東
東京窯業株式会社
トウキョウヨウギョウカブシキガイシャ上場ガラス・土石製品5363EDINET: E01149TYK CORPORATION
決算期: 03月期
業種: ガラス・土石製品
売上高 (FY25)
319億円
6.40%営業利益 (FY25)
45.0億円
41.50%経常利益 (FY25)
50.3億円
24.22%純利益 (FY25)
31.3億円
31.62%総資産
592億円
3.99%自己資本比率
80.1%
—ROE
7.8%
1.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
東京窯業(TYK)は1947年創業の耐火物・ファインセラミックス専業メーカーで、製鋼用耐火物を中核に、日本・北米・ヨーロッパ・アジアの4極で製造・販売を展開する。売上高の約68%を国内が占めるが、北米がFY2025に前期比+27.3%の46億円へ急伸するなど海外比率が上昇傾向にある。FY2025は連結売上高319億円(+6.4%)、営業利益45億円(+41.5%)、経常利益50億円(+24.2%)、純利益31億円(+31.6%)と高い増益率を達成し、自己資本比率69.1%・現金残高135億円と財務健全性も高い。一方、売上の大半が鉄鋼業界向けであるため粗鋼需要の動向に業績が左右されやすく、国内粗鋼生産量の長期的な縮小が構造的課題となっている。これに対し同社は、インド・ブラジルなど成長市場への進出、電子部品・環境関連セラミックスへの新素材事業拡張、カーボンニュートラル対応製品の開発を成長戦略の三本柱として掲げ、既存の高品質耐火物事業で稼いだキャッシュを新分野へ投資する構造転換を進めている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 製鋼用耐火物が売上の中核で、国内215億円・北米47億円・欧州44億円など4極で合計319億円を稼ぐ。
- 2顧客: 国内外の鉄鋼メーカーを主要顧客とし、電子部品・環境産業向け新素材事業も育成中である。
- 3価値提案: 顧客課題を共同解決する「TYKビジネスモデル」のもと、高品質耐火物と先端セラミックス技術を一体提供する。
- 4コスト構造: アルミナ・ジルコニア等の耐火原料を世界各地から調達し、国内外の自社工場で一貫生産する。
Risks · リスク要因
- 1鉄鋼需要依存: 売上構成の大半が鉄鋼業界向けで、国内粗鋼生産量の長期縮小が既存事業の成長上限を制約するリスクがある。
- 2原材料価格変動: アルミナ・ジルコニア等の耐火原料は特定地域への依存が残り、価格高騰が製造コストを直撃する可能性がある。
- 3為替リスク: 売上の約32%が海外(米ドル・ユーロ建て)であり、円高局面では換算収益の目減りや輸出競争力の低下が生じうる。
- 4地政学・関税リスク: 米国関税政策の強化やウクライナ・中東情勢の長期化が、海外拠点の操業や輸出入コストに悪影響を及ぼしうる。
Strengths · 強み
- 1財務健全性: 自己資本比率69.1%・現金135億円と無借金に近い堅固なバランスシートを保持している。
- 2多極生産体制: 日本・米国・欧州・アジアに生産拠点を持ち、現地調達・現地供給で地政学リスクを分散している。
- 3技術蓄積: 創業77年の耐火物・ファインセラミックス技術を基盤に、電子部品・環境セラミックス等の高付加価値品へ横展開できる。
- 4収益改善力: FY2025の営業利益率14.1%は前期(10.6%)から大幅改善し、販売構成の最適化で利益を急拡大させた。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1海外成長市場進出: 鉄鋼需要拡大が見込まれるインド・ブラジルへの進出を推進し、高付加価値鋼生産市場を取り込む計画である。
- 2新素材事業への大規模投資: 電子部品・環境関連セラミックスを次の柱とし、生産能力拡大と新製品開発に集中投資する方針である。
- 3カーボンニュートラル対応: 鉄鋼業の脱炭素化に伴う市場変化を商機と捉え、CN対応耐火物・環境創造技術製品の開発を加速する。
- 4国内設備更新でコスト削減: 既存国内生産設備を更新し、徹底的なコスト圧縮と生産性向上を両立して利益成長を持続させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益: 売上高319億円(+6.4%)、営業利益45億円(+41.5%)と過去最高水準の利益を達成し、純利益も31億円(+31.6%)となった。
北米が急成長: 北米セグメントの売上高が46億円(+27.3%)に達し、セグメント利益は前期比+151.9%と2.5倍超に急拡大した。
財務体質の改善: 純資産が473億円(+4.9%)に増加し、1株当たり純資産額920円65銭、ROE7.8%と株主価値が着実に向上している。
2025年度テーマに変革姿勢: 「過去の成功体験を捨てて、新しい冒険に乗り出そう!」を年度テーマに掲げ、新規分野開拓を経営の最優先課題に据えた。
02
業績推移
売上高
319億円▲6.4%FY25
営業利益
45億円▲41.5%FY25
純利益
31.3億円▲31.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 272 | 280 | 229 | 259 | 287 | 300 | 319 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 30.9 | 32.0 | 31.8 | 45.0 |
| 経常利益 | 36.7 | 35.0 | 25.6 | 35.5 | 38.0 | 40.5 | 50.3 |
| 純利益 | 20.3 | 13.4 | 12.8 | 17.3 | 21.2 | 23.8 | 31.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 417 | 421 | 452 | 473 | 500 | 569 | 592 |
| 純資産 (自己資本) | 312 | 320 | 350 | 368 | 398 | 452 | 474 |
| 自己資本比率 (%) | 74.8 | 76.1 | 77.4 | 77.8 | 79.6 | 79.4 | 80.1 |
| 現金及び預金 | 68.5 | 94.9 | 121 | 117 | 107 | 129 | 136 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 15.7 | 46.9 | 45.3 | 14.0 | 19.6 | 40.2 | 33.0 |
| 投資CF | ▲12.0 | ▲15.0 | ▲17.0 | ▲12.7 | ▲21.3 | ▲13.5 | ▲17.9 |
| 財務CF | ▲6.0 | ▲5.0 | ▲3.5 | ▲7.0 | ▲8.9 | ▲7.2 | ▲8.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
70.58
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.8%
自己資本利益率
ROA
5.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Asia0.0兆2.8%0.00兆14.6%
Europe0.0兆13.8%0.00兆8.0%
Japan0.0兆67.5%0.00兆18.4%
NorthAmerica0.0兆14.6%0.00兆9.4%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆1.3%0.00兆31.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
389人
平均年齢
44.9歳
平均勤続
17.1年
単体 平均年収
654万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
29.70円+6
配当性向
41.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
9
FY21
8
FY22
12
FY23
18
FY24
24
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。