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AGC株式会社
エイジーシーカブシキガイシャ上場ガラス・土石製品5201EDINET: E01122AGC Inc.
決算期: 12月期
業種: ガラス・土石製品
売上高 (FY25)
2.06兆円
0.42%営業利益 (FY25)
0.13兆円
1.30%経常利益 (FY25)
0.12兆円
349.27%純利益 (FY25)
0.07兆円
173.54%総資産
2.95兆円
2.09%自己資本比率
50.3%
—ROE
4.7%
11.26%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
AGC株式会社は、建築ガラス・自動車ガラス・電子材料・化学品・ライフサイエンスの5セグメントを持つグローバル素材メーカーである。売上高は2.06兆円で横ばいが続く一方、2025年12月期の営業利益は1,275億円と微増を確保し、前期に計上した大型損失(ロシア事業売却損・ライフサイエンス減損)が剥落したことで最終利益は692億円と黒字転換した。オートモーティブ事業が品種構成改善と価格政策でROCE10%超を達成した一方、バイオ医薬品CDMO(動物細胞)の受注不振や東南アジアの塩ビ・苛性ソーダの価格低迷がライフサイエンス・化学品セグメントの収益を圧迫しており、全社ROEは4.7%にとどまる。中期経営計画「AGC plus-2026」では当初営業利益2,300億円・ROE8%以上を掲げていたが、相次ぐ下方修正で2026年目標をROE5%以上に引き下げ、2027年以降早期のROE8%超えを再設定している。半導体関連(EUVフォトマスクブランクス・CMPスラリー・パッケージング)や高機能化学品を成長ドライバーと位置付け、研究開発と設備投資を継続する構図である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建築ガラス4,411億円・オートモーティブ5,206億円・化学品5,842億円の3セグメントが全売上の約75%を占め安定基盤を形成している。
- 2顧客: 建設・自動車・半導体・医薬品など多様な川下産業へ素材・部材を供給し、特定業種への依存を分散している。
- 3価値提案: 無機・有機・機能設計を一貫保有し、EUVフォトマスクブランクスや半導体パッケージ材など高付加価値品でユーザーの技術課題を解決する。
- 4コスト構造: 世界170か国以上に製造・販売拠点を展開し、原燃材料費と固定費(減価償却)が重く、市況変動が収益に直結する構造である。
Risks · リスク要因
- 1ライフサイエンス事業の長期赤字: バイオ医薬品CDMO(動物細胞)の受注低迷が続き、黒字化見込みは2027年以降で損失が長期化するリスクがある。
- 2中計目標の相次ぐ下方修正: 営業利益2,300億円・ROE8%目標を2度にわたり引き下げており、経営計画の信頼性低下と資本コスト超過が懸念される。
- 3地政学・市況リスク: 中国景気低迷による塩ビ・建材の価格下落や、関税・輸出規制の強化が東南アジア・欧州の各事業収益を直撃するリスクがある。
- 4EUVフォトマスクブランクスの成長鈍化: 2025年に出荷減が発生し、期待の成長事業でも需要変動や競合台頭により計画未達となるリスクが顕在化した。
Strengths · 強み
- 1半導体材料の高シェア: EUVフォトマスクブランクスで世界トップ級のシェアを持ち、先端半導体向け部材の供給力で参入障壁が高い。
- 2多素材一貫技術: ガラス・フッ素・バイオ等の異種素材技術を社内で融合し、競合が模倣困難なソリューションを単独で提供できる。
- 3グローバル製造網: 日本・欧州・アジア・米州に生産拠点を持ち、地産地消と供給安定性で顧客の調達リスク低減に寄与している。
- 4オートモーティブの収益改善力: 価格政策と高機能化でROCEを10%超に引き上げ、さらに数年内に15%達成を目指す実行力を実証した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ROE早期回復: 2026年にROE5%以上、2027年以降早期にROE8%超えを目指し、ROCE10%未満事業の資産圧縮と価格政策を継続する。
- 2半導体関連の拡大: EUVフォトマスクブランクス・CMPスラリーに加え、後工程の半導体パッケージング材料へ投資を集中し次の収益柱に育てる。
- 3オートモーティブROCE15%達成: 品種構成改善・高付加価値化を継続し、数年以内にROCE15%の達成を具体目標として掲げている。
- 4ライフサイエンス事業の構造改革: 米国コロラド拠点閉鎖によるコスト削減と欧州生産安定化を進め、合成医農薬CDMOを柱に2027年黒字化を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
2025年12月期業績: 売上高2.06兆円(前期比0.4%減)、営業利益1,275億円(同1.3%増)、純利益692億円と前期の純損失940億円から黒字転換した。
中計目標の再下方修正: 2025年2月に続き、EUV出荷減・ライフサイエンス未達・東南アジア価格低迷を理由に2026年ROE目標を5%以上に再設定した。
オートモーティブ大幅増益: 売上高5,206億円(前期比4.4%増)、営業利益293億円(同110%増)でROCE10%超を達成し全社の収益底上げに貢献した。
ライフサイエンスの損失拡大: 売上高1,331億円(前期比5.8%減)、営業損失223億円と赤字が拡大し、動物細胞CDMOの受注回復が最重要課題となっている。
02
業績推移
売上高
2.06兆円▼0.4%FY25
営業利益
0.13兆円▲1.3%FY25
純利益
0.07兆円▲173.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.52 | 1.41 | 1.70 | 2.04 | 2.02 | 2.07 | 2.06 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.18 | 0.13 | 0.13 | 0.13 |
| 経常利益 | 0.08 | 0.06 | 0.21 | 0.06 | 0.12 | -0.05 | 0.12 |
| 純利益 | 0.04 | 0.03 | 0.12 | -0.00 | 0.07 | -0.09 | 0.07 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2.34 | 2.53 | 2.67 | 2.81 | 2.93 | 2.89 | 2.95 |
| 純資産 (自己資本) | 1.16 | 1.12 | 1.31 | 1.39 | 1.45 | 1.44 | 1.49 |
| 自己資本比率 (%) | 49.5 | 44.0 | 49.3 | 49.4 | 49.3 | 49.7 | 50.3 |
| 現金及び預金 | 0.11 | 0.24 | 0.20 | 0.21 | 0.15 | 0.11 | 0.09 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.19 | 0.23 | 0.33 | 0.22 | 0.21 | 0.28 | 0.27 |
| 投資CF | ▲0.18 | ▲0.23 | ▲0.12 | ▲0.15 | ▲0.18 | ▲0.20 | ▲0.18 |
| 財務CF | ▲0.02 | 0.13 | ▲0.25 | ▲0.08 | ▲0.11 | ▲0.13 | ▲0.11 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
326.20
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.7%
自己資本利益率
ROA
2.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
8,122人
平均年齢
43.4歳
平均勤続
17.0年
単体 平均年収
905万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
315.00円
配当性向
37.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
180
FY21
290
FY22
315
FY23
315
FY24
315
FY25
315
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。