株
株式会社eWeLL
カブシキガイシャイーウェル上場情報・通信業5038EDINET: E37902決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
33.9億円
31.88%営業利益 (FY25)
15.4億円
35.30%経常利益 (FY25)
15.5億円
35.82%純利益 (FY25)
10.9億円
34.65%総資産
42.8億円
39.47%自己資本比率
78.8%
—ROE
37.6%
1.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
eWeLLは訪問看護ステーション向け業務支援システム「iBow」を主力に、電子記録・レセプト請求・AI訪問計画・事務代行(BPaaS)・地域包括ケアプラットフォーム「けあログっと」を一気通貫で提供するヘルスケアSaaS企業である。2025年12月期は契約ステーション数が前期比15.6%増の3,501件に達し、売上高34億円(+31.9%)・営業利益15億円(+35.3%)と6期連続の高成長を維持した。月次解約率(レベニューチャーンレート)は0.17%と極めて低く、一度導入した顧客が離脱しにくいストック型収益構造が高ROE(37.6%)と自己資本比率78.8%の安定財務を支えている。2040年問題を背景に訪問看護報酬市場は14年で約4.6倍(1兆255億円)に拡大しており、同社はAI機能の搭載・PHRデータビジネス・在宅治験支援を次成長軸として位置付け、訪問看護市場のプラットフォーマー化を目指している。一方で売上の86%超をクラウドサービスが占め、「iBow」単体依存度が70.5%に達するため、競合激化や制度改正への対応遅れが最大のリスクとなる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: クラウドサービス(売上の86.4%)とBPaaS(13.0%)のサブスクリプション型で安定した月次ストック収益を積み上げている。
- 2顧客: 全国の訪問看護ステーションに特化し、2025年末時点で3,501件と契約数を着実に拡大している。
- 3価値提案: 電子記録からレセプト・AI訪問計画・事務代行まで訪問看護業務を一元化し、看護師の業務効率を大幅に改善している。
- 4コスト構造: 売上原価率21.7%と低く、企画・要件定義を内製し開発を外注するファブレス型でスケールメリットを享受している。
Risks · リスク要因
- 1特定サービス依存: 「iBow」が売上の70.5%を占め、同サービスの競争力喪失や制度対応遅れが業績に直結するリスクがある。
- 2制度改正リスク: 診療報酬は2年ごと、介護報酬は3年ごとに改定され、対応遅れは顧客の他社乗り換えを招く可能性がある。
- 3訪問看護ステーション市場集中: 全売上が訪問看護業界向けであり、看護師不足によるステーション数縮小が需要を直接毀損するリスクがある。
- 4AI・外注依存: 生成AIは外部プロバイダーに依存し、サービス障害・利用規制・外注先の経営不振が開発遅延を引き起こす可能性がある。
Strengths · 強み
- 1解約率の極低さ: 月次レベニューチャーンレート0.17%(前期比0.02pt低下)は訪問看護業務への深い組み込み度を示している。
- 2訪問看護特化の参入障壁: 介護・医療保険の複雑な制度知識とUI/UXを長年蓄積し、汎用SaaSが追随困難な専門性を保持している。
- 3AI機能による顧客単価上昇: 「AI訪問計画」「AI訪問報告」「AI訪問予定・ルート」を順次投入し、ARPUを押し上げている。
- 4高収益財務体質: 営業利益率45.3%・ROE37.6%・自己資本比率78.8%を同時達成し、無借金で成長投資余力が大きい。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1訪問看護プラットフォーマー確立: 「iBow」シェア拡大と「けあログっと」機能拡充により、訪問看護市場での囲い込みを強化する。
- 2BPaaS第2の柱化: 事務管理代行サービスの利用者数を継続拡大し、クラウドサービスに次ぐ安定収益源として育成する。
- 3PHRデータビジネス第3の柱: 三井住友信託銀行との協定のもと匿名加工情報を活用した地域包括ケア向けデータサービスを商用化する。
- 4開発体制・多言語化への先行投資: EPA外国人看護師増加を見据えた多言語対応と、AI人材の継続採用で技術優位を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高34億円(+31.9%)、営業利益15億円(+35.3%)と過去最高を更新し、6期連続30%超成長を継続した。
契約ステーション数: 2025年末に3,501件(前期末比+15.6%)に達し、AI関連サービスの利用拡大が顧客単価を押し上げた。
AI新機能: 「AI訪問予定・ルート」を当事業年度に追加提供し、前期投入の「AI訪問看護計画」「AI訪問看護報告」と合わせAI3機能体制が整った。
キャッシュフロー: 営業CFは12.7億円(前期8.6億円)に拡大し、期末現金残高28.6億円と財務基盤がさらに強化された。
02
業績推移
売上高
33.9億円▲31.9%FY25
営業利益
15.4億円▲35.3%FY25
純利益
10.9億円▲34.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 5.3 | 7.9 | 11.9 | 16.0 | 20.7 | 25.7 | 33.9 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 6.9 | 9.1 | 11.4 | 15.4 |
| 経常利益 | -0.6 | 2.0 | 4.0 | 6.8 | 9.1 | 11.4 | 15.5 |
| 純利益 | -0.1 | 1.8 | 3.4 | 4.5 | 6.1 | 8.1 | 10.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3.5 | 6.1 | 10.6 | 16.5 | 23.8 | 30.7 | 42.8 |
| 純資産 (自己資本) | -0.2 | 1.6 | 5.0 | 11.1 | 16.9 | 24.1 | 33.8 |
| 自己資本比率 (%) | -6.1 | 26.8 | 47.5 | 67.0 | 71.0 | 78.4 | 78.8 |
| 現金及び預金 | — | 3.3 | 6.2 | 10.8 | 14.1 | 19.7 | 28.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | 2.0 | 4.1 | 5.4 | 6.3 | 8.6 | 12.7 |
| 投資CF | — | ▲0.2 | ▲0.7 | ▲1.4 | ▲2.2 | ▲0.8 | ▲2.1 |
| 財務CF | — | ▲0.1 | ▲0.5 | 0.5 | ▲0.7 | ▲2.3 | ▲1.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
71.75
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
37.6%
自己資本利益率
ROA
25.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
107人
平均年齢
36.5歳
平均勤続
3.0年
単体 平均年収
522万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
16.00円+4
配当性向
22.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY22
15
FY23
20
FY24
12
FY25
16
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。