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バンドー化学株式会社
バンドーカガクカブシキガイシャ上場ゴム製品5195EDINET: E01092Bando Chemical Industries, Ltd.
決算期: 03月期
業種: ゴム製品
売上高 (FY25)
1156億円
6.76%営業利益 (FY25)
34.8億円
55.22%経常利益 (FY25)
34.7億円
59.98%純利益 (FY25)
15.0億円
75.79%総資産
1207億円
3.92%自己資本比率
68.0%
—ROE
1.8%
5.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
バンドー化学は1906年創業のゴム・プラスチック製品専業メーカーで、補機駆動用伝動ベルト(リブエース®)やスクーター用変速ベルトなど自動車部品事業が売上の約50%を占める。産業資材事業(33%)・高機能エラストマー製品事業(12%)も保有し、国内外に幅広い生産・販売拠点を展開している。FY2025(2025年3月期)の売上収益は前年比6.8%増の1,156億円と順調に拡大したが、連結子会社に係る減損損失の計上により営業利益は前年比55.2%減の35億円、純利益は75.8%減の15億円と大幅に落ち込んだ。コア営業利益ベースでは77億円と2.1%増を確保しており、実力ベースの収益力は一定程度維持されているものの、中長期経営計画「Creating New Value for the Future」が掲げる2026年度目標(売上1,200億円・コア営業利益120億円・ROE12%)とは依然として大きな差がある。自動車電動化に伴う主力製品の需要縮小リスクを見据え、電子資材事業(光学用透明粘着剤シート「Free Crystal®」など)と医療機器・ヘルスケア事業(嚥下運動モニタ「B4S™」など)を新たな事業柱に育成する構造転換が急務となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自動車部品事業が売上の約50%、産業資材事業が約33%を占め、2セグメントで収益の大半を支えている。
- 2顧客: 自動車メーカー・二輪車メーカー・産業機械メーカー向けにベルト類を供給し、補修市場(アフターマーケット)にも販売している。
- 3価値提案: 独自のゴム・エラストマー技術を軸に伝動ベルトから光学フィルム・医療機器まで多角化し、顧客の設備効率と環境規制対応を支援している。
- 4コスト構造: 製造原価率70%未満の定着を目標とし、AIや IoT を活用した「バンドー夢工場」で生産性改善とデジタル人材育成を推進している。
Risks · リスク要因
- 1主力の補機駆動用伝動ベルトはEV化進展で新車向け需要が長期的に縮小するリスクがあり、事業ポートフォリオ転換の遅れが業績を直撃する。
- 2原油価格上昇による原材料費高騰リスクが高く、FY2025の産業資材事業ではコスト上昇でセグメント利益が前年比27.2%減と直撃を受けた。
- 3海外売上比率の上昇に伴い為替変動リスクが拡大しており、為替予約等でヘッジするも為替変動が収益に影響を与える可能性がある。
- 4有形固定資産・のれんなど保有資産が大きく、FY2025は減損損失で営業利益が前年比55.2%減となったように、資産価値変動が業績を大きく左右する。
Strengths · 強み
- 1自動車用伝動ベルトで国内トップ級の実績を持ち、補機駆動用ベルト「リブエース®」は国内採用車種の拡大で販売増が継続している。
- 2スクーター用変速ベルトでアジア市場に強固な地盤を持ち、FY2025は二輪車生産回復で中国・アジア向け販売が増加した。
- 3光学用透明粘着剤「Free Crystal®」や高熱伝導シート「HEATEX®」など独自技術由来の高付加価値電子資材製品を保有し、引き合いが増加している。
- 4親会社所有者帰属持分比率68%と財務健全性が高く、有利子負債削減を続けながら自己株買いと配当還元を同時実施できる財務余力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中長期経営計画「Creating New Value for the Future」第1ステージ(CV-1、2023-2026年度)で売上1,200億円・コア営業利益120億円・ROE12%を目指している。
- 2EV化への対応として、補修市場向けベルトのアフターマーケット拡販と並行してEV向け新製品を開発し、2030年頃まで見込まれるICE補修需要を最大限取り込む方針である。
- 3医療機器・電子資材を新規事業の柱に位置づけ、「B4S™」「Free Crystal®」「HEATEX®」などを拡販し、既存事業に依存しない収益源の確立を急いでいる。
- 4inaho社出資やInmotive Inc.とのパートナーシップなどスタートアップ企業との共創を通じ、AIロボット農業や電動二輪向け変速機などの新領域開拓を加速している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上収益は1,156億円(前年比+6.8%)と過去最高水準を更新したが、連結子会社の減損損失計上により営業利益は35億円(前年比-55.2%)と大幅に落ち込んだ。
自動車部品事業はセグメント利益が前年比19.1%増の49億円と堅調で、米国補修市場向け拡販と国内採用車種増加が寄与した。
産業資材事業は売上3.9%増の381億円だったが、原材料コスト上昇と製品構成悪化でセグメント利益は前年比27.2%減の25億円と不振となった。
AIを活用した農業自動収穫ロボット企業inaho株式会社への出資と電動二輪向け変速機開発のInmotive Inc.との戦略的パートナーシップを新たに締結した。
02
業績推移
売上高
1,156億円▲6.8%FY25
営業利益
34.8億円▼55.2%FY25
純利益
15億円▼75.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 943 | 902 | 814 | 937 | 1036 | 1083 | 1156 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 26.6 | 82.6 | 77.7 | 34.8 |
| 経常利益 | 71.7 | 20.9 | 56.2 | 34.1 | 85.4 | 86.8 | 34.7 |
| 純利益 | 54.6 | 6.8 | 39.4 | 12.1 | 57.2 | 61.8 | 15.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1026 | 1103 | 1163 | 1164 | 1190 | 1256 | 1207 |
| 純資産 (自己資本) | 679 | 636 | 705 | 721 | 777 | 852 | 821 |
| 自己資本比率 (%) | 66.2 | 57.7 | 60.6 | 62.0 | 65.3 | 67.8 | 68.0 |
| 現金及び預金 | 175 | 145 | 189 | 188 | 168 | 179 | 177 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 66.0 | 88.5 | 102 | 95.9 | 77.1 | 141 | 108 |
| 投資CF | ▲45.8 | ▲141 | ▲27.7 | ▲5.3 | ▲39.8 | ▲47.4 | ▲41.9 |
| 財務CF | ▲31.3 | 27.3 | ▲36.3 | ▲99.4 | ▲64.3 | ▲89.6 | ▲69.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
35.32
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.8%
自己資本利益率
ROA
1.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,305人
平均年齢
42.9歳
平均勤続
16.1年
単体 平均年収
712万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
114.00円+8
配当性向
176.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
48
FY21
32
FY22
56
FY23
74
FY24
106
FY25
114
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。