株
株式会社朝日ラバー
カブシキガイシャアサヒラバー上場ゴム製品5162EDINET: E01115ASAHI RUBBER INC.
決算期: 03月期
業種: ゴム製品
売上高 (FY25)
76.4億円
6.39%営業利益 (FY25)
0.0億円
98.72%経常利益 (FY25)
0.3億円
84.10%純利益 (FY25)
-2.4億円
276.12%総資産
93.0億円
1.22%自己資本比率
52.5%
—ROE
-4.8%
7.45%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
朝日ラバーは埼玉県に本拠を置く精密ゴム部品メーカーで、工業用ゴム事業(売上比77%)と医療・衛生用ゴム事業(同23%)の2セグメントで構成される。主力製品はLEDカラーフィルター「ASA COLOR LED」、採血用・薬液混注用ゴム栓、医療用逆止弁、卓球ラケット用ラバー、RFIDタグ用ゴムなど多岐にわたる。FY2025は売上高76億円と6.4%増収を達成したものの、新製品立ち上げコストや合理化投資の先行負担が重くのしかかり、営業利益はわずか2百万円(前期比98.5%減)に急落した。さらに自動車向けASA COLOR LEDの採用車種販売低迷を受けて減損損失2.9億円を特別損失に計上し、最終的に純損失2.4億円・ROE▲4.8%と赤字転落した。2030年ビジョン「AR-2030 VISION」のもと第14次三ヵ年中期経営計画(FY2024-2026)で連結売上高85億円以上・営業利益率5%以上を目標に掲げるが、最終年度FY2026に向けてODM転換と技術本部新設による付加価値向上が急務となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 工業用ゴム事業が売上の約77%、医療・衛生用ゴム事業が約23%を占め、製造受託が主体である。
- 2顧客: 日亜化学工業(売上比12.5%)、アルプスアルパイン(同12.3%)など自動車・電子・医療分野の法人顧客に供給する。
- 3価値提案: 独自の精密ゴム成形技術をベースにOEMからODMへ移行し、設計・開発込みの高付加価値部品を提供する。
- 4コスト構造: 国内4拠点・中国1拠点で製造し、ゴム原料費・エネルギーコスト・労務費が原価の主要構成要素となる。
Risks · リスク要因
- 1主要製品の受注急減リスク: ASA COLOR LED採用車種の販売低迷が顕在化し、FY2025に減損損失2.9億円を計上した実績がある。
- 2新製品立ち上げコストの先行負担: 開発製品の量産移行に伴う労務費・設備費が利益を圧迫し、FY2025営業利益を2百万円まで押し下げた。
- 3採用難と従業員高齢化: 少子化と人材競争激化で採用計画未達リスクが高まっており、有報では発生可能性・影響度とも「高」と評価している。
- 4エネルギー・原材料コスト高騰: ゴム原料価格や電気代の上昇が製造原価を押し上げ、販売価格への転嫁が不十分な場合に利益を直撃する。
Strengths · 強み
- 1精密ゴム成形の独自技術: ASA COLOR LEDや医療用ゴム栓など高精度部品の製造ノウハウを長年蓄積しており代替困難である。
- 2医療事業の成長性: 採血・薬液混注用ゴム栓や医療シミュレータの受注が拡大し、FY2025医療セグメント売上は前期比+15%増を達成した。
- 3多事業ポートフォリオ: 光学・医療・機能・通信の4事業が相互補完し、特定顧客・製品への過度な依存を緩和する構造をもつ。
- 4ODM移行による付加価値向上: 2025年4月に技術本部を新設し、設計・開発機能の集約により収益性改善の基盤を整備した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1OEM→ODM転換: 2025年4月設置の技術本部に開発機能を集中し、顧客への設計提案力を高めてFY2026営業利益率5%以上を目指す。
- 2医療事業の第二の柱化: 新設した販売子会社の商社機能を活用し、医療・ライフサイエンス事業を工業用ゴム事業に並ぶ収益柱へ育てる。
- 3スマートファクトリー推進: 合理化投資(FY2025設備投資9.3億円)と生産体制再編で工場間の柔軟な生産要員配置と原価低減を実現する。
- 4中期目標達成(FY2026最終年度): 第14次三ヵ年中期経営計画の最終年に連結売上高85億円以上、営業利益率5%以上の達成を「選択と集中」で目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は増収も利益急落: 売上高76億円(+6.4%)の一方、営業利益は前期比98.5%減の2百万円となり収益性が大幅に悪化した。
ASA COLOR LEDで減損損失2.9億円計上: 自動車内装照明用LEDの採用車種販売低迷により回収可能性を精査した結果、特別損失を認識した。
医療事業が好調: 採血用ゴム栓・医療用逆止弁等の受注増により医療セグメント売上17.6億円(+15%)・セグメント利益1.7億円(+45%)を達成した。
技術本部を2025年4月に新設: 分散していた開発リソースを一元化し、ODM戦略加速と新製品立ち上げスピード向上を図る体制を整備した。
02
業績推移
売上高
76.4億円▲6.4%FY25
営業利益
0億円▼98.7%FY25
純利益
-2.4億円▼276.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 77.1 | 74.9 | 64.9 | 70.2 | 72.1 | 71.8 | 76.4 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.9 | 1.8 | 1.6 | 0.0 |
| 経常利益 | 5.1 | 3.5 | 0.2 | 3.1 | 1.9 | 1.9 | 0.3 |
| 純利益 | 3.5 | 1.3 | 1.1 | 2.4 | 2.0 | 1.3 | -2.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 104 | 104 | 103 | 97.2 | 93.9 | 94.1 | 93.0 |
| 純資産 (自己資本) | 44.7 | 44.6 | 44.3 | 46.8 | 48.9 | 50.4 | 48.8 |
| 自己資本比率 (%) | 42.8 | 42.9 | 42.8 | 48.1 | 52.1 | 53.6 | 52.5 |
| 現金及び預金 | 8.3 | 8.5 | 14.6 | 9.6 | 8.9 | 13.9 | 12.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 5.4 | 8.7 | 7.2 | 4.4 | 4.3 | 6.4 | 4.8 |
| 投資CF | ▲7.5 | ▲6.4 | ▲0.6 | ▲2.1 | 0.9 | 0.7 | ▲7.5 |
| 財務CF | ▲1.1 | ▲2.1 | ▲0.5 | ▲7.6 | ▲6.2 | ▲2.4 | 0.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
IndustrialRubberBusiness0.0兆76.9%0.00兆2.0%
RubberBusinessForMedicalCareHygiene0.0兆23.1%0.00兆9.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
319人
平均年齢
42.5歳
平均勤続
16.7年
単体 平均年収
535万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
30.00円
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
40
FY21
10
FY22
30
FY23
30
FY24
30
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。