日
日本興業株式会社
ニホンコウギョウカブシキガイシャ上場ガラス・土石製品5279EDINET: E01200NIHON KOGYO CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: ガラス・土石製品
売上高 (FY25)
147億円
7.85%営業利益 (FY25)
6.0億円
43.72%経常利益 (FY25)
6.4億円
38.15%純利益 (FY25)
3.9億円
33.56%総資産
162億円
3.78%自己資本比率
48.8%
—ROE
5.1%
1.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本興業は、プレキャストコンクリート製品の製造・販売を主軸とする専業メーカーであり、土木資材事業(売上構成比約70%)・景観資材事業(約24%)・エクステリア事業(約6%)の3セグメントを全国で展開している点が最大の特徴である。国土強靭化・防災減災・流域治水といった公共インフラ投資の恩恵を受けながら、役所・建設コンサルタントへの特注対応型提案営業と3次元データを活用した高付加価値製品開発を競争力の源泉としている。FY2025は土木資材・景観資材の大型物件進捗が追い風となり、売上高147億円(前期比+7.8%)、営業利益6億円(同+43.5%)と大幅な利益改善を実現した。2025年4月には中期経営計画「Nikko Revolution Towards 2033」を発表し、ROE・PBR向上を目標指標に掲げ、目標配当性向35%・総還元性向50%の株主還元強化と、九州子会社・葉月工業を起点とするエリア拡大、低炭素コンクリート「Necoコンクリート」等サステナビリティ製品の拡販を軸とした成長戦略を推進している。一方、原材料・エネルギーコスト高騰や公共投資の変動リスク、老朽化設備への対応が課題として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 製品売上55.5%・商品売上31.2%・工事売上13.3%の3形態で構成し、土木資材事業が売上の約70%を占める。
- 2顧客: 国や地方自治体・建設コンサルタント向け公共事業が主体で、民間商業施設や住宅外構向けも展開する。
- 3価値提案: 現場省力化・工期短縮を実現するプレキャスト製品と特注対応力・3次元設計提案で高付加価値を訴求する。
- 4コスト構造: 砂・砂利・セメント・鋼材が主要原材料で、重油コストと大型車両配送費が収益変動の主因となっている。
Risks · リスク要因
- 1原材料・エネルギーコスト高騰: セメント・鋼材・重油・配送費の想定外上昇が利益を直撃するリスクが最も顕在化している。
- 2公共投資の変動: 土木・景観事業の売上の大部分が公共事業依存で、予算削減や発注遅延が業績に直結するリスクがある。
- 3自然災害・BCP: 生産拠点が西日本集中のため大規模地震・台風で生産停止に陥り、売上機会損失が生じる可能性がある。
- 4人材確保困難: 建設業全体の人手不足が深刻化しており、必要人員確保ができなければ事業活動の停滞につながるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1全国3事業展開: 土木・景観・エクステリアを全国で同時展開する競合少数の総合プレキャストメーカーで幅広い品揃えを持つ。
- 2特注対応力: 役所・建設コンサルへの提案営業と3次元データ活用により難易度の高い特注物件の受注を獲得している。
- 3公共需要の恩恵: 国土強靭化・防災減災予算の継続的配分により土木・景観の2事業で安定した受注基盤を確保している。
- 4価格転嫁の実行力: FY2025に原材料高騰分の販売価格転嫁を着実に推進し、営業利益を前期比43.5%増と大幅改善した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画「Nikko Revolution Towards 2033」: 2025年4月始動。ROE・PBR向上を目標指標に据え、目標配当性向35%・総還元性向50%を掲げる。
- 2エリア戦略: 関東地区での土木資材拡販と子会社・葉月工業を起点とする九州地区での本格展開により売上地盤を拡大する。
- 3サステナビリティ製品拡大: 低炭素型「Necoコンクリート」の拡販やブルーカーボン取組みを推進し、2040年カーボンニュートラルを目指す。
- 4設備・人材への投資: 老朽生産設備の計画的更新を実施しつつ、教育・健康経営強化でエンゲージメント向上と生産性改善を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績大幅改善: 売上高147億円(前期比+7.8%)、営業利益6億円(同+43.5%)と増収増益を達成し、ROEは5.1%に回復した。
景観資材事業の黒字転換: 首都圏大型開発・大阪関西万博・JR高松駅再開発が進捗し、売上35億円(+15.1%)・利益1億円を計上した。
エクステリア事業の不振: 主力の立水栓等ガーデン製品が振るわず、売上9億円(-7.0%)・セグメント利益は前期比88.4%減の3百万円にとどまった。
中期経営計画発表と葉月工業連結効果: 2025年4月に「Nikko Revolution Towards 2033」を公表し、九州子会社の寄与で土木資材売上103億円(+7.0%)を達成した。
02
業績推移
売上高
147億円▲7.8%FY25
営業利益
6億円▲43.7%FY25
純利益
3.9億円▲33.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 120 | 126 | 122 | 118 | 113 | 137 | 147 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.6 | 2.8 | 4.1 | 6.0 |
| 経常利益 | 2.9 | 5.5 | 4.8 | 4.2 | 3.2 | 4.6 | 6.4 |
| 純利益 | 1.2 | 2.7 | 3.3 | 2.7 | 2.0 | 3.0 | 3.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 147 | 136 | 140 | 138 | 152 | 156 | 162 |
| 純資産 (自己資本) | 64.6 | 66.8 | 70.2 | 71.6 | 74.8 | 76.6 | 79.1 |
| 自己資本比率 (%) | 44.0 | 49.0 | 50.0 | 52.0 | 49.2 | 49.0 | 48.8 |
| 現金及び預金 | 11.5 | 12.2 | 13.4 | 13.7 | 14.4 | 14.5 | 14.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.2 | 8.4 | 10.1 | 6.8 | 2.3 | 12.6 | 6.7 |
| 投資CF | ▲1.1 | 6.4 | ▲4.9 | ▲2.6 | ▲7.4 | ▲4.3 | ▲3.1 |
| 財務CF | ▲4.8 | ▲14.1 | ▲4.0 | ▲3.9 | 5.8 | ▲8.2 | ▲3.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
135.70
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.1%
自己資本利益率
ROA
2.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CivilConstructionMaterialsBusinessUnit0.0兆69.8%0.00兆4.7%
GardenAndExteriorBusinessUnit0.0兆6.1%0.00兆0.3%
LandscapeMaterialsBusinessUnit0.0兆24.1%0.00兆3.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
311人
平均年齢
43.7歳
平均勤続
11.5年
単体 平均年収
505万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円+10
配当性向
33.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
25
FY21
25
FY22
25
FY23
25
FY24
30
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。