株
株式会社jig.jp
カブシキガイシャジグジェイピー上場情報・通信業5244EDINET: E38201決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
138億円
12.65%営業利益 (FY25)
20.1億円
11.53%経常利益 (FY25)
18.6億円
1.92%純利益 (FY25)
10.8億円
11.36%総資産
67.5億円
18.20%自己資本比率
60.6%
—ROE
29.3%
15.77%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社jig.jpは、ライブ配信サービス「ふわっち」を主力とする国内スマートフォン向けアプリ企業である。売上高は2021年の67億円から2025年の138億円へわずか4年で倍増しており、FY2025も前年比12.6%増と安定成長軌道を維持している。収益の約99%は視聴ユーザーが配信者へ贈るギフトアイテム販売から生み出されるギフティングモデルであり、課金ユニークユーザー数・ARPPU・配信ユニークユーザー数の3指標を経営KPIとして管理している。 競合他社と異なり「30〜50代のアマチュア配信者・視聴者」を主戦場とし、生産年齢の中核世代による高いARPPUと親密なコミュニティが差別化源泉となっている。営業利益率は14.6%、自己資本比率は60.6%、期末現金43.7億円と財務健全性も高い。一方、Apple・Googleのアプリストア手数料への依存が高く、ブラウザ決済比率向上による手数料圧縮が収益性向上の鍵を握る。今後はバーチャル配信やデジタルコンテンツ販売など隣接領域への多角化も視野に入れているが、現時点では計画段階にとどまっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ギフティング(アイテム販売)が売上の約99%を占めるBtoC課金モデルで、課金ユーザー数×ARPPUが収益を規定する。
- 2顧客: 30〜50代のアマチュア配信者と視聴者が主要層で、生産年齢の中核世代として相対的に高い課金力を持つ。
- 3価値提案: アマチュア中心の親密なコミュニティが配信の敷居を下げ、応援文化による継続的な課金動機を創出する。
- 4コスト構造: 販売費及び一般管理費が売上総利益の84.6%を占め、広告宣伝費と人件費が主要コストドライバーとなっている。
Risks · リスク要因
- 1特定プラットフォーム依存: Apple・Google合計で売上の33.7%を占め、アプリ規約変更や手数料引き上げが業績に直接的な打撃を与えるリスクがある。
- 2単一サービス依存: 売上の約99%を「ふわっち」ギフティングが占めており、ユーザー嗜好変化や競合激化による同サービスの衰退が企業存続に直結する。
- 3競合激化: 高資本力の既存プレーヤーや新規参入による広告費競争が激化しており、ユーザー獲得コスト上昇で利益率が圧迫されるリスクがある。
- 4サービス健全性リスク: 不特定多数ユーザーによる不適切行為の発生が法的責任やレピュテーション毀損を招き、利用者離脱・規制強化につながる可能性がある。
Strengths · 強み
- 130〜50代特化: ライブ配信の全年代利用率8.2%に対し30代は11.2%と成長余地が大きく、厚生労働省データが示す高賃金世代のARPPUが堅調に推移している。
- 2コミュニティの粘着性: アマチュア配信者が多数を占めることで配信の敷居が低く、小規模コミュニティ特有の継続的な熱量がユーザー離脱を抑制している。
- 3高収益・財務健全性: 営業利益率14.6%・ROE29.3%・自己資本比率60.6%を同時に達成し、無借金に近い状態で成長投資と株主還元を両立している。
- 4決済多様化の進展: DGフィナンシャルテクノロジー経由の売上比率が前年24.7%から29.1%へ拡大し、Apple・Google依存低下によるコスト構造改善が進んでいる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ROAS・ROI重視の広告投資規律: デジタル広告の費用対効果を厳格に管理しながら黒字を確保しつつ、ユーザー獲得へ継続的な成長投資を行う方針である。
- 2ブラウザ決済比率向上: 決済チャネル多様化によりApple・Googleへの手数料依存を引き下げ、2026年3月期以降の収益性向上を目指す計画である。
- 3プロ・セミプロ配信者の拡充: 大手・準大手芸能事務所所属の配信者を取り込み、配信ラインナップの多様化で新規課金ユーザー層を獲得する戦略を推進する。
- 4隣接領域への多角化: バーチャル配信機能の提供とデジタルコンテンツ販売(ボイス・グッズ等)の仕組み構築で、ギフティング以外の収益柱を育成する計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高138億円(+12.6%)・営業利益20億円(+11.5%)と増収増益を達成したが、特別損失1.55億円と法人税増加で純利益は10.8億円(-11.3%)に減少した。
決済構造の変化: PayPay経由売上が前年8.6億円から19.3億円へ約2.2倍に急拡大し、ブラウザ決済への移行加速でプラットフォーム手数料コスト削減が進展した。
自己株取得・配当: FY2025に自己株式取得2.6億円・配当支払1.5億円を実施し、総還元額は約4.1億円と株主還元姿勢を明確に示した。
人的資本投資: 譲渡制限付株式発行で資本金・資本剰余金がそれぞれ0.84億円増加し、株式報酬費用1.63億円を計上するなどエンジニア中心の人材確保を強化した。
02
業績推移
売上高
138億円▲12.6%FY25
営業利益
20.1億円▲11.5%FY25
純利益
10.8億円▼11.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 5.1 | 4.9 | 67.0 | 89.8 | 105 | 122 | 138 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -2.6 | 9.9 | 18.0 | 20.1 |
| 経常利益 | 2.1 | 1.9 | 0.7 | -2.5 | 9.9 | 18.2 | 18.6 |
| 純利益 | 1.7 | 1.6 | 2.3 | -2.1 | 9.8 | 12.1 | 10.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 5.0 | 6.7 | 21.9 | 26.3 | 42.5 | 57.1 | 67.5 |
| 純資産 (自己資本) | 4.0 | 5.6 | 7.8 | 11.4 | 21.4 | 32.6 | 41.0 |
| 自己資本比率 (%) | 80.3 | 84.6 | 35.4 | 43.2 | 50.2 | 57.0 | 60.6 |
| 現金及び預金 | — | — | 7.2 | 9.3 | 17.9 | 34.2 | 43.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 2.5 | ▲3.6 | 8.4 | 18.8 | 15.6 |
| 投資CF | — | — | ▲0.4 | ▲1.8 | ▲2.3 | ▲0.8 | ▲1.3 |
| 財務CF | — | — | 0.4 | 7.5 | 2.4 | ▲1.6 | ▲4.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
25.69
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
29.3%
自己資本利益率
ROA
15.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
102人
平均年齢
36.8歳
平均勤続
6.5年
単体 平均年収
669万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
2.59円-5
配当性向
207.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
8
FY25
3
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。