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日本ビジネスシステムズ株式会社
ニホンビジネスシステムズカブシキガイシャ上場情報・通信業5036EDINET: E37833Japan Business Systems, Inc.
決算期: 09月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
1726億円
22.52%営業利益 (FY25)
75.9億円
65.34%経常利益 (FY25)
73.7億円
60.72%純利益 (FY25)
56.3億円
271.80%総資産
745億円
22.18%自己資本比率
36.6%
—ROE
22.6%
15.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本ビジネスシステムズ(JBS)は、「社会のデジタル変革をリードするNo.1クラウドインテグレーター」を掲げ、マイクロソフトクラウド製品の販売・導入支援を核にエンタープライズ企業のDX推進を担うITサービス企業である。事業はライセンス&プロダクツ(L&P)・クラウドインテグレーション(CI)・クラウドサービス(CS)の3セグメントで構成され、FY2025売上高は1,726億円と2019年比で約2.9倍に拡大した。売上の約71%をL&P事業が占めるが、利益率の高いCIとCSの構成比向上が戦略的優先課題であり、FY2025の営業利益は前期比65.3%増の76億円と収益性改善が進んでいる。生成AIへの企業需要急拡大を追い風に、自社導入済みのCopilot活用ノウハウを「Copilot NAVI」等のサービスとして展開するほか、マルチクラウド・セキュリティ・グローバル支援へと事業領域を広げている。一方で日本マイクロソフトへの依存度が高く、同社との関係変化が最大の事業リスクとして認識されている。2019年以来6期連続で売上が拡大し、ROE22.6%と資本効率も高水準を維持しており、IT投資需要の継続的拡大を背景に中期的な成長余地は大きい。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 売上の約71%をマイクロソフトクラウドライセンス・PC等のリセール(L&P事業)が担い、高利益率のCI・CS事業が補完する。
- 2顧客: 大手エンタープライズ企業を主要顧客とし、DX・クラウド化・生成AI活用を推進する情報システム部門および事業部門に訴求する。
- 3価値提案: マイクロソフト製品の深い専門性を軸にライセンス販売から設計・構築・運用・AI活用支援までをワンストップで提供する。
- 4コスト構造: 仕入(主にライセンス・ハード)が売上原価の大半を占め、エンジニア人件費と外注費がサービス部門の主要コストとなる。
Risks · リスク要因
- 1日本マイクロソフト依存リスク: 売上の大半がマイクロソフト製品に紐づくため、契約条件変更・製品競争力低下が発生した場合の影響度は「大」と評価されている。
- 2L&P事業の低利益率構造: 売上の71%を占めるL&P事業はリセール中心で利益率が低く、ハード需要(Windows10更新特需など)の剥落が収益を押し下げるリスクがある。
- 3プロジェクト採算悪化リスク: 固定価格型開発案件では予期せぬ追加コストや納期遅延が採算を直撃し、損害賠償請求リスクも中程度の発生可能性と評価されている。
- 4人材確保・育成リスク: エンジニア不足が慢性化する市場環境下で採用競争が激化しており、人材確保失敗は事業拡大の制約要因となる中程度のリスクである。
Strengths · 強み
- 1マイクロソフト最上位パートナー: 日本マイクロソフトとの長年の協業により案件紹介・技術情報・認定資格で競合に対して優位性を持つ。
- 26期連続2桁増収の実績: 売上高は2019年603億円から2025年1,726億円へ約2.9倍に拡大し、市場平均を大幅に上回る成長力を示す。
- 3リカーリング基盤の厚み: クラウドサービス事業(CS)は既存顧客との安定継続取引が中心で、売上高21,890百万円・利益率約15%と収益貢献が高い。
- 4生成AI活用の先行優位: 全社Copilot導入ノウハウを「Copilot NAVI」等の独自サービスに昇華し、顧客のAI活用支援市場で先行者利益を享受する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1事業ポートフォリオ転換: L&P事業のリカーリング化を進めつつ、高利益率のCI・CS事業の売上構成比を引き上げ全社営業利益率の改善を目指す。
- 23戦略領域の強化: クラウドビジネスサービス・AIサービス・クラウドグローバルサービスを重点領域として設定し、2025年5月にタイ駐在員事務所を開設するなど展開を加速する。
- 3AI人材化と全社AXの推進: 全社員対象のAIスキルレベルプログラムやアンバサダー制度を導入し、社内で蓄積したAX(AI変革)ノウハウを顧客向けサービスとして展開する。
- 4人的資本・オフィス投資: 社宅・社食・トレーニングセンター整備など福利厚生への投資でエンジニア採用競争力を高め、事業成長を支える人材基盤を拡充する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,726億円(+22.5%)、営業利益76億円(+65.3%)、純利益56億円(+271.6%)と大幅増益を達成し、ROEは22.6%に上昇した。
Windows10特需とクラウド需要の同時追い風: L&P事業はPC入替需要と公共系大口案件が重なり売上122,941百万円(+25.0%)と最大セグメントで加速した。
CI事業の収益性改善: 製販一体体制による顧客深耕で顧客単価が上昇し、セグメント利益5,036百万円(+68.7%)と全利益の最大源泉となった。
資本効率と財務: 短期借入金が5,000百万円増加し流動負債が膨らんだ一方、利益剰余金増加で純資産27,244百万円を確保、自己資本比率は36.4%を維持した。
02
業績推移
売上高
1,726億円▲22.5%FY25
営業利益
75.9億円▲65.3%FY25
純利益
56.3億円▲271.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 603 | 682 | 750 | 863 | 1128 | 1409 | 1726 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | — | 41.9 | 45.9 | 75.9 |
| 経常利益 | 24.7 | 18.2 | 23.6 | 42.5 | 43.5 | 45.9 | 73.7 |
| 純利益 | 25.9 | 8.3 | 15.6 | 26.5 | 33.5 | 15.1 | 56.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 300 | 302 | 295 | 388 | 496 | 609 | 745 |
| 純資産 (自己資本) | 108 | 119 | 133 | 197 | 222 | 227 | 272 |
| 自己資本比率 (%) | 35.9 | 39.4 | 45.2 | 50.8 | 44.8 | 37.3 | 36.6 |
| 現金及び預金 | — | 40.2 | 40.2 | 75.7 | 53.4 | 33.7 | 29.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | 32.2 | 19.6 | 34.7 | ▲2.1 | ▲3.2 | 11.3 |
| 投資CF | — | ▲4.8 | ▲8.9 | ▲39.7 | ▲70.4 | ▲76.6 | ▲47.4 |
| 財務CF | — | ▲10.0 | ▲10.8 | 40.1 | 49.9 | 60.5 | 31.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
123.47
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
22.6%
自己資本利益率
ROA
7.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CloudIntegration0.0兆16.1%0.01兆18.2%
CloudService0.0兆12.7%0.00兆15.0%
LicenceAndProducts0.1兆71.2%0.00兆2.3%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.0%0.00兆45.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2,759人
平均年齢
35.4歳
平均勤続
7.7年
単体 平均年収
642万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
57.00円+20
配当性向
33.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5000
FY21
10000
FY22
40
FY23
50
FY24
37
FY25
57
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。