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株式会社MORESCO

カブシキガイシャモレスコ上場石油・石炭製品5018EDINET: E01083
MORESCO Corporation
決算期: 02月期
業種: 石油・石炭製品
売上高 (FY25)
344億円
7.80%
営業利益 (FY25)
13.9億円
13.55%
経常利益 (FY25)
18.2億円
0.27%
純利益 (FY25)
10.1億円
21.04%
総資産
383億円
3.36%
自己資本比率
65.3%
ROE
4.8%
1.80%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

MORESCOは「境界領域(摩擦・磨耗等)」に特化した特殊潤滑油・ホットメルト接着剤・素材(流動パラフィン等)を主力とする研究開発型の化学品専業メーカーである。国内に加え中国・東南アジア・北米に生産販売拠点を展開し、海外売上比率は42.1%(FY2025)に達している。FY2025(2025年2月期)は売上高344億円(前期比+7.8%)・営業利益14億円(+13.6%)と増収増益を達成したが、為替差益縮小や持分法投資利益の減少が響き、純利益は10億円(△21.1%)と落ち込んだ。第10次中期経営計画(2024〜2026年度)では売上380億円・営業利益27億円・ROE8%を最終目標に掲げ、サステナビリティ適合製品「MORESCO Green SX(MGS)」の売上比率40%達成、半導体向けPFASフリー潤滑剤やペロブスカイト太陽電池封止材といった次世代事業の育成、ROIC管理による資本収益性改善を推進している。2024年度には北米のCROSS TECHNOLOGIES N.A. INC.を連結子会社化し、北米売上が+52.7%と急増したが、統合シナジーの実現には時間を要しており、収益貢献は今後の課題である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 特殊潤滑油が中核で、ホットメルト接着剤・素材(流動パラフィン等)を加えた化学品事業が売上344億円のほぼ全てを占める。
  • 2顧客: 自動車・半導体・衛生材料・電子部品メーカー等に産業用機能性化学品をグローバルに供給する。
  • 3価値提案: 境界領域の独自合成技術と研究開発力で、顧客プロセスの摩擦低減・高機能化・環境対応を同時に実現する。
  • 4地域構成: 日本63%・東南/南アジア20%・中国11%・北米6%の4極体制で、海外比率42.1%まで拡大している。
Risks · リスク要因
  • 1原材料価格変動: 原料の大半が原油・ナフサ連動品であり、資源価格の高止まりや調達先の事業統廃合が収益を直撃するリスクがある。
  • 2海外地政学リスク: 海外売上比率42.1%に対し、米中摩擦・トランプ関税・中国景気減速・中東情勢が業績に直接影響し得る不確実性が高い。
  • 3生産拠点集中リスク: ハードディスク表面潤滑剤は本社・研究センター、流動パラフィンは千葉工場のみで生産しており、災害・事故時に供給が停止しやすい。
  • 4収益性の低さと目標乖離: FY2025のROE4.8%は目標8%を大きく下回り、ホットメルト接着剤の採算悪化と北米統合遅延が2026年度目標達成の障壁となっている。
Strengths · 強み
  • 1境界領域の合成技術: ハードディスク表面潤滑剤や高温用合成潤滑油など代替困難なニッチ製品を自社合成設備(赤穂・千葉工場)で量産できる。
  • 2研究開発型の差別化: 売上高研究開発費比率が高く、生成AI活用(モレスコ・インフォマティクス)でホットメルト開発を加速する体制を構築している。
  • 3MGS製品による付加価値転換: ライフサイクル評価で認定したMGS製品の売上比率を高め、価格競争から脱却する製品ポートフォリオ戦略を推進している。
  • 4アジア・北米の生産販売拠点: タイ・インドネシア・中国・米国に現地法人を持ち、自動車生産台数増加の恩恵を直接取り込める地域密着体制を有する。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 12026年度数値目標: 売上高380億円・営業利益27億円・経常利益30億円・ROE8%水準・MGS製品売上比率40%を第10次中計最終年度の目標とする。
  • 2製品ポートフォリオ高度化: 特殊潤滑油事業部を統合し、半導体向けPFASフリー潤滑剤開発とMGS製品のグローバル展開を加速する。
  • 3次世代事業の創出: ライフサイエンス(ナノエマルジョン・オートファジー活性化薬)とペロブスカイト太陽電池用封止材の事業化を2030年以降の成長軸に育成する。
  • 4海外成長市場の深耕: タイ・中国のR&D体制強化と北米CROSS TECHNOLOGIESのグローバル展開で、東南/南アジア・北米・中国の3極での売上拡大を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高344億円(+7.8%)・営業利益14億円(+13.6%)を達成したが、純利益は為替差益消滅と持分法利益減少で10億円(△21.1%)に落ち込んだ。
北米子会社の連結化: CROSS TECHNOLOGIES N.A. INC.の取得(前期)により北米売上が21億円(+52.7%)へ急拡大したが、統合シナジー遅延で北米セグメント利益は△41.1%と悪化した。
MGS製品比率拡大と広域認定取得: サーキュラーエコノミー対応として2025年1月に広域認定事業者に認定され、マテリアルリサイクル推進が具体的な進捗を見せた。
中計1年目は目標未達: FY2025の営業利益14億円は目標17.5億円を下回り、2026年度目標27億円達成には残り2年で収益性を約2倍に高める必要がある。
02

業績推移

売上高
344億円7.8%FY25
0100200300400FY20FY22FY24
営業利益
13.9億円13.6%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
純利益
10.1億円21.0%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
050100150200FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高288271245273303319344
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益14.35.212.313.9
経常利益22.015.710.320.110.518.318.2
純利益14.47.85.218.16.112.810.1
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産283281277290320371383
純資産 (自己資本)178182182206212231250
自己資本比率 (%)62.964.765.670.866.362.465.3
現金及び預金29.332.136.836.541.955.755.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF26.017.720.923.35.229.327.5
投資CF▲20.6▲15.9▲6.66.0▲11.7▲42.5▲12.1
財務CF▲9.50.8▲10.2▲29.412.328.2▲16.8
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
110.47
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
4.8%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

China0.010.9%0.00兆5.7%
Japan0.063.0%0.00兆4.0%
NorthAmerica0.06.1%0.00兆5.1%
SoutheastSouthAsia0.020.0%0.00兆3.2%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
372
平均年齢
44.3
平均勤続
14.5
単体 平均年収
690万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1松村石油株式会社1.1百万株11.60%
#2コスモ石油ルブリカンツ株式会社0.5百万株5.40%
#3MORESCO従業員持株会0.4百万株4.60%
#4日本曹達株式会社0.4百万株3.90%
#5スターライト工業株式会社0.3百万株3.50%
#6株式会社みずほ銀行0.3百万株2.70%
#7株式会社三菱UFJ銀行0.3百万株2.70%
#8大阪中小企業投資育成株式会社0.2百万株2.20%
#9島貿易株式会社0.2百万株1.70%
#10協同油脂株式会社0.2百万株1.70%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
65.00
配当性向
55.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
75
FY21
55
FY22
60
FY23
60
FY24
65
FY25
65
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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