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株式会社鶴弥

カブシキガイシャツルヤ上場ガラス・土石製品5386EDINET: E01204
TSURUYA CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: ガラス・土石製品
売上高 (FY25)
68.2億円
7.00%
営業利益 (FY25)
1.9億円
80.58%
経常利益 (FY25)
4.5億円
127.50%
純利益 (FY25)
1.2億円
4.72%
総資産
157億円
1.10%
自己資本比率
76.0%
ROE
1.0%
0.06%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社鶴弥は愛知県を本拠地とする粘土瓦の専業メーカーであり、J形瓦・F形瓦を中心に全国の工事店・問屋・ハウスメーカーへ供給している。高温焼成による天然粘土瓦という耐久性・耐火性に優れた素材を強みとするが、事業の収益はほぼ全て国内住宅新設需要、とりわけ持家着工戸数に連動するため、近年は着工数の長期低迷を受けて売上高が2019年の83億円から2024年の64億円まで縮小傾向が続いていた。FY2025(2025年3月期)は2024年7月の製品価格改定と営業活動の強化により売上高が前期比7.0%増の68億円に回復し、コスト削減・歩留改善も相まって営業利益は1.85億円(前期比79.6%増)、経常利益は4.55億円(同127.9%増)へと大幅改善した。ただし本社工場第3ラインで減損損失2.44億円を特別損失に計上したため当期純利益は1.21億円にとどまり、ROEは1.0%と低い水準にある。現中期経営計画(FY2025〜FY2027)では、粘土瓦事業の深化に加え、陶板壁材事業の本格拡大と海外を含む新領域への挑戦を軸に据えており、収益体質の改善が引き続き最重要課題となっている。自己資本比率76.0%と財務基盤は堅固だが、内需依存・単一拠点集中・主原料100%単一仕入先という構造的リスクを抱える。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 粘土瓦(J形・F形)の製造販売が売上の約90%を占め、工事売上や副資材商品が補完している。
  • 2顧客: 全国の工事店・問屋・瓦メーカー・ハウスメーカーへ幅広く供給し、国内住宅市場を主要ターゲットとしている。
  • 3価値提案: 高温焼成の天然粘土瓦は耐久性・耐火性・意匠性に優れ、高付加価値屋根材として他素材と差別化している。
  • 4コスト構造: 売上原価率73.7%と高く、ブタンガスを主燃料とする装置産業型で燃料費・原材料費が収益を左右する。
Risks · リスク要因
  • 1持家着工数依存: 売上の大部分が国内持家着工戸数と連動しており、金利上昇・景気悪化時に業績が直撃される構造的リスクがある。
  • 2燃料価格変動: 主燃料ブタンガスの価格は国際原油市況に連動し、地政学リスクやドル高円安進行で製造原価が大きく変動する。
  • 3単一仕入先依存: 主原料の粘土は丸長1社から100%調達しており、同社の経営悪化・供給停止時に製造継続が困難となるリスクがある。
  • 4東海地域集中リスク: 本社・全主要工場を愛知県内に集中しており、南海トラフ地震等の大規模災害発生時に事業継続が脅かされる。
Strengths · 強み
  • 1長年の製造ノウハウ: 高温焼成技術の蓄積と歩留改善への継続投資により、FY2025の売上原価率を前期比0.8pt改善した。
  • 2財務健全性: 自己資本比率76.0%・借入余力十分で、設備投資の機動性を確保しつつ安定配当を維持できる財務基盤を持つ。
  • 3価格改定の実行力: 2024年7月に製品価格を改定し適正取引価格の浸透に成功、売上総利益が前期比10.3%増となった。
  • 4陶板壁材の成長性: FY2025の陶板壁材・その他の販売額が前期比131.9%増と急拡大し、新たな収益柱として育ちつつある。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1粘土瓦事業の深化: FY2025〜FY2027の中期経営計画で市場ニーズに即した新製品開発と生産性向上を推進し、収益安定化を目指す。
  • 2陶板事業の本格拡大: FY2025に売上131.9%増と急成長した陶板壁材を全社重点事業と位置づけ、採算性確保を急ぐ方針である。
  • 3新領域・海外市場への挑戦: 既存の国内粘土瓦に留まらず、海外市場を含む新規事業領域への展開を中期計画の柱として推進する。
  • 4経営基盤・人材強化: 資格等級制度・目標管理制度の整備と人的投資増加により組織力を高め、女性管理職2倍を数値目標に掲げている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績回復: 売上高68億円(前期比+7.0%)、営業利益1.85億円(同+79.6%)と大幅改善し、経常利益は4.55億円(同+127.9%)となった。
本社工場第3ライン減損: 生産設備の減損損失2.44億円を特別損失に計上し、当期純利益は1.21億円(同-4.7%)にとどまった。
製品価格改定の効果: 2024年7月実施の価格改定が浸透し売上総利益率26.3%(前期比+0.8pt)へ改善、適正取引価格の定着が進んだ。
工事売上が急拡大: FY2025の工事売上は2.70億円と前期比192.5%増と倍増近い伸びを示し、新たな収益源として存在感が高まっている。
02

業績推移

売上高
68.2億円7.0%FY25
0255075100FY20FY22FY24
営業利益
1.9億円80.6%FY25
00.511.52FY20FY22FY24
純利益
1.2億円4.7%FY25
00.81.52.33FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.32.53.85.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
010203040FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高83.083.072.977.471.463.768.2
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益1.5-2.31.01.9
経常利益3.04.54.31.9-1.12.04.5
純利益1.13.02.91.3-0.91.31.2
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産164158159157154158157
純資産 (自己資本)113114117117116119119
自己資本比率 (%)68.771.973.674.575.175.176.0
現金及び預金18.015.919.316.111.716.414.4
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF6.04.35.02.2▲0.56.65.8
投資CF▲0.3▲0.5▲0.5▲1.4▲3.4▲1.6▲4.4
財務CF▲5.8▲5.9▲1.0▲3.9▲0.6▲0.4▲3.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
16.01
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
1.0%
自己資本利益率
ROA
0.8%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
321
平均年齢
45.7
平均勤続
18.9
単体 平均年収
492万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1鶴見 哲1.6百万株20.62%
#2有限会社トライ0.7百万株9.67%
#3株式会社商工組合中央金庫0.3百万株4.09%
#4遠山 和子0.2百万株3.10%
#5水元 公仁0.2百万株2.78%
#6株式会社SBIネオトレード証券0.2百万株2.68%
#7南條 宏0.2百万株2.39%
#8株式会社石川時鐵工所0.1百万株1.80%
#9岡崎信用金庫0.1百万株1.75%
#10立花証券株式会社0.1百万株1.75%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
21.50+14
配当性向
74.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
18
FY21
15
FY22
15
FY23
6
FY24
8
FY25
22
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。