株
株式会社高見澤
カブシキガイシャタカミサワ上場卸売業5283EDINET: E01208TAKAMISAWA CO., LTD.
決算期: 06月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
736億円
3.08%営業利益 (FY25)
14.6億円
19.19%経常利益 (FY25)
16.7億円
20.97%純利益 (FY25)
6.7億円
11.73%総資産
389億円
1.31%自己資本比率
38.0%
—ROE
4.7%
0.89%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社高見澤は長野県を地盤とする多角化コングロマリットで、電設資材事業(売上383億円・構成比52%)、カーライフ関連事業(同180億円・24%)、建設関連事業(同90億円・12%)、その他事業(同83億円・11%)の4セグメントで構成される。売上高は2019年643億円から2025年736億円へ7年連続で概ね拡大基調にあるが、FY2025は売上高736億円(+3.1%)と増収を確保しながらも、原材料・人件費高騰の影響で営業利益15億円(-19.2%)、経常利益17億円(-21.0%)、純利益7億円(-11.7%)と全利益段階で大幅な前年割れとなった。営業利益率はわずか2%程度にとどまり、ROE4.7%と資本効率も低水準である。電設資材事業が収益の中核を担う一方、その他事業の営業利益は前年比49%減と落ち込みが顕著だった。FY2026の目標は売上高740億円・経常利益18億円と小幅な回復を見込む。DXによる生産性向上、資本コスト意識の徹底、人的資本投資を重点課題に掲げており、低収益構造の打破が長期的な企業価値向上の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電設資材の仕入販売が売上383億円(全体の52%)を占め、グループ収益の柱となっている。
- 2顧客: 公共工事・民間設備投資向けの建設・電設分野と、長野県内の一般消費者向けカーライフ事業が主要顧客層である。
- 3価値提案: 地域密着の多角的事業ポートフォリオにより、建設・エネルギー・食品など生活インフラを幅広くカバーしている。
- 4コスト構造: 商品仕入が主体で仕入原価率が高く、FY2025商品仕入合計521億円が費用の大宗を占める薄利型構造である。
Risks · リスク要因
- 1有利子負債と金利上昇リスク: 有利子負債残高は953億円ではなく95億円(借入依存度24.5%)であり、市場金利上昇が財務費用を押し上げる可能性がある。
- 2石油需要の長期逓減: EV・HV普及と人口減少で燃料油販売量の継続的な減少が見込まれ、カーライフ事業の収益基盤が縮小するリスクがある。
- 3公共工事予算への依存: 建設関連・電設資材両事業で公共工事依存度が高く、政府の歳出削減が業績に直結するリスクをはらんでいる。
- 4中国合弁事業リスク: 生コン製造販売の合弁2社が中国規制・経済情勢の影響を受けやすく、地政学リスク拡大局面での業績下振れが懸念される。
Strengths · 強み
- 1電設資材の地域シェア: 長野県を中心とした電設資材流通で高い地域シェアを持ち、売上383億円の安定基盤を形成している。
- 2多角化によるリスク分散: 建設・電設・カーライフ・食品の4セグメントが相互補完し、特定事業依存リスクを低減している。
- 3建設受注の伸長: FY2025の建設受注高は前年比118%、受注残高は同127%と増加しており、将来売上の下支えになっている。
- 4キャッシュ創出力: 営業CFは37億円(前年比+154%)と大幅改善し、固定資産取得31億円を自己資金で賄える財務健全性がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1収益基盤の再構築: セグメント制を活かした事業ポートフォリオ見直しと経営資源の最適配分により、成長と収益性の両立を目指す。
- 2DXによる生産性向上: 業務の属人化排除とデジタル化推進で労働生産性を高め、資本コストを意識した資本効率の最大化を図る。
- 3人的資本投資の強化: 等級別研修・リスキリング整備とマネジメント人材育成を軸に、シニア層活用も含めた人的資源の最適化を推進する。
- 4FY2026目標達成: 売上高740億円・経常利益18億円を次期目標とし、営業エリア拡大と適正価格追求で前期比増益回復を狙う。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収減益: 売上高736億円(+3.1%)の一方、営業利益15億円(-19.2%)・経常利益17億円(-21.0%)と人件費・原材料高騰が利益を圧迫した。
その他事業の利益急落: その他事業の営業利益が前年比49.1%減の2億円となり、農産物・不動産部門のコスト高と価格競争が直撃した。
固定資産投資の拡大: 有形固定資産取得に31億円を投じ、総資産に占める固定資産比率が上昇、設備更新・能力増強フェーズに入っている。
サステナビリティ方針の新策定: 2025年7月にサステナビリティ経営方針書を初めて策定・公表し、ESG経営の体制整備を本格始動した。
02
業績推移
売上高
736億円▲3.1%FY25
営業利益
14.6億円▼19.2%FY25
純利益
6.7億円▼11.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 643 | 625 | 633 | 634 | 689 | 714 | 736 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 10.9 | 16.3 | 18.0 | 14.6 |
| 経常利益 | 10.3 | 13.8 | 16.9 | 13.2 | 18.9 | 21.1 | 16.7 |
| 純利益 | 6.2 | 8.1 | 10.1 | 6.2 | 12.4 | 7.6 | 6.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 340 | 333 | 334 | 340 | 374 | 394 | 389 |
| 純資産 (自己資本) | 98.6 | 106 | 117 | 123 | 135 | 142 | 147 |
| 自己資本比率 (%) | 29.0 | 31.8 | 34.9 | 36.2 | 36.2 | 36.1 | 38.0 |
| 現金及び預金 | 33.0 | 29.3 | 28.4 | 20.2 | 28.4 | 28.7 | 38.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 11.0 | 27.5 | 14.8 | 11.3 | 27.4 | 14.8 | 37.5 |
| 投資CF | ▲12.1 | ▲9.4 | ▲11.6 | ▲9.6 | ▲12.7 | ▲11.9 | ▲31.1 |
| 財務CF | 2.0 | ▲21.7 | ▲4.2 | ▲9.9 | ▲6.6 | ▲2.5 | 3.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
402.36
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.7%
自己資本利益率
ROA
1.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
TheConstructionRelatedIndustry0.0兆12.2%0.00兆3.5%
TheElectricalEquipmentMaterialIndustry0.0兆52.1%0.00兆2.6%
TheOilAndAutomotiveIndustry0.0兆24.4%0.00兆0.8%
その他0.0兆11.2%0.00兆2.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
551人
平均年齢
41.8歳
平均勤続
10.1年
単体 平均年収
549万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
50.00円
配当性向
46.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
25
FY21
50
FY22
25
FY23
50
FY24
50
FY25
50
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。