日
日本ナレッジ株式会社
ニホンナレッジカブシキカイシャ上場情報・通信業5252EDINET: E38474Nihon Knowledge Co,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
41.5億円
1.89%営業利益 (FY25)
1.0億円
60.56%経常利益 (FY25)
1.2億円
56.93%純利益 (FY25)
0.8億円
58.91%総資産
21.2億円
0.09%自己資本比率
53.6%
—ROE
7.5%
12.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本ナレッジは、ソフトウェア・ハードウェアの「検証(テスト)事業」(売上構成比約67%)と「開発事業」(同約33%)を両輪とする独立系ITサービス会社である。検証事業では大手SIerや製品ベンダーからシステム検証業務をアウトソーシング受託し、開発事業では大塚商会のERPパッケージ「SMILEシリーズ」を活用した業種特化型カスタマイズ開発や自社セキュリティ製品「monoPack」の販売・保守を手掛ける。売上高は2019年の29億円から2025年の42億円へと着実に成長し、7期連続増収を達成した。一方、FY2025は新諏訪センター開設・人員拡充・賃上げによる人件費増が重なり、営業利益は前期比60.4%減の約1億円、営業利益率は2.4%へと急落した。最大顧客の大塚商会グループへの売上依存度は約33%と高く、顧客分散と直接契約(一次請け)比率の引き上げが中期的な課題となっている。開発エンジニア出身者がテスト自動化を担える点が競合検証専業他社との差別化要因であり、AI対応検証技術の早期整備が今後の競争力維持の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 検証事業が売上の約67%(27.7億円)、開発事業が約33%(13.9億円)を占め、サービス・製品保守で安定収益を補完する。
- 2顧客: 大塚商会グループ(売上比32.6%)を筆頭にSIer・製品ベンダーへ常駐型テストと受託開発サービスを提供する。
- 3価値提案: 開発エンジニアがテスト自動化も担う内製一体型モデルで、品質改善と費用対効果の高い検証サービスを実現する。
- 4コスト構造: 売上原価の大半が人件費で、FY2025の売上原価率は83.0%と高く、技術者の稼働率管理が利益水準を左右する。
Risks · リスク要因
- 1顧客集中リスク: 大塚商会グループへの売上依存度が32.6%に達し、同社の方針変更や取引縮小が業績に直撃する影響度は大きい。
- 2価格競争リスク: 動作確認・仕様比較テスト領域は参入障壁が低く、大手SIerや資金力ある企業の市場参入で価格競争が激化する可能性がある。
- 3人材確保リスク: IT人材不足が深刻化する中でエンジニア採用・定着コストが増加しており、稼働率低下が利益率を直接圧迫するリスクがある。
- 4受託開発の採算悪化リスク: 想定外の工数増加や仕様変更による不採算プロジェクトの発生が業績・財政状態に影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
- 1開発×検証の一体人材: 開発エンジニアがテスト自動化実装も担えるため、競合専業検証会社より高度な自動化サービスを提供できる。
- 2大塚商会との安定関係: 大株主でもある大塚商会グループとの売上比率32.6%の深い取引関係が収益基盤の安定に寄与している。
- 3ISMS・プライバシーマーク取得: 顧客新製品情報を扱う常駐型モデルにおいて情報セキュリティ認証が顧客信頼獲得の参入障壁となる。
- 4業種特化パッケージ: 鋼材業・木材業向けERPテンプレートは高い参入障壁を持ち、小規模ながら安定した保守収益を生み出している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1一次請け比率の向上: SIer経由の二次請けから顧客直接契約へのシフトを進め、自動化サービス導入の裁量拡大と受注単価の引き上げを目指す。
- 2AI対応検証技術の先行整備: AIを取り入れた高度化システムの検証技術で競合他社に先行し、テスト自動化の実績積み上げで差別化を図る。
- 3エンジニア採用・育成への継続投資: 新諏訪センター開設を含む人材投資を継続し、内製比率上昇による収益効率化を中期的に実現する。
- 4開発事業の柱化: 自社セキュリティ製品「monoPack」とクラウド型パッケージへの移行を推進し、高利益率の製品事業を将来収益の柱に育てる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高42億円で7期連続増収: 前期比+1.9%と増収を維持したが、人件費急増により営業利益は前期比60.4%減の99百万円にとどまった。
新諏訪センター開設が財務に影響: 建物取得などで有形固定資産が約3.2億円増加し、長期借入金3億円を調達、設備投資フェーズに入っている。
テスト自動化で複数顧客の実績獲得: 検証事業は自動化サービス受託を推進し、セグメント売上27.7億円・利益4.9億円とほぼ横ばいを確保した。
大塚商会向け売上が過去最高: 主要取引先への売上は12.4億円(売上比29.8%)で前期の11.4億円から増加し、開発事業増収を牽引した。
02
業績推移
売上高
41.5億円▲1.9%FY25
営業利益
1億円▼60.6%FY25
純利益
0.8億円▼58.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 29.0 | 28.2 | 28.2 | 32.3 | 35.5 | 40.8 | 41.5 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.3 | 2.0 | 2.5 | 1.0 |
| 経常利益 | 1.5 | 0.8 | 0.6 | 1.4 | 1.9 | 2.7 | 1.2 |
| 純利益 | 1.0 | 0.5 | 0.3 | 0.9 | 1.4 | 2.0 | 0.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 9.8 | 9.8 | 12.5 | 13.1 | 18.0 | 21.2 | 21.2 |
| 純資産 (自己資本) | 3.4 | 3.8 | 4.1 | 5.2 | 9.0 | 10.8 | 11.4 |
| 自己資本比率 (%) | 34.8 | 39.0 | 32.8 | 39.3 | 49.8 | 51.1 | 53.6 |
| 現金及び預金 | 3.5 | 3.2 | 5.5 | 4.4 | 8.6 | 7.8 | 6.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.7 | ▲0.4 | 1.9 | ▲0.3 | 2.9 | 1.3 | 0.5 |
| 投資CF | ▲0.3 | ▲0.1 | ▲0.3 | ▲0.9 | ▲0.3 | ▲2.9 | ▲1.7 |
| 財務CF | ▲1.0 | 0.2 | 0.8 | 0.1 | 1.6 | 0.8 | 0.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
60.25
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.5%
自己資本利益率
ROA
3.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
421人
平均年齢
37.5歳
平均勤続
5.9年
単体 平均年収
428万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円
配当性向
33.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5
FY21
15
FY22
15
FY23
15
FY24
20
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。