア8カ国・欧州イタリア2社・その他70カ国超の販売網を持つグローバル企業である。FY2025売上高は739億円と前年比9.1%増を記録し、2019年の412億円から6年間で約1.8倍に成長した。成長を牽引したのは海外セグメントで、東南アジアが前期比18.1%増の318億円、欧州が同19.5%増の116億円と二桁成長を続けている。一方、国内日本セグメントは越境EC売上の減少や除草剤需要の鈍化などにより前期比3.3%減の282億円にとどまり、セグメント損失が7億円と収益面の足を引っ張っている。営業利益は26億円(営業利益率3.6%)、経常利益は目標29億円に対して25億円と13%下振れしており、収益性の改善が課題となっている。ROEは6.0%と低水準で、借入金残高が164億円まで増加しているため、財務レバレッジにも注意が必要である。広島工場内に研究開発棟「ブレーンズ・パーク広島」を建設中であり、2026年3月期は売上高771億円・経常利益30億円を見込んでいる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 殺虫剤が主軸で、家庭用品・園芸用品・防疫剤を加えた4カテゴリーが売上高739億円を構成する。
- 2顧客: 国内小売・ドラッグストアおよび東南アジア・欧州・中南米など世界約70カ国の一般消費者・防疫機関に販売する。
- 3価値提案: 感染症対策・害虫駆除に特化した高効力製品を各国市場に最適化して提供し、生活安全ニーズを満たす。
- 4地域構成: 国内38.2%・東南アジア43.0%・欧州15.7%・その他3.0%と海外比率62.6%で成長を稼ぐ構造である。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 海外売上462億円(比率62.6%)を持ち、円安恩恵の反転や現地通貨安が連結業績を直撃する構造的脆弱性がある。
- 2原材料高騰: 溶剤・噴射剤・鋼材(缶)など主要原材料が国際商品価格や為替に連動し、製造原価を押し上げる可能性がある。
- 3国内セグメントの赤字常態化: 越境EC縮小・競争激化によりFY2025の日本セグメント損失は7億円に拡大し、収益改善の見通しが不透明である。
- 4多国間法規制リスク: 9カ国以上で医薬品・農薬規制が適用され、規制改正や違反時の操業停止・罰則が業績に重大な影響を与え得る。
Strengths · 強み
- 1海外展開の厚み: 東南アジア8カ国に自社製造拠点、欧州にイタリア2社を持ち、現地生産・販売の一貫体制が競合障壁となっている。
- 2ブランド認知と感染症需要: マラリア・デング熱対策需要が旺盛な赤道付近で「FUMAKILLA」ブランドが長年定着し、代替が困難である。
- 3新製品開発力: 国内の初年度新製品売上寄与率が目標15%を大幅上回る24.2%を達成し、継続的な商品革新が確認できる。
- 4エステーとの資本業務提携: 営業・開発・生産・海外の各分野で連携し、単独では得られないスケールメリットとシナジーを享受している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1海外基盤強化: 東南アジア・欧州子会社間のグループシナジーを高め、2026年3月期に売上高771億円・経常利益30億円を目指す。
- 2研究開発拠点の拡充: 広島工場内「ブレーンズ・パーク広島」の研究開発棟を整備し、ウイルス・細菌・アレルゲン対策など新領域商品を創出する。
- 3外来生物・感染症対策の先進化: ヒアリ・抵抗性トコジラミなど外来害虫への対策製剤開発で官公庁と連携し、公共防疫市場を開拓する。
- 4収益体質の改善: 商品アイテム見直し・製造原価低減・在庫適正化・広告販促費の効率化により、低水準のROE6.0%を引き上げる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高739億円(前期比+9.1%)を達成したが、経常利益25億円は目標29億円を13.1%下回り、国内越境EC縮小が主因となった。
東南アジアセグメントが前期比18.1%増の318億円、欧州が同19.5%増の116億円と海外二極が二桁成長し全体を牽引した。
2025年3月にサステナビリティ推進委員会を設置し、気候変動を含むESGガバナンス体制を本格整備した。
借入金残高が前期末比13.8億円増の164億円に拡大し、短期借入金の純増が12.9億円に上るなど財務レバレッジが高まっている。
02
業績推移
売上高
739億円▲9.1%FY25
営業利益
26.5億円▲10.1%FY25
純利益
14.6億円▲6.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 412 | 445 | 485 | 527 | 617 | 677 | 739 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 21.8 | 18.9 | 24.0 | 26.5 |
| 経常利益 | 13.3 | 20.2 | 38.5 | 25.4 | 23.1 | 28.0 | 25.2 |
| 純利益 | 6.9 | 7.7 | 23.2 | 13.9 | 6.7 | 13.8 | 14.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 422 | 398 | 462 | 545 | 574 | 624 | 650 |
| 純資産 (自己資本) | 170 | 172 | 198 | 212 | 229 | 256 | 277 |
| 自己資本比率 (%) | 40.4 | 43.1 | 42.9 | 38.8 | 39.9 | 41.1 | 42.7 |
| 現金及び預金 | 44.6 | 56.5 | 59.8 | 60.1 | 62.1 | 81.7 | 93.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲13.2 | 58.8 | 62.9 | ▲11.8 | 0.7 | 43.3 | 18.1 |
| 投資CF | ▲17.7 | ▲8.8 | ▲29.0 | ▲45.3 | ▲11.7 | ▲12.2 | ▲15.5 |
| 財務CF | 12.3 | ▲38.4 | ▲31.0 | 55.5 | 8.2 | ▲17.7 | 2.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
88.77
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.0%
自己資本利益率
ROA
2.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Europe0.0兆15.7%0.00兆4.2%
Japan0.0兆38.2%▲0.00兆-2.5%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆3.0%0.00兆2.9%
SoutheastAsia0.0兆43.0%0.00兆7.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
242人
平均年齢
41.4歳
平均勤続
14.0年
単体 平均年収
631万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
22.00円
配当性向
35.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
20
FY21
24
FY22
22
FY23
22
FY24
22
FY25
22
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。