旭
旭コンクリート工業株式会社
アサヒコンクリートコウギョウカブシキガイシャ上場ガラス・土石製品5268EDINET: E01143ASAHI CONCRETE WORKS CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: ガラス・土石製品
売上高 (FY25)
72.2億円
2.12%営業利益 (FY25)
5.6億円
34.71%経常利益 (FY25)
6.1億円
30.56%純利益 (FY25)
4.1億円
21.89%総資産
159億円
10.35%自己資本比率
76.2%
—ROE
3.6%
0.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
旭コンクリート工業は、ボックスカルバートや管路製品を中心とするコンクリート二次製品の製造・販売を主軸とする専業メーカーである。売上の大半を公共事業向けコンクリート関連事業(売上71.8億円)が占め、下水道・防災・インフラ老朽化対策といった社会資本整備の需要を取り込む。売上高はピークの2019年103億円から2022年65億円まで大幅に縮小したが、FY2025は72億円と2期連続で回復基調にある。営業利益は前期比34.7%増の5.6億円と利益率改善が顕著で、原価低減と選別受注の効果が表れている。一方、受注高は前年比24.8%減と大きく落ち込んでおり、次期以降の売上回復には不確実性が残る。自己資本比率76.2%・現金27.9億円と財務は安定しており、設備投資も有形固定資産取得3億円程度と保守的な水準を維持している。ROE3.6%は低水準だが、多額の純資産(121億円)に比べ収益規模が小さい構造的課題を抱える。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: コンクリート二次製品部門が売上の62%(45億円)を占め、資材販売(22.6億円)・工事(4.2億円)が補完する。
- 2顧客: 官公庁の公共事業が主たる需要先で、下水道・防災・道路インフラ向けに製品を納入している。
- 3価値提案: CIMや3D技術を活用した設計織込み営業と現場打ちのプレキャスト化提案で受注を差別化している。
- 4コスト構造: 原材料費が製造原価の大部分を占め、仕入先分散と薄肉軽量化・設備更新による原価低減が収益管理の鍵である。
Risks · リスク要因
- 1公共事業依存: 売上の大半が官公庁向けであり、国・地方の予算削減や公共工事発注量の変動が業績に直結するリスクがある。
- 2原材料価格高騰: セメント・骨材等の主要原材料が高止まりし、価格転嫁が困難な場合は製造原価の上昇が収益を直撃する。
- 3受注残の急減: FY2025受注高は前年比24.8%減・受注残高は45.1%減と大幅に落ち込み、次期以降の売上確保に不安が残る。
- 4固定資産の減損リスク: 多数の製造拠点を抱える中で、需要減少や工場稼働率低下時に固定資産の減損損失が発生する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1国土強靭化の追い風: 政府の国土強靭化計画や老朽化インフラ更新需要が継続し、公共向け専業メーカーとして安定受注基盤を持つ。
- 2財務健全性: 自己資本比率76.2%・現金27.9億円と無借金に近い強固なバランスシートが経営の安定を支えている。
- 3CIM・3D技術活用: デジタル設計提案能力を組み込み、設計段階からの受注獲得(設計織込み活動)で競合との差別化を図っている。
- 4プレキャスト化対応: 建設現場の生産性向上・ICT化の潮流に乗り、現場打ち代替需要を取り込む製品・工法の提案力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1重点工場の設備更新: 生産効率向上と品質改善のため重点工場の設備を順次更新し、高騰する原材料コストに対応した原価低減を図る。
- 2新製品・新工法の開発: ECO-C・L工法や焼却灰活用コンクリートなど脱炭素・高付加価値製品の実用化で受注単価の向上を目指す。
- 3人材の多様化と通年採用: 若手・中途人材の通年採用と女性比率20%以上(2027年3月期目標)を掲げ、次代の中核人材育成を推進する。
- 4デジタル営業の強化: CIM・3Dプリンターモデル等を活用した設計提案活動を拡充し、競合との差別化と受注回復を狙う。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高72.2億円(前期比+2.1%)、営業利益5.6億円(同+34.7%)と利益面の回復が顕著であった。
受注高が急減: FY2025のコンクリート二次製品部門の受注高は49,233屯・30.8億円と前年比38.5%減と大幅に落ち込んだ。
関係会社株式の時価評価増: その他有価証券評価差額金が10.9億円増加し、純資産が121.3億円・自己資本比率76.2%に改善した。
キャッシュ創出力が向上: 営業CFが8.8億円(前期4.1億円)と倍増し、期末現金残高は27.9億円と安定した流動性を維持した。
02
業績推移
売上高
72.2億円▲2.1%FY25
営業利益
5.6億円▲34.7%FY25
純利益
4.1億円▲21.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 103 | 98.0 | 84.2 | 64.7 | 65.8 | 70.7 | 72.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.7 | 3.5 | 4.1 | 5.6 |
| 経常利益 | 4.9 | 5.9 | 5.7 | 4.8 | 4.3 | 4.7 | 6.1 |
| 純利益 | 3.1 | 3.8 | 4.1 | 3.1 | 3.1 | 3.4 | 4.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 153 | 140 | 141 | 136 | 135 | 144 | 159 |
| 純資産 (自己資本) | 97.3 | 96.4 | 102 | 102 | 104 | 109 | 121 |
| 自己資本比率 (%) | 63.8 | 68.7 | 72.0 | 74.7 | 76.9 | 75.3 | 76.2 |
| 現金及び預金 | 20.9 | 20.5 | 26.4 | 22.1 | 24.0 | 25.9 | 28.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.9 | 6.9 | 6.5 | 3.9 | 7.4 | 4.2 | 8.8 |
| 投資CF | ▲1.7 | ▲5.6 | 1.4 | ▲3.2 | ▲3.5 | ▲0.4 | ▲4.1 |
| 財務CF | ▲1.8 | ▲1.7 | ▲2.0 | ▲5.0 | ▲1.9 | ▲1.9 | ▲2.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
31.30
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
3.6%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
189人
平均年齢
47.6歳
平均勤続
18.2年
単体 平均年収
535万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
17.00円-1
配当性向
54.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
13
FY21
13
FY22
13
FY23
13
FY24
18
FY25
17
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。