ア
アキレス株式会社
アキレスカブシキガイシャ上場化学5142EDINET: E01096Achilles Corporation
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
791億円
0.62%営業利益 (FY25)
-4.4億円
54.49%経常利益 (FY25)
-2.2億円
28.65%純利益 (FY25)
4.3億円
105.20%総資産
795億円
3.82%自己資本比率
49.5%
—ROE
1.1%
20.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
アキレス株式会社は、シューズ事業・プラスチック事業・産業資材事業の3セグメントを展開する日本の素材・製品メーカーである。ランニングシューズブランド「BROOKS」の販売やウレタンフォーム・断熱材・フィルム等の工業用途製品を主力とし、売上791億円規模を維持している。しかし、FY2025は営業損失4億円と2期連続の営業赤字であり、2019年の857億円をピークに売上が長期的に低迷するなど、収益体質の脆弱さが際立つ。 セグメント別では、産業資材事業が営業利益26億円(前期比+87%増)と唯一の稼ぎ頭であり、半導体ウエハー搬送部材や断熱材が牽引した。一方、シューズ事業は営業損失10億円と赤字が拡大し、プラスチック事業も自動車市場の変調による中国子会社の減損損失計上(約33億円)が重荷となった。FY25〜FY27中期経営計画では「選択と集中」「新価値創造」「グローバル戦略」を3本柱に掲げ、エレクトロニクス・メディカル・断熱等の重点分野へのリソース集中により収益力再構築を目指しているが、実効性の確認が急務である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: シューズ21億円、プラスチック401億円、産業資材289億円の3事業で構成され、工業用中間財が売上の約85%を占める。
- 2顧客: 自動車・電機・建設・医療向けの企業顧客が主体で、消費財はシューズブランド「BROOKS」等で一般消費者にも販売する。
- 3価値提案: 創業来のプラスチック加工技術を活用し、断熱・衝撃吸収・フィルム等の機能性素材でBtoB顧客の部材ニーズに応える。
- 4コスト構造: 石油化学品等の原材料費が主要コストで、国内複数拠点と中国・北米子会社を持つグローバル生産体制をとる。
Risks · リスク要因
- 1自動車市場依存リスク: 車輌内装用資材が日系メーカーの生産減少と中国EV化の影響を受け、中国子会社で約33億円の減損損失を計上した。
- 2原材料・エネルギーコスト上昇リスク: 石油化学品を主原料とするため、原油価格の急騰が製造コストを直撃し、価格転嫁が遅れると収益を大幅に圧迫する。
- 3為替変動リスク: 北米・中国・欧州に海外拠点を持ち、円安・ドル高等の急激な為替変動がグループの業績と財務状態に影響を及ぼす。
- 4ブランド契約継続リスク: 「BROOKS」等のブランドライセンス契約は当事者間の不一致により変更・終了する可能性があり、シューズ事業の根幹を揺るがしうる。
Strengths · 強み
- 1産業資材事業の半導体・医療分野対応力: 半導体ウエハー搬送用部材や医療機器向け大型成型品がFY2025に伸長し、利益貢献度が高まっている。
- 2衝撃吸収素材「ソルボセイン」の独自技術: コンフォートシューズ「アキレス・ソルボ」に搭載し、市場から高い評価を継続して獲得している。
- 3断熱資材のインフラ需要捕捉力: ボード・スチレン製品が住宅・非住宅建築向けで好調推移し、省エネ規制強化という追い風を享受している。
- 4「BROOKS」ブランドによる消費財発信力: ライフスタイルランニング層の拡大を背景にブランド認知が向上し、中間財の拡販に活用できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1FY25〜FY27中期経営計画で「選択と集中」を徹底し、収益性の低いアイテム・カテゴリーを整理して利益体質への転換を図る。
- 2エレクトロニクス・モビリティ・メディカル&ヘルスケア・コンストラクション&インフラ・セーフティの5重点分野に資源を集中投下する。
- 3グループ横断の技術シナジーを活用したソリューション提案により、単なる素材供給から「グローバル ソリューション プロバイダー」への転換を目指す。
- 4人材育成・生産性向上・技術力強化の事業基盤高度化と並行して、ESGを軸にサステナビリティ経営を推進し企業価値向上につなげる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上791億円(前期比+0.6%)と横ばいにとどまり、営業損失は4億円と2期連続赤字だが、前期損失10億円からは改善した。
中国子会社で自動車市場悪化を受けて約33億円の減損損失を特別損失計上し、プラスチック事業セグメント利益は前期比77.5%減の2億円に急落した。
産業資材事業は断熱材・半導体部材・医療機器向け成型品が牽引し、セグメント利益26億円と前期比87.4%増の大幅改善を達成した。
退職給付信託財産の一部返還(約20億円規模)や固定資産売却(収入24億円)を実施し、資産スリム化と自己株式取得(10億円)を並行して進めた。
02
業績推移
売上高
791億円▲0.6%FY25
営業利益
-4.4億円▲54.5%FY25
純利益
4.3億円▲105.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 857 | 802 | 736 | 760 | 829 | 786 | 791 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 8.5 | -7.1 | -9.6 | -4.4 |
| 経常利益 | 20.0 | 20.5 | 20.8 | 16.0 | -1.2 | -1.7 | -2.2 |
| 純利益 | 3.4 | 18.9 | 32.1 | 15.3 | -12.0 | -82.1 | 4.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 749 | 723 | 769 | 801 | 862 | 827 | 795 |
| 純資産 (自己資本) | 418 | 414 | 464 | 477 | 462 | 395 | 393 |
| 自己資本比率 (%) | 55.8 | 57.2 | 60.3 | 59.6 | 53.6 | 47.8 | 49.5 |
| 現金及び預金 | 52.1 | 70.1 | 81.3 | 75.9 | 68.9 | 68.5 | 67.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 35.4 | 75.5 | 45.1 | 47.1 | ▲10.7 | 18.8 | 26.9 |
| 投資CF | ▲42.4 | ▲46.0 | ▲28.3 | ▲50.3 | ▲44.8 | ▲37.9 | ▲19.2 |
| 財務CF | ▲26.7 | ▲10.8 | ▲6.5 | ▲8.6 | 45.5 | 17.6 | ▲12.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
30.67
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.1%
自己資本利益率
ROA
0.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
IndustrialMaterials0.0兆36.5%0.00兆9.2%
Plastic0.0兆50.7%0.00兆0.6%
Shoes0.0兆12.8%▲0.00兆-9.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,210人
平均年齢
42.2歳
平均勤続
20.2年
単体 平均年収
578万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円
配当性向
18.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
40
FY21
50
FY22
40
FY23
40
FY24
20
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。