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株式会社マーキュリー

カブシキガイシャマーキュリー上場情報・通信業5025EDINET: E37397
MERCURY Inc.
決算期: 02月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
17.6億円
22.69%
営業利益 (FY25)
1.7億円
198.25%
経常利益 (FY25)
1.7億円
183.05%
純利益 (FY25)
1.3億円
164.58%
総資産
11.9億円
24.68%
自己資本比率
74.9%
ROE
15.8%
9.22%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社マーキュリーは、30年以上にわたって三大都市圏の新築マンション情報を収集し、64,956棟・284万戸超の不動産データベースを構築してきた不動産テック企業である。GA technologiesの子会社として、新築マンション事業者向けのSaaS型マーケティングシステム「サマリネット・リアナビ」(プラットフォーム事業)と、不動産仲介業者向けパンフレット画像等のデータダウンロードサービス、さらにデジタルマーケティング事業の3軸で収益を得ている。FY2025(2025年2月期)は売上高17.6億円(前期比+22.7%)、営業利益1.7億円(同+199.5%)と大幅増収増益を達成した。背景には、中古マンション領域での大型ショット収益の計上と、リクルートとの取引急拡大(売上の14.9%)がある。新築マンション供給ランキング上位20社全社への導入実績を誇る一方、事業規模は売上18億円・従業員数十名規模の小型企業であり、親会社への依存や特定顧客集中、新株予約権の潜在希薄化(発行済株式の10.72%)などの構造リスクも内包する。ARR積み上げによる安定収益とショット収益の組み合わせで収益性を高めつつ、中古マンション領域の顧客拡大と新サービス開発を成長ドライバーとして位置づけている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 月額課金SaaS(サマリネット・リアナビ)によるARR積み上げと、仲介業者向け従量課金データ販売、デジタル広告代理の3本柱で構成される。
  • 2顧客: 新築マンションデベロッパー上位20社全社を含む事業者と、3,208社の不動産仲介業者に提供している。
  • 3価値提案: 30年超で蓄積した約65,000棟・284万戸のデータベースをAI・画像解析と組み合わせ、用地仕入・査定・営業資料作成を効率化する。
  • 4コスト構造: SaaS型は変動費が少なくARR拡大が営業利益に直結する高レバレッジ構造であり、開発費はソフトウエア資産計上で平準化される。
Risks · リスク要因
  • 1特定顧客・業界への集中リスク: 売上の大半が不動産業界向けであり、リクルートへの依存度が14.9%に達するため、業況悪化や契約変更が業績に直撃する。
  • 2ショット収益の再現性リスク: FY2025の大幅増益は大型ショット収益が主因であり、翌期以降に同水準の非経常的収益が継続しない場合、利益が急減する可能性がある。
  • 3株式希薄化リスク: 発行済株式総数に対し潜在株式が10.72%相当の新株予約権が存在し、行使時に既存株主の1株当たり価値が希薄化する構造リスクを持つ。
  • 4親会社との利益相反リスク: GA technologiesが議決権の過半数を保有しており、グループ間取引の公正性確保の仕組みが機能しない場合、少数株主利益が損なわれ得る。
Strengths · 強み
  • 1参入障壁の高さ: 30年以上かけて蓄積したパンフレット画像68万タイプ等は過去遡及収集が困難で、新規競合の参入をほぼ阻止できる希少資産である。
  • 2圧倒的な市場浸透率: 新築マンション供給ランキング上位20社中20社全社が「サマリネット・リアナビ」を導入しており、業界標準ツールの地位を確立している。
  • 3SaaS転換による収益安定性: 従来のCS型からSaaS型へのリプレイスが完了し、ARRベースのリカーリング収益が積み上がり収益の予測可能性が向上している。
  • 4親会社シナジー: GA technologiesグループとの連携により、リクルート等大型顧客との取引が急伸し、FY2025に売上比14.9%(2.6億円)を占めるに至った。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1ARRのライセンス追加・アップセルによる拡大: 既存顧客へのライセンス追加とARPU向上に注力し、非SaaS商材(賃貸サマリ・統計サマリ等)のSaaS移行を順次推進する。
  • 2中古マンション領域の顧客基盤拡大: 三大都市圏の約74,000業者のうち中古仲介積極層へのアプローチを強化し、現在3,208社の契約社数を引き上げることを目指す。
  • 3新規コンテンツ・サービス開発への継続投資: 顧客ニーズに基づくデータダウンロードサービスの拡張と新規サービス開発により、リカーリング収益源の多様化を図る。
  • 4デジタルマーケティング事業でのCGM広告強化: CGM広告取り扱いを拡大し、リスティング広告依存から脱却することで同事業の収益安定性と成長性を高める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は売上高17.6億円(前期比+22.7%)、営業利益1.7億円(同+199.5%)と過去最高水準の増益を達成し、純利益1.3億円(同+161.6%)となった。
中古マンション領域での大型ショット収益が業績を牽引し、プラットフォーム事業全体の売上高が前期比+31.8%と大きく成長した。
リクルートとの取引が急拡大し、FY2025の売上構成比が前期0.8%(0.1億円)から14.9%(2.6億円)へと急上昇した。
自己株式取得を4,586万円実施しつつも期末現金は6.8億円(前期比+2.4億円)と財務健全性を維持し、ROEは15.8%を達成した。
02

業績推移

売上高
17.6億円22.7%FY25
05101520FY20FY22FY24
営業利益
1.7億円198.2%FY25
00.61.31.92.5FY20FY22FY24
純利益
1.3億円164.6%FY25
00.40.81.11.5FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0100200300400FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高12.613.412.613.714.214.417.6
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益2.01.40.61.7
経常利益0.30.50.61.91.40.61.7
純利益0.10.50.41.30.90.51.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産5.65.96.110.49.79.511.9
純資産 (自己資本)0.91.41.87.07.17.68.9
自己資本比率 (%)15.823.130.167.873.280.374.9
現金及び預金2.32.36.34.84.56.8
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF0.81.02.21.10.63.4
投資CF1.1▲0.6▲0.6▲1.2▲0.7▲0.3
財務CF▲0.8▲0.42.5▲1.4▲0.3▲0.7
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
48.81
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
15.8%
自己資本利益率
ROA
10.7%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
63
平均年齢
41.2
平均勤続
10.1
単体 平均年収
713万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社GA technologies1.4百万株55.38%
#2株式会社JINX0.3百万株12.29%
#3森山 一郎0.1百万株4.27%
#4伊藤 修一0.1百万株3.05%
#5大寺 利幸0.0百万株1.61%
#6島田 佳明0.0百万株1.16%
#7株式会社SBI証券0.0百万株1.07%
#8BARCLAYS CAPITAL SECURITIES LIMITED(常任代理人 バークレイズ証券株式会社)0.0百万株0.64%
#9野村證券株式会社0.0百万株0.62%
#10モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 0.0百万株0.59%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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