株
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
トランザクションメディアネットワークス上場情報・通信業5258EDINET: E38491Transaction Media Networks Inc.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
123億円
18.62%営業利益 (FY25)
-5.0億円
164.99%経常利益 (FY25)
-5.1億円
166.97%純利益 (FY25)
-6.8億円
216.58%総資産
270億円
5.60%自己資本比率
37.5%
—ROE
0.0%
5.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスは、クレジット・電子マネー・QRコード等あらゆるキャッシュレス決済をワンストップで処理するクラウド型決済処理センターを運営する。CAFIS・CARDNET・steraなど国内主要決済ネットワーク全てと接続し、2025年3月末時点で110万台超の端末を管理、年間4.9兆円超の決済を処理する社会インフラとしての規模を確立している。収益モデルはサブスクリプション型のセンター利用料(ストック収入)を基盤とし、端末販売・QRバーコード精算料・開発売上等のフロー収入が補完する構造だ。 FY2025(2025年3月期)は売上高123億円と前年比18.6%増収を達成したが、データセンター移設に伴う一過性費用・障害対応コスト・サービス品質強化費用が売上原価を前年比26.3%増と押し上げ、営業損失5億円・純損失7億円に転落した。中長期では決済インフラを梃にクラウドPOSやデータプラットフォーム「Xinfony Data Hub」を軸とする情報プロセシング事業へ拡張し、M&Aも活用した非連続成長を目指す方針だが、先行投資負担と移設完了遅延(最長2025年9月末)が当面の収益圧迫要因として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: センター利用料(46.7億円)とQRバーコード精算料(29.9億円)がストック型の主軸で、端末販売・開発売上がフロー収入を補完する。
- 2顧客: 大手ドラッグストア・コンビニ・鉄道等の流通・交通事業者に対しダイレクト営業とホワイトレーベルの二軸で加盟店を拡大している。
- 3価値提案: 電子マネーからQR・クレジットまで全決済手段をワンストップ処理し、PCI DSS準拠の高セキュリティと低コスト導入を同時に実現する。
- 4コスト構造: データセンター運用・開発人件費が主要コストで、移設完了後はインフラ効率化による利益率改善が見込まれる構造である。
Risks · リスク要因
- 1システム障害・データセンター依存リスク: 特定データセンターへの集中が高く、移設作業も2025年9月末まで延期中で、移行中の障害発生がサービス停止・顧客流出につながる可能性がある。
- 2情報漏洩・PCI DSS失効リスク: クレジットカード情報を大量保有しており、PCI DSS認定が取消された場合は一部サービス提供が不能となり業績に甚大な影響を与えうる。
- 3先行投資による収益圧迫リスク: 情報プロセシング事業は未だ先行投資フェーズであり、FY2025のように開発費・システム費が急増すると営業赤字が継続するリスクがある。
- 4競争環境悪化リスク: 政府主導の決済手数料引き下げ圧力やQR決済事業者・stera等の台頭により、ストック収入単価の低下や端末更新需要の停滞が起こりうる。
Strengths · 強み
- 1接続規模の優位性: 110万台超・年間4.9兆円処理という国内最大級の接続実績が、新規競合には容易に模倣できない参入障壁を形成している。
- 2オープン戦略: CAFIS・CARDNET・steraの国内主要ネットワーク全てと接続し、競合他社と協業しながら面を拡大できる柔軟なポジションを持つ。
- 3電子マネー特化の競争優位: 競合が少ない電子マネー処理に強みを持ち、Alipay+など海外ブランドも含む多ブランド対応でインバウンド需要を取り込む。
- 4データ資産とプラットフォーム化: クラウドPOSと「Xinfony Data Hub」により決済データ・非決済データを一体管理し情報プロセシング事業への転換を加速できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1短期: 接続端末増加戦略として新端末「UT-X20」「UT-P11」を投入し、金融機関・公共交通・物流領域に拡大して端末台数の一段の積み上げを目指す。
- 2短期: クロスセル戦略により定額型と従量型(GMV課金・処理件数課金)のベストミックスを追求し、ストック収入の成長カーブを引き上げる方針である。
- 3中長期: 「Xinfony Data Hub」を核としたデータプラットフォームと総合流通ソリューションで情報プロセシング事業を収益柱に育て、2030年を見据えた事業基盤強化を進める。
- 4M&A: 業界ロールアップも視野に積極的なM&Aを実施し、キャッシュレス決済サービス事業および情報プロセシング事業の非連続的成長を実現する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は123億円(前年比+18.6%)と増収達成したが、データセンター移設の一過性費用等で売上原価が前年比+26.3%増となり、営業損失5億円・純損失7億円に転落した。
データセンター移設が障害検出・追加検証を繰り返し、当初の2025年3月末完了予定が最長2025年9月末まで延期され、工期遅延リスクが継続している。
大手ドラッグストアチェーンへのクラウドPOS本格導入と「Xinfony Data Hub」の2024年6月提供開始により情報プロセシング分野で初の商業実績を獲得したが、売上寄与は計画未達であった。
2024年のキャッシュレス決済比率が42.8%に達し政府目標40%を前倒し達成、東海道新幹線車内決済やAlipay+追加対応など新ユースケース創出でQRバーコード精算料が前年比+34%の29.9億円に拡大した。
02
業績推移
売上高
123億円▲18.6%FY25
営業利益
-5.1億円▼165.0%FY25
純利益
-6.8億円▼216.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 49.8 | 81.7 | 64.5 | 71.4 | 78.3 | 104 | 123 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 7.1 | 5.6 | 7.8 | -5.0 |
| 経常利益 | 3.0 | 16.5 | 1.6 | 7.1 | 5.3 | 7.7 | -5.1 |
| 純利益 | 2.2 | 11.1 | 1.0 | -3.9 | 6.7 | 5.9 | -6.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 72.5 | 93.2 | 96.4 | 104 | 98.1 | 256 | 270 |
| 純資産 (自己資本) | 60.9 | 72.0 | 73.1 | 57.7 | 49.6 | 108 | 101 |
| 自己資本比率 (%) | 84.1 | 77.3 | 75.8 | 55.6 | 50.5 | 42.4 | 37.5 |
| 現金及び預金 | — | — | 21.7 | 34.2 | 28.6 | 132 | 141 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 10.4 | 21.1 | 28.0 | 5.3 | 36.2 |
| 投資CF | — | — | ▲23.1 | ▲13.4 | ▲13.8 | 45.9 | ▲26.5 |
| 財務CF | — | — | 9.1 | 4.9 | ▲19.8 | 51.9 | ▲0.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
289人
平均年齢
40.9歳
平均勤続
4.9年
単体 平均年収
756万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。