日
日本製鉄株式会社
ニッポンセイテツカブシキガイシャ上場鉄鋼5401EDINET: E01225NIPPON STEEL CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 鉄鋼
売上高 (FY25)
8.70兆円
1.95%営業利益 (FY25)
0.55兆円
29.63%経常利益 (FY25)
0.29兆円
35.06%純利益 (FY25)
0.35兆円
36.25%総資産
10.9兆円
2.13%自己資本比率
49.2%
—ROE
6.9%
5.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本製鉄は国内鉄鋼最大手であり、製鉄セグメントが連結売上収益の約9割を占める資本集約型企業である。2021年策定の中長期経営計画に基づき、国内生産体制のスリム化・高度化と海外3極(インド・ASEAN・米国)での一貫生産拡大を両輪で推進してきた。FY2025の売上高は前年比1.9%減の8.70兆円となったが、中国経済の低迷による製品・原料価格の大幅下落や米国関税政策の不透明感が重くのしかかる厳しい外部環境下でも、2020年度以降の構造対策効果と注文構成の高度化により営業利益5,480億円・純利益3,502億円を確保した。最大のイベントはUSスチールとの合併で、2025年6月に大統領令によるNSA締結を条件に承認・成立し、グローバル粗鋼生産能力は8,600万トンに達する見通しとなった。財務面ではD/Eレシオ0.47倍(資本性調整後0.35倍)と健全性を維持しつつ、フリーキャッシュフロー5,161億円を創出した。カーボンニュートラル対応では「Super COURSE50」でCO2排出量43%削減を世界初達成するなど革新技術開発が進展しており、中長期の競争力構築に向けた投資を継続している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 製鉄セグメントが売上の約90%を占め、エンジニアリング・ケミカル・ITの3事業が残余を補完する。
- 2顧客: 自動車・建設・エネルギー・産業機械向けに国内6割・輸出4割の比率で鋼材を継続供給する。
- 3価値提案: 世界最高水準の高級鋼技術と「NSCarbolex」ブランドの低CO2製品で需要家の脱炭素ニーズに応える。
- 4地域構成: 日本を基盤にインド・ASEAN・米国の3極でグローバル粗鋼1億トン体制の構築を目指す。
Risks · リスク要因
- 1市況変動リスク: 中国過剰生産に起因する鋼材価格下落と原料価格の乖離が利益圧迫要因となり続けている。
- 2関税・通商政策リスク: 米国関税政策が間接的に自動車・産業機械向け国内需要を大幅に押し下げる懸念がある。
- 3CN投資負担リスク: カーボンニュートラル実現には操業コスト増を含め総額4〜5兆円超の投資が必要と試算される。
- 4USスチール統合リスク: 国家安全保障協定の履行義務や労使関係・財務統合に伴うのれん・コスト膨張が生じうる。
Strengths · 強み
- 1高級鋼技術力: 電磁鋼板・超ハイテン等の戦略商品は競合他社が追随困難な冶金技術に裏打ちされている。
- 2構造改革効果: 2020年度断行のコスト削減で損益分岐点を大幅引き下げ、2025年度までに年間1,500億円削減を実現した。
- 3グローバル3極体制: USスチール統合でインド・ASEAN・米国に一貫生産拠点を確保し規模と市場網を両立した。
- 4原料権益: 豪州Blackwater炭鉱20%・カナダKami鉄鉱石30%等の上流権益が原料調達コストを安定化する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1グローバル粗鋼1億トン体制: インドAMNSハジラ製鉄所の能力拡張と新一貫製鉄所建設検討で2030年代に向け規模拡大を図る。
- 2国内収益構造強化: 鹿島・和歌山の鉄源設備廃止と電磁鋼板・次世代熱延への選択投資で高付加価値品比率を高める。
- 3CN技術開発加速: Super COURSE50・水素直接還元・大型電炉の3技術を軸に2030年CO2を2013年比30%削減する目標を掲げる。
- 4M&Aと資源権益拡充: 山陽特殊製鋼の完全子会社化・Blackwater炭鉱権益取得を通じ事業ポートフォリオを拡充する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高8.70兆円(前年比-1.9%)・純利益3,502億円を達成し、FCFは前年比2,166億円増の5,161億円となった。
USスチール合併成立: 2025年6月18日に統合完了し、粗鋼生産能力は8,600万トンに達する見通しとなった。
Super COURSE50達成: 君津試験炉でCO2排出量43%削減を世界初実現し、グリーンイノベーション基金の配分拡大も獲得した。
設備投資5,979億円: 名古屋次世代熱延ライン・堺および八幡の電磁鋼板設備への大型投資を実行し有形固定資産が前期比2,551億円増加した。
02
業績推移
売上高
8.70兆円▼1.9%FY25
営業利益
0.55兆円▼29.6%FY25
純利益
0.35兆円▼36.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6.18 | 5.92 | 4.83 | 6.81 | 7.98 | 8.87 | 8.70 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.84 | 0.88 | 0.78 | 0.55 |
| 経常利益 | 0.11 | -0.04 | -0.03 | 0.54 | 0.53 | 0.45 | 0.29 |
| 純利益 | 0.25 | -0.43 | -0.03 | 0.64 | 0.69 | 0.55 | 0.35 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 8.05 | 7.44 | 7.57 | 8.75 | 9.57 | 10.7 | 10.9 |
| 純資産 (自己資本) | 3.23 | 2.64 | 2.76 | 3.47 | 4.18 | 4.78 | 5.38 |
| 自己資本比率 (%) | 40.1 | 35.5 | 36.4 | 39.6 | 43.7 | 44.6 | 49.2 |
| 現金及び預金 | 0.16 | 0.29 | 0.36 | 0.55 | 0.67 | 0.45 | 0.67 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.45 | 0.49 | 0.40 | 0.62 | 0.66 | 1.01 | 0.98 |
| 投資CF | ▲0.38 | ▲0.35 | ▲0.39 | ▲0.38 | ▲0.37 | ▲0.71 | ▲0.46 |
| 財務CF | ▲0.04 | ▲0.01 | 0.05 | ▲0.06 | ▲0.20 | ▲0.54 | ▲0.31 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
350.92
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.9%
自己資本利益率
ROA
3.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
28,652人
平均年齢
40.5歳
平均勤続
18.2年
単体 平均年収
905万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
240.00円+5
配当性向
77.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
20
FY21
10
FY22
230
FY23
270
FY24
235
FY25
240
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。