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株式会社トリプルアイズ

カブシキガイシャトリプルアイズ上場情報・通信業5026EDINET: E37458
決算期: 08月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
57.1億円
29.54%
営業利益 (FY25)
-0.6億円
258.97%
経常利益 (FY25)
0.6億円
27.66%
純利益 (FY25)
-3.4億円
546.75%
総資産
48.5億円
1.48%
自己資本比率
34.4%
ROE
0.6%
12.40%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社トリプルアイズは「テクノロジーに想像力を載せる」を経営理念に掲げ、AIソリューション事業(AIインテグレーション・AIプロダクト・エンジニアリング)とGPUサーバー事業の2軸で成長を追求する東証上場の中小AIベンチャーである。2023年にGPUサーバー子会社ゼロフィールドを、2024年7月にはトヨタグループとの取引基盤を持つ自動車設計会社BEXを相次いでM&Aし、売上高は2019年15億円から2025年57億円へと6年間で約3.8倍に拡大した。FY2025は売上高57億円(前年比+29.5%)を達成したが、税制改正によるGPUマイニングマシン市場の急変で棚卸評価損278百万円を特別損失として計上し、純損失3億円・ROE0.6%にとどまった。一方、ゲームカード・ジョイコホールディングスへの第三者割当増資により純資産比率は17.3%から34.4%へ大幅改善し、財務基盤は強化されている。AIラボ(月額制AI開発サービス)の受注拡大や自動車設計AIの共同開発など成長フックは複数存在するが、人材確保コストの増大・GPU事業の構造転換・株式希薄化(潜在株数が発行済みの16.7%相当)など課題も山積しており、黒字化への道筋を明示できるかが今後の評価軸となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: AIインテグレーション・AIプロダクト・自動車設計エンジニアリングが売上の81%を占め、GPUサーバー事業が残余を担う。
  • 2顧客: トヨタグループ系BEXを通じた大手自動車メーカー、遊技業界ゲームカード・ジョイコ社、建設・製造・飲食業界のDX案件が主要顧客層である。
  • 3価値提案: 独自AIプラットフォームAIZE・月額制AIラボ・GPUサーバーの3資産を組み合わせ、レガシー産業へのAI実装をワンストップで支援する。
  • 4コスト構造: エンジニア人件費と外注ビジネスパートナー費が主要コストであり、M&Aに伴うのれん償却・臨時昇給が利益圧迫要因となっている。
Risks · リスク要因
  • 1税制改正によりGPUマイニングマシン販売が消滅し、FY2025に278百万円の棚卸評価損を計上するなど、規制変化による事業消失リスクが現実化した。
  • 2発行済株式の16.7%に相当する潜在株1,400,100株が存在し、新株予約権行使による株価・EPS希薄化リスクが恒常的に投資家に重くのしかかる。
  • 3BEX等M&A由来ののれん・顧客関連資産が固定資産に残存し、自動車生産台数の減少や米国関税強化が業績悪化・減損リスクに直結する可能性がある。
  • 4AIエンジニア採用競争の激化で人材確保コストが膨張しており、エンジニア数減少がエンジニアリング事業の利益水準を直撃した実績がすでにある。
Strengths · 強み
  • 1囲碁AI研究から蓄積した画像認識技術と10万ID運用実績を持つAIZEプラットフォームは、同規模自社プロダクトでトップクラスの運用実績を誇る。
  • 2BEX買収によりトヨタグループ各社との安定取引網を獲得し、自動車設計AI領域への参入障壁を一気に引き下げることに成功している。
  • 3LINE WORKSやTeamspirit等との連携によるバンドル販売・レベニューシェアモデルが、低コストで顧客基盤を広げる仕組みとなっている。
  • 4ゼロフィールドが国内外で再エネ100%GPUデータセンターを保有し、AI開発向け計算資源を自社で確保できる垂直統合的な強みがある。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 12026年8月期よりIFRSを任意適用し、営業利益を主要KPIに切り替えることで収益管理の透明性を高め、機関投資家向けの財務開示水準を引き上げる。
  • 2レガシー産業へのAI実装を軸に、遊技・自動車に続く第3・第4業種への横展開を目指し、リーディングプレイヤーとのM&A・資本業務提携を継続推進する。
  • 3月額制AIラボの受注基盤を建設・製造・飲食業界に拡大し、ラボ案件から大型AI請負案件への転換サイクルを確立して高粗利の安定収益源に育成する。
  • 4海外(米国ワシントン州等)再エネデータセンターの拡張とエッジAIプロダクト(イノテック社共同開発)の商用展開でGPUサーバー事業を収益基盤として再構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は57億円(前年比+29.5%)と過去最高を更新したが、GPUマイニング事業の棚卸評価損278百万円が響き純損失3億円を計上した。
2024年10月にゲームカード・ジョイコホールディングスへの第三者割当増資で約11億円を調達し、純資産比率が17.3%から34.4%へ大幅改善した。
BEX(自動車設計)の12か月フル連結により売上寄与が拡大した一方、人員数の想定以上の減少と32百万円の臨時賞与支給がエンジニアリング利益を圧迫した。
AIラボのAI開発月額サービスが建設・製造・飲食業界を中心に受注拡大し、1人当たり月平均売上が前期4Q比+17%の147万円へ向上している。
02

業績推移

売上高
57.1億円29.5%FY25
015304560FY20FY22FY24
営業利益
-0.6億円259.0%FY25
00.40.81.11.5FY20FY22FY24
純利益
-3.4億円546.8%FY25
00.40.81.11.5FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
05101520FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高14.817.921.224.323.544.157.1
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益1.3-2.70.4-0.6
経常利益-0.9-1.70.81.2-2.90.50.6
純利益-0.9-2.60.41.1-8.30.8-3.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産6.59.311.117.923.049.248.5
純資産 (自己資本)2.64.04.411.63.38.516.6
自己資本比率 (%)39.943.639.764.714.417.334.4
現金及び預金5.56.210.817.614.517.5
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲1.41.60.3▲2.40.0▲0.7
投資CF▲1.4▲1.3▲1.9▲4.0▲10.8▲0.8
財務CF5.40.36.213.27.74.5
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
0.6%
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

AISolutionBusiness0.080.7%
GPUServerBusiness0.019.3%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
244
平均年齢
35.8
平均勤続
4.7
単体 平均年収
492万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1福原 聖子2.3百万株27.25%
#2株式会社コスモウエア1.8百万株21.45%
#3株式会社ゲームカード・ジョイコホールディングス0.4百万株4.76%
#4一般社団法人恵那会0.4百万株4.42%
#5JPE第1号株式会社0.3百万株4.06%
#6株式会社キューブシステム0.3百万株3.57%
#7PROCESS UNIT FUND投資事業有限責任組合0.3百万株3.40%
#8株式会社TOKAIコミュニケーションズ0.3百万株2.98%
#9間中 啓次0.2百万株1.92%
#10井口 邦0.1百万株1.47%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。