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株式会社ニッカトー

カブシキガイシャニッカトー上場ガラス・土石製品5367EDINET: E01188
NIKKATO CORPORATION
決算期: 03月期
業種: ガラス・土石製品
売上高 (FY25)
101億円
1.58%
営業利益 (FY25)
6.4億円
30.50%
経常利益 (FY25)
7.2億円
27.42%
純利益 (FY25)
5.0億円
28.21%
総資産
171億円
0.38%
自己資本比率
76.6%
ROE
3.8%
1.70%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

ニッカトーは大阪府に2工場を持つファインセラミックス専業メーカーで、売上高の73.5%を占めるセラミックス事業と26.5%のエンジニアリング事業の2本柱で構成される。セラミックス事業ではMLCC製造工程で粉砕媒体として使用されるジルコニア製YTZボール(耐摩耗セラミックス)が主力で、電子部品業界向け売上比率がセラミックス事業で54.2%と高く、同業界の在庫サイクルに業績が大きく連動する構造を持つ。FY2025は電子部品業界の上半期低調と一部製品への棚卸評価損(約1.1億円)、原燃料高騰が重なり、売上高101億円(前期比-1.6%)、営業利益6.4億円(同-30.5%)と目標ROE8%に対して実績3.8%に留まった。一方で下半期は受注改善傾向に転じ、受注高合計は前期比+10.6%と回復の兆しも見られる。2025年度からスタートした中期経営計画「CONNECT30」ではセラミックス事業売上100億円・エンジニアリング事業30億円・営業利益率15%を2030年の目標に掲げ、戦略投資の加速とPBR1倍超えを目指している。原料の大半を東ソー1社に依存するサプライチェーンリスクと、主要顧客の電子部品業界への集中リスクが投資家にとっての主要な懸念点となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: セラミックス事業が売上の73.5%(74億円)、エンジニアリング事業が26.5%(27億円)を占める2事業構造である。
  • 2顧客: 主力はMLCC等を製造する電子部品メーカーで、セラミックス事業売上の54.2%がIT・電子部品向けである。
  • 3価値提案: ジルコニアYTZボールなど100%セラミックス製の粉砕・耐熱部品を提供し、顧客の製造工程の精度・効率を支える。
  • 4コスト構造: 売上原価率79.9%と高く、主原料ジルコニアを東ソー1社から仕入額の74.6%分調達する構造である。
Risks · リスク要因
  • 1電子部品業界依存: セラミックス事業売上の54.2%がIT・電子部品向けであり、業界在庫調整局面では業績が急落するリスクがある。
  • 2原料・仕入先集中: ジルコニア仕入の98.7%を東ソー1社に依存しており、供給停止や大幅値上げが直接業績を直撃する。
  • 3代替技術リスク: MLCC粉砕工程でジルコニア微小球に代わる粉砕方法が実用化された場合、主力製品の需要が消失する恐れがある。
  • 4地政学・関税リスク: 米国追加関税や米中対立の激化がアジア電子部品業界の設備投資抑制を通じて受注減を引き起こす可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1MLCC製造工程で不可欠なジルコニアYTZボールで高シェアを持ち、東ソーとの協業で欧米向け販売も担う強固な流通網がある。
  • 21913年創業で100年超の焼成・配合ノウハウを蓄積しており、顧客の高精度製造工程に適合した製品設計力が参入障壁となっている。
  • 3自己資本比率は約76%と財務健全性が高く、現金及び預金36.4億円を保有し中期投資を自己資金で賄える財務基盤を持つ。
  • 4セラミックス事業に計測機器・加熱装置のエンジニアリング事業を組み合わせ、顧客の製造工程をワンストップで支援できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1中期経営計画「CONNECT30」で2030年にセラミックス事業売上100億円・エンジニアリング事業30億円・営業利益率15%を目標とする。
  • 2ROE8%以上・EPS65円以上を経営指標目標として設定し、PBR1倍割れ解消に向けた企業価値向上施策を推進する。
  • 3生産体制の充実・合理化と耐震補強工事に積極投資し、FY2025に有形固定資産取得で約9億円を支出、設備競争力を強化する。
  • 4カーボンニュートラルへの対応として再生可能エネルギー転換と製造プロセス効率化を進め、炭素税導入リスク(影響額試算1.84億円)に備える。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益は6.4億円(前期比-30.5%)と大幅減益で、棚卸評価損1.1億円と原燃料高騰が利益率を2.6ポイント押し下げた。
受注高は前期比+10.6%の103.6億円と回復基調にあり、エンジニアリング事業は+25.0%の30.4億円と特に好調であった。
営業CFは16.8億円(前期比+8.9億円)と改善し、借入金を2.1億円返済して期末借入金残高を7.2億円まで圧縮した。
2025年度から中期経営計画「CONNECT30」を始動し、スローガン「まずやってみる、未来のために。」のもと戦略投資を加速する方針を表明した。
02

業績推移

売上高
101億円1.6%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
6.4億円30.5%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
純利益
5億円28.2%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
020406080FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高10793.386.599.8107102101
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益9.711.09.26.4
経常利益12.37.54.410.311.89.97.2
純利益7.94.42.86.78.37.05.0
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産151152159165169172171
純資産 (自己資本)109109114118124131131
自己資本比率 (%)72.271.471.871.373.476.076.6
現金及び預金26.324.126.833.635.133.936.4
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF7.47.813.616.49.47.816.8
投資CF▲5.0▲20.7▲7.7▲5.6▲2.7▲4.0▲9.3
財務CF▲3.910.8▲3.1▲4.0▲5.2▲5.1▲4.9
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
42.16
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
3.8%
自己資本利益率
ROA
2.9%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
288
平均年齢
41.2
平均勤続
18.8
単体 平均年収
550万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1ニッカトー取引先持株会0.9百万株7.20%
#2東ソー株式会社0.6百万株5.00%
#3株式会社チノー0.6百万株4.70%
#4株式会社みずほ銀行0.5百万株4.10%
#5ニッカトー従業員持株会0.4百万株3.40%
#6株式会社共和電業0.4百万株3.30%
#7朝日生命保険相互会社0.4百万株2.90%
#8株式会社ツバキ・ナカシマ0.3百万株2.50%
#9西 村  隆0.3百万株2.40%
#10DEUTSCHE BANK AG, SINGAPORE A/C CLIENTS (TREATY) 46006010.2百万株1.70%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
31.00-4
配当性向
50.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
33
FY21
11
FY22
28
FY23
33
FY24
35
FY25
31
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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