三
三谷セキサン株式会社
ミタニセキサンカブシキカイシャ上場ガラス・土石製品5273EDINET: E01169mitanisekisanco.,ltd
決算期: 03月期
業種: ガラス・土石製品
売上高 (FY25)
878億円
5.59%営業利益 (FY25)
139億円
14.73%経常利益 (FY25)
149億円
11.41%純利益 (FY25)
102億円
9.99%総資産
1252億円
4.05%自己資本比率
72.3%
—ROE
11.9%
0.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
三谷セキサンはコンクリートパイルの製造から施工まで一貫して手がける建設資材メーカーであり、売上の約78%をコンクリート二次製品関連事業が占める。業界全体の出荷量が前期比6%減少する逆風下でも、FY2025売上高は878億円(前期比+5.6%)、営業利益138億円(同+14.7%)と増収増益を達成した。この好業績を支えたのが情報関連事業(売上103億円・前期比+35.4%、営業利益+128.7%)とホテル・環境衛生を含むその他事業(売上92億円・前期比+28.1%)の急拡大であり、主力のパイル部門の需要減を補完した。財務面では総資産1,252億円に対し純資産905億円と自己資本比率72%超の強固な財務基盤を持ち、現預金428億円を保有する。ROEは11.9%と改善傾向にあり、自己株式取得・消却も実施するなど株主還元にも積極的である。一方でセメント・鋼材の原材料価格高止まりや民間建設需要の変動、情報事業の競合激化が今後の注視点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: コンクリートパイル製造・施工が売上683億円(全体の78%)を占め、情報関連103億円・その他92億円が補完している。
- 2顧客: 民間・官公庁の建設工事向けにパイル製品と施工を一体提供し、ゼネコンや建設会社を主要顧客とする。
- 3価値提案: 製品販売と請負工事を単一契約で提供する一貫施工モデルにより、施工品質と顧客利便性を同時に高めている。
- 4コスト構造: セメント・鋼材が主要原材料であり、全国12拠点の工場網と施工技術部門が固定費の中核を形成している。
Risks · リスク要因
- 1民間需要依存リスク: パイル部門の需要は民間建設投資に大きく左右され、景気後退局面では業界出荷量が急減し業績が悪化する可能性がある。
- 2原材料価格リスク: セメント・鋼材価格の高止まりが続いており、製造コスト上昇を販売価格に十分転嫁できない場合は利益率が圧迫される。
- 3不採算工事リスク: 価格競争による低採算受注や工期遅延が発生した場合、工事損失引当金の計上を通じて当期業績が悪化する可能性がある。
- 4情報セキュリティリスク: 情報関連事業の拡大に伴い顧客・技術情報の保有量が増大しており、サイバー攻撃等による情報漏洩リスクが高まっている。
Strengths · 強み
- 1高い利益率: 業界全体需要が6%減の中でも営業利益率15.8%を維持し、販売強化と施工効率化で利益を拡大できる収益体質を持つ。
- 2財務の堅牢性: 自己資本比率72%超・現預金428億円を保有し、無借金に近い財務基盤が景気変動への耐性を大きく高めている。
- 3多角化による収益安定: 情報関連事業の営業利益が前期比128.7%増と急成長し、パイル需要の変動リスクを構造的に分散できている。
- 4施工技術の差別化: 独自工法・多数の特許により高品質施工を実現し、価格競争が激化する中でも競合との差別化を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1技術・営業力強化: 顧客ニーズに対応した新製品・新工法の開発を継続し、競合他社との差別化により受注競争力を維持・向上させる方針である。
- 2キャッシュフロー経営の深化: 営業CFは133億円(前期比+47億円)と拡大しており、設備更新投資と株主還元のバランスを取りながら財務体質を強化する。
- 3多角化事業の継続拡大: 情報関連・ホテル・環境衛生事業の成長軌道を維持し、パイル事業への依存度を中長期的に引き下げる収益構造を目指す。
- 4CO2削減への取り組み: 国内12工場でScope1・2のCO2排出量算定を2025年度より開始し、指標・目標を段階的に設定してサステナビリティ経営を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高878億円(前期比+5.6%)、営業利益139億円(+14.7%)、純利益102億円(+10.0%)とパイル需要減を多角化で克服した。
情報関連事業が急拡大: ソフトウェア販売増により売上103億円(+35.4%)・営業利益18億円(+128.7%)と全セグメント中最高の成長率を記録した。
自己株式取得・消却を実施: 財務活動CFは△56億円と前期比2.5倍の流出となり、自己株式消却が純資産905億円の主要変動要因となった。
受注残高が大幅増加: コンクリート二次製品関連の受注残高349億円(前期比+44.7%)と積み上がり、次期以降の売上確保に向けた先行きが明るい。
02
業績推移
売上高
878億円▲5.6%FY25
営業利益
139億円▲14.7%FY25
純利益
102億円▲10.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 711 | 751 | 689 | 773 | 861 | 831 | 878 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 76.0 | 100.0 | 121 | 139 |
| 経常利益 | 84.6 | 88.1 | 80.4 | 83.7 | 109 | 134 | 149 |
| 純利益 | 55.1 | 56.1 | 53.7 | 53.2 | 82.0 | 92.5 | 102 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 866 | 917 | 980 | 1036 | 1050 | 1204 | 1252 |
| 純資産 (自己資本) | 589 | 615 | 686 | 686 | 715 | 847 | 905 |
| 自己資本比率 (%) | 68.1 | 67.1 | 70.0 | 66.2 | 68.1 | 70.4 | 72.3 |
| 現金及び預金 | 253 | 306 | 351 | 357 | 375 | 404 | 428 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 91.7 | 99.3 | 89.0 | 93.0 | 97.6 | 86.9 | 134 |
| 投資CF | ▲24.0 | ▲17.9 | ▲28.2 | ▲21.6 | ▲70.1 | ▲38.3 | ▲53.5 |
| 財務CF | ▲19.9 | ▲28.0 | ▲16.3 | ▲67.9 | ▲12.4 | ▲22.4 | ▲56.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
561.44
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.9%
自己資本利益率
ROA
8.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ConcreteSecondaryProducts0.1兆77.8%0.01兆15.4%
InformationRelated0.0兆11.7%0.00兆17.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆10.4%0.00兆28.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
350人
平均年齢
40.1歳
平均勤続
10.1年
単体 平均年収
670万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
196.00円+55
配当性向
36.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
54
FY21
59
FY22
66
FY23
99
FY24
141
FY25
196
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。