住
住友ゴム工業株式会社
スミトモゴムコウギョウカブシキガイシャ上場ゴム製品5110EDINET: E01110Sumitomo Rubber Industries, Ltd.
決算期: 12月期
業種: ゴム製品
売上高 (FY25)
1.21兆円
0.40%営業利益 (FY25)
0.08兆円
638.28%経常利益 (FY25)
0.08兆円
378.67%純利益 (FY25)
0.05兆円
410.68%総資産
1.46兆円
8.86%自己資本比率
49.0%
—ROE
7.3%
5.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
住友ゴム工業はタイヤ・スポーツ用品・産業用ゴム製品を手がける総合ゴムメーカーであり、売上の86%をタイヤ事業が占める。FY2025は売上1.21兆円と前期比ほぼ横ばいながら、米国タイヤ工場閉鎖や低採算品の下市など構造改革の効果と価格改定により事業利益が907億円(+3.2%)に改善、営業利益は826億円と前期比7倍超、純利益も504億円と前期比5倍超に急伸した。ROEも1.5%から7.3%へと大幅に改善している。 最大の戦略的変化は、2025年5月に欧州・北米・オセアニアおよびASEAN一部地域の四輪タイヤ「DUNLOP」商標権を取得したことである。130年超の歴史を持つ同ブランドをグローバルで統一展開する「ONE DUNLOP」戦略のもと、2026年から欧州販売も開始した。また独自技術「アクティブトレッド」搭載の「SYNCHRO WEATHER」や、タイヤ状態を非接触センシングする「センシングコア」の事業化を進め、プレミアム化・デジタル化によって中長期的な収益構造の高度化を目指している。2035年長期戦略「R.I.S.E. 2035」と2026年始動の新中期計画(2026-2030年)がその設計図となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: タイヤ事業が売上の86%を占め、スポーツ事業10%・産業品他3%が補完する収益構造である。
- 2顧客: 新車用タイヤを自動車メーカーに、市販用タイヤを世界各国の販売代理店・小売店経由でエンドユーザーに供給する。
- 3価値提案: DUNLOPブランドとアクティブトレッド・センシングコア等の独自技術でプレミアム商品を世界に提供する。
- 4コスト構造: 国内外に製造拠点を持ち、天然・合成ゴム等原材料費と製造・物流費が主要コストで原料価格変動の影響を受けやすい。
Risks · リスク要因
- 1米国関税リスク: 米国への輸入タイヤに対する関税引き上げが直撃し、FY2025も販売価格転嫁で対応したが転嫁しきれないコスト増が収益を圧迫する。
- 2中華系メーカーの価格攻勢: アジア・大洋州市場で中国系タイヤメーカーが激しい低価格競争を展開し、販売本数が前期比で減少している。
- 3有利子負債の増加: DUNLOP商標権取得等により有利子負債が406億円増の4,066億円に膨らみ、D/Eレシオは0.6倍まで上昇した。
- 4為替・原材料変動: 天然ゴムや合成ゴムの価格変動に加え、対ドル・ユーロ為替変動が売上収益・利益に直接影響し、業績予測の不確実性が高い。
Strengths · 強み
- 1DUNLOPブランド完全掌握: 2025年に欧州・北米・オセアニア等のDUNLOP商標権を取得し、グローバルブランド統一管理体制を確立した。
- 2独自ゴム技術: 路面状況に応じてゴムが自ら変質するアクティブトレッド技術は業界初で、競合が容易に模倣できない差別化軸となる。
- 3センシングコア: 車輪回転速度のみでタイヤ周辺状態を検知する非接触技術は自動車OEM向けに展開中で将来の経常収益化が期待できる。
- 4構造改革の実績: 米国工場閉鎖・低採算品下市・約10事業の目途づけを完了し、2025年に利益急回復を実現したコスト管理力を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1R.I.S.E. 2035の推進: 2035年目標として「ゴムから生み出す新たな体験価値の提供」を掲げ、2026年から新中期計画(2026-2030年)を始動する。
- 2ONEDUNLOPブランド戦略: 2026年欧州販売開始を機に全世界でDUNLOPブランドを統一展開し、プレミアムブランドとしての地位確立を目指す。
- 3アクティブトレッド商品拡大: 2027年に欧米で新商品展開を計画し、オールシーズン・大外径SUV向け等へ搭載拡大で高付加価値商品の収益向上を図る。
- 4センシングコア事業化: 車両故障予知ベンチャー「Viaduct社」を2025年買収し、AIとタイヤセンシング技術を融合させた新規収益柱の構築を加速する。
Recent Highlights · 直近の動向
純利益5倍超に急回復: FY2025純利益504億円(前期比+410.7%)、営業利益826億円(前期比+638.3%)と構造改革効果が結実した。
DUNLOP商標権取得完了: 2025年5月に欧州・北米・オセアニア、12月にマレーシア等の商標権も取得し、2026年1月から欧州でのDUNLOP販売を開始した。
Viaduct社買収: 2025年8月に米国AIソリューション企業「Viaduct社」の買収契約を締結し、車両部品の故障予知事業でデジタル収益源を確保した。
有利子負債が前期比754億円増: DUNLOP商標権取得(無形資産取得1,201億円)等の大型投資により有利子負債は4,066億円に増加、財務規律が課題となっている。
02
業績推移
売上高
1.21兆円▼0.4%FY25
営業利益
0.08兆円▲638.3%FY25
純利益
0.05兆円▲410.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.89 | 0.79 | 0.94 | 1.10 | 1.18 | 1.21 | 1.21 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.01 | 0.06 | 0.01 | 0.08 |
| 経常利益 | 0.03 | 0.03 | 0.04 | 0.02 | 0.06 | 0.02 | 0.08 |
| 純利益 | 0.01 | 0.02 | 0.03 | 0.01 | 0.04 | 0.01 | 0.05 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.04 | 0.97 | 1.09 | 1.23 | 1.27 | 1.34 | 1.46 |
| 純資産 (自己資本) | 0.46 | 0.45 | 0.50 | 0.55 | 0.62 | 0.66 | 0.72 |
| 自己資本比率 (%) | 44.5 | 46.6 | 46.2 | 44.6 | 49.3 | 48.9 | 49.0 |
| 現金及び預金 | 0.06 | 0.07 | 0.08 | 0.07 | 0.09 | 0.10 | 0.10 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.09 | 0.12 | 0.06 | 0.03 | 0.17 | 0.10 | 0.15 |
| 投資CF | ▲0.06 | ▲0.05 | ▲0.05 | ▲0.08 | ▲0.06 | ▲0.06 | ▲0.19 |
| 財務CF | ▲0.04 | ▲0.06 | ▲0.01 | 0.04 | ▲0.10 | ▲0.04 | 0.03 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
191.62
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.3%
自己資本利益率
ROA
3.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
7,675人
平均年齢
40.2歳
平均勤続
14.4年
単体 平均年収
668万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
112.00円+25
配当性向
31.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
35
FY21
80
FY22
55
FY23
63
FY24
87
FY25
112
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。