ニ
ニチレキグループ株式会社
ニチレキグループカブシキガイシャ上場石油・石炭製品5011EDINET: E01077NICHIREKI GROUP CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 石油・石炭製品
売上高 (FY25)
757億円
2.59%営業利益 (FY25)
62.7億円
4.14%経常利益 (FY25)
70.5億円
10.28%純利益 (FY25)
48.5億円
8.02%総資産
1124億円
18.17%自己資本比率
68.8%
—ROE
6.4%
0.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ニチレキグループ株式会社は、アスファルト応用加工製品の自社開発・製造と道路舗装工事の施工を一体的に手がける道路インフラ専業グループである。売上の約66%を道路舗装事業、約34%をアスファルト応用加工製品事業が占め、防災・減災・国土強靭化対策を追い風に安定した公共事業需要を享受している。FY2025は売上高757億円(前期比+2.6%)、営業利益63億円(同+4.1%)、経常利益70億円(同+10.3%)と増収増益を達成し、中期経営計画「しなやか2025」の最終年度数値目標(売上800億円・営業利益70億円)にほぼ肉薄した。2024年10月には持株会社体制へ移行し商号をニチレキグループ株式会社に変更するとともに、茨城県つくばみらい市に次世代生産物流拠点「つくばビッグシッププロジェクト」を推進中で、設備投資が急拡大している。長期借入金の大幅増(+161億円)により自己資本比率は78.7%から68.8%に低下したが、手元現金316億円を維持し財務基盤は依然厚い。インド合弁設立など海外展開も始動しており、成熟国内市場からの多角化と脱炭素対応製品の普及が次の成長軸となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: アスファルト応用加工製品の自社製造販売(売上比34%)と道路舗装工事の施工請負(同66%)を一体運営する。
- 2顧客: 国・地方自治体の公共事業が道路舗装事業の主要顧客であり、公共予算動向が業績を左右する構造である。
- 3価値提案: 長寿命・高性能・低CO2の自社開発製品と工法をセットで提案し、単なる施工業者との差別化を図る。
- 4コスト構造: 主原材料ストレートアスファルトは原油依存度が高く、原油価格変動が製品原価と利益率に直結する。
Risks · リスク要因
- 1原材料価格リスク: 主原料ストレートアスファルトが原油依存であり、原油高騰時に販売価格転嫁が遅れれば利益率が急速に悪化する。
- 2公共事業予算依存: 道路舗装事業売上の大部分が公共事業であり、財政悪化や予算削減が生じれば売上・受注が直撃を受ける。
- 3投資拡大による財務リスク: つくばビッグシッププロジェクトで有形固定資産取得支出が121億円に達し、長期借入金残高が急増している。
- 4法的規制・コンプライアンスリスク: 建設業法・独占禁止法等の規制を受け、行政処分や談合認定が生じれば事業継続に重大影響を及ぼす。
Strengths · 強み
- 1垂直統合モデル: 材料開発・製造から施工まで自社完結できるため、競合他社に対し技術的な参入障壁と利益源の重層化を実現している。
- 2高付加価値製品群: 「長寿命化・高性能化」製品の設計受注を推進し、価格競争から距離を置いた収益構造を維持している。
- 3強固な財務基盤: FY2025末の純資産773億円・自己資本比率68.8%(前期78.7%)で、大型投資後もレバレッジは低水準に留まる。
- 4国土強靭化の恩恵: 政府の防災・減災予算が高水準で継続される中、道路インフラ専業として需要の安定的な取り込みが可能である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期計画「しなやか2025」の完遂: 最終年度目標の売上800億円・営業利益70億円に向け、高付加価値製品の設計受注と原価管理を継続する。
- 2つくばビッグシッププロジェクト: 茨城県つくばみらい市に先進的生産物流拠点を建設し、脱炭素対応と生産効率向上を同時に実現する。
- 3海外展開の本格化: インド合弁会社を設立し、成長市場でのアスファルト関連ビジネスを開拓して国内依存からの分散を図る。
- 4脱炭素目標の達成: 2030年度までにScope1+2の温室効果ガス排出量を2013年度比50%削減、2050年バリューチェーン全体ネットゼロを目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高757億円(+2.6%)、経常利益70億円(+10.3%)、純利益48億円(+8.0%)と4指標すべてで増収増益を達成した。
持株会社体制への移行: 2024年10月1日付で会社分割により持株会社化し、商号をニチレキグループ株式会社に変更した。
大型設備投資の実行: 投資CFは前期比223%増の124億円支出となり、つくばビッグシッププロジェクト向けに長期借入180億円を調達した。
自己株式取得の進捗: 自己株式取得のための預託金24億円を計上し、株主還元姿勢を強化しながら配当金も20億円を支払った。
02
業績推移
売上高
757億円▲2.6%FY25
営業利益
62.7億円▲4.1%FY25
純利益
48.5億円▲8.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 629 | 667 | 715 | 780 | 784 | 738 | 757 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 85.7 | 75.7 | 60.2 | 62.7 |
| 経常利益 | 57.3 | 62.2 | 95.7 | 93.1 | 81.0 | 63.9 | 70.5 |
| 純利益 | 35.9 | 18.2 | 63.6 | 68.1 | 62.8 | 44.9 | 48.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 703 | 715 | 827 | 884 | 915 | 951 | 1124 |
| 純資産 (自己資本) | 529 | 528 | 620 | 681 | 725 | 748 | 773 |
| 自己資本比率 (%) | 75.2 | 73.9 | 75.0 | 77.0 | 79.2 | 78.7 | 68.8 |
| 現金及び預金 | 184 | 172 | 231 | 271 | 247 | 254 | 316 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 54.2 | 32.0 | 91.0 | 77.4 | 65.6 | 73.9 | 49.0 |
| 投資CF | ▲54.8 | ▲33.5 | ▲56.9 | ▲23.6 | ▲58.3 | ▲38.5 | ▲125 |
| 財務CF | ▲8.5 | ▲10.3 | 25.1 | ▲14.3 | ▲31.2 | ▲28.2 | 137 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
164.90
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.4%
自己資本利益率
ROA
4.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AsphaltAppliedProcessedProducts0.0兆34.1%0.00兆18.9%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.4%0.00兆76.3%
RoadPavement0.0兆65.5%0.00兆8.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
104人
平均年齢
44.4歳
平均勤続
14.2年
単体 平均年収
701万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
110.00円+5
配当性向
103.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
34
FY21
38
FY22
42
FY23
50
FY24
105
FY25
110
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。