株
株式会社ELEMENTS
カブシキガイシャエレメンツ上場情報・通信業5246EDINET: E38169ELEMENTS, Inc.
決算期: 11月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
39.0億円
52.99%営業利益 (FY25)
-2.1億円
470.69%経常利益 (FY25)
-3.0億円
1014.81%純利益 (FY25)
-7.0億円
427.07%総資産
72.4億円
47.24%自己資本比率
49.5%
—ROE
0.0%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ELEMENTSは「BEYOND SCIENCE FICTION」をミッションに掲げ、AIクラウド基盤「IoP Cloud」を通じてオンライン本人確認(eKYC)・当人認証・個人最適化・個人情報管理の3ソリューションを提供するAIテクノロジー企業である。主力の「LIQUID eKYC」は犯収法改正とコロナ禍を追い風に金融・通信業界へ急速普及し、グループ売上の約70%を占める収益エンジンへ成長した。FY2025売上高は39億円(前期比+53%)と6年間で約13倍に拡大しており、EBITDA(2.7億円)は黒字を維持しているものの、株式会社ポラリファイのM&A・自社データセンター投資・株式報酬費用等が重なり、営業損失2.2億円・純損失7億円と赤字が続いている。2027年度に248億円規模が見込まれるeKYC市場の拡大、APAC展開、生成AI活用による個人最適化ソリューションの再成長、個人情報管理ソリューション「ELEMENTS CLOUD」の立ち上げを通じ、複数の収益柱を構築して損益構造を改善する戦略を描いている。特定サービス依存・情報漏洩リスク・技術革新への追随が主要な経営課題であり、資本市場からの継続的な資金調達が成長を支えている状況である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 主力の「LIQUID eKYC」が売上の約70%を占め、トランザクション課金型SaaS収益を積み上げる構造である。
- 2顧客: 金融・通信・CtoC等の事業者にAPI組み込み型でサービス提供し、エンドユーザーの本人確認を代替する。
- 3価値提案: 生体認証・画像解析AIで高精度かつ非対面の本人確認を実現し、金融犯罪・なりすまし防止に貢献する。
- 4コスト構造: 研究開発・人件費・M&A関連費用が先行し、スケールとともに売上総利益率77.5%の高粗利モデルが活きる。
Risks · リスク要因
- 1特定サービス依存: 「LIQUID eKYC」系サービスが売上の約70%を占め、競合激化や犯収法改正による利用制限が業績を直撃し得る。
- 2個人情報漏洩リスク: 容貌・本人確認書類等の機微情報を大量保管しており、不正アクセスや内部不正が発生すれば信用失墜と多額賠償が生じる。
- 3継続的な資金調達依存: 営業CF赤字が続く中、FY2025に株式発行で17.1億円を調達しており、希薄化懸念と資金調達環境悪化リスクがある。
- 4AWS集中リスク: サービスのほぼ全てをAWS上で提供しており、大規模障害やサービス条件変更が事業継続に深刻な影響を与え得る。
Strengths · 強み
- 1eKYC市場でのファーストムーバー優位: 犯収法改正直後から「LIQUID eKYC」を展開し、金融・通信大手への深い導入実績を持つ。
- 2高い売上総利益率77.5%: AIクラウド基盤により限界費用が低く、スケールが進むほど利益が拡大するレバレッジ構造を持つ。
- 3独自のIoP Cloudプラットフォーム: 生体・行動データを継続的に機械学習し、競合が模倣困難なモデル精度を蓄積している。
- 4M&Aによる事業拡充: 2024年にアドメディカ、2025年にポラリファイを子会社化し、eKYC顧客基盤と技術資産を拡充した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1個人認証ソリューションの拡充: 公共・医療分野へのeKYC展開とパスキー(FIDO2)対応「LIQUID Auth」提供でeKYC市場248億円(2027年度)を狙う。
- 2APAC展開: 人口増加と電子取引拡大が見込まれるアジア太平洋地域への海外展開を適切な時期に開始する計画である。
- 3個人最適化の再成長: 画像認識技術と生成AIを融合した新分野をパートナー企業と協業で立ち上げ、衣食住領域の事業再成長を目指す。
- 4M&A継続と個人情報管理立ち上げ: 「ELEMENTS CLOUD」と自社データセンター事業を育成しつつ、財務健全性を維持しながら追加M&Aを実施する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高39億円(前期比+53%)を達成したが、販管費32.3億円(同+52%)の急増で営業損失2.2億円、純損失7億円と赤字転落した。
2025年3月に株式会社ポラリファイを子会社化し、「ポラリファイeKYC」を取り込み、取得対価を含む投資CF流出は約10.4億円に上った。
FY2025に新株発行で約17.1億円を調達し、現金残高は32.8億円を確保したが、借入金も増加し有利子負債は約17億円規模となっている。
減損損失8.2億円を計上したことが純損失拡大の主因となり、EBITDAは2.7億円(前期比-21%)と収益の質が低下している。
02
業績推移
売上高
39億円▲53.0%FY25
営業利益
-2.2億円▼470.7%FY25
純利益
-7億円▼427.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.5 | 9.5 | 13.6 | 16.5 | 19.4 | 25.5 | 39.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -5.8 | -3.0 | 0.6 | -2.1 |
| 経常利益 | -4.1 | -9.3 | -7.0 | -6.0 | -3.6 | -0.3 | -3.0 |
| 純利益 | -4.7 | -8.0 | -5.7 | -5.6 | -3.4 | -1.3 | -7.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 29.8 | 28.6 | 26.2 | 23.5 | 36.3 | 49.2 | 72.4 |
| 純資産 (自己資本) | 23.9 | 19.9 | 12.7 | 6.8 | 10.2 | 26.1 | 35.9 |
| 自己資本比率 (%) | 80.4 | 69.4 | 48.6 | 29.1 | 28.1 | 53.1 | 49.5 |
| 現金及び預金 | — | 25.9 | 23.0 | 20.6 | 27.4 | 27.5 | 32.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | ▲8.6 | ▲7.6 | ▲5.7 | ▲3.4 | 2.2 | ▲5.0 |
| 投資CF | — | 2.6 | ▲0.1 | ▲0.1 | ▲6.8 | ▲8.4 | ▲19.0 |
| 財務CF | — | 2.9 | 4.8 | 3.7 | 17.0 | 6.2 | 29.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
93人
平均年齢
38.7歳
平均勤続
3.9年
単体 平均年収
823万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。