高
高砂鐵工株式会社
タカサゴテッコウカブシキガイシャ上場鉄鋼5458EDINET: E01275TAKASAGO TEKKO K.K.
決算期: 03月期
業種: 鉄鋼
売上高 (FY25)
121億円
0.66%営業利益 (FY25)
5.1億円
31.62%経常利益 (FY25)
5.2億円
31.90%純利益 (FY25)
3.3億円
42.31%総資産
90.5億円
6.35%自己資本比率
52.4%
—ROE
7.3%
1.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
高砂鐵工は東京都を主要拠点とする鉄鋼二次加工メーカーで、みがき帯鋼・エンボス・プレスプレート・ステンレス流通の4事業を中核とした鉄鋼製品事業(売上の98.4%)と不動産事業を営む。みがき帯鋼は自動車部品向けを主力とし、狭幅・短納期・小ロット対応という独自のリローラー技術を強みとする。FY2025(2025年3月期)は売上121億円と前年比0.7%減ながら、自動車業界の認証不正問題やステンレス市況低下の逆風を販売価格改善・コスト削減・在庫評価差益で吸収し、営業利益は31.3%増の5.1億円、純利益は42.0%増の3.3億円と大幅増益を達成した。 2026年度中期計画では売上200億円以上・ROS8.0%以上・配当性向30.0%以上を掲げるが、FY2025時点の売上は目標の60%水準にとどまっており、中期目標達成には相当な飛躍が必要な状況にある。脱炭素化に伴う自動車部品需要の長期的縮小リスクを抱える一方、プレスプレート用鋼板「タカサゴプレスプレート(TPP)」や意匠・機能ステンレス「ランナーステンレス」など戦略商品の育成で収益多角化を図っている。財務面では純資産47.4億円・有利子負債削減を推進しており、財務体質は安定している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 鉄鋼製品事業が売上の98.4%を占め、みがき帯鋼を中心にエンボス・プレスプレート・ステンレス流通で構成される。
- 2顧客: 主力は自動車部品向けで、最大顧客の寿産業への販売比率は15.7%と一定の集中がある。
- 3価値提案: 狭幅みがき帯鋼の短納期・小ロット・高品質対応と独自熱処理技術による高機能製品でニッチ需要を取り込む。
- 4コスト構造: 鉄鋼原料コストが収益に直結するため、販売価格転嫁・コスト低減・在庫管理が利益率を左右する。
Risks · リスク要因
- 1自動車業界依存リスク: 主力のみがき帯鋼は自動車部品向けが中心で、EV化・脱炭素による長期需要減少が業績を直撃しうる。
- 2原料価格変動リスク: ステンレス・鉄鋼原料の価格変動と特定メーカー依存による供給遅延が売上・利益に即座に影響する。
- 3中期計画未達リスク: 売上目標200億円に対し現状121億円と乖離が大きく、FY2026での達成は現実的に困難な水準にある。
- 4集中リスク(地理・顧客): 主要拠点が東京都に集中し、最大顧客1社への売上比率が15.7%に達するため、大規模災害や顧客喪失の影響が大きい。
Strengths · 強み
- 1みがき帯鋼のリローラー技術: 狭幅・高精度公差への柔軟な母材活用能力は国内で唯一に近く、代替困難な競争優位を持つ。
- 2戦略商品の独自性: TPPの独自熱処理技術と「ランナーステンレス」はオンリーワン商品として競合品に対し高いパフォーマンスを持つ。
- 3短納期・小ロット対応力: 製造部門の多能工化と部門横断的な柔軟稼働体制により、大手が対応しにくいニッチ需要を取り込む。
- 4財務安定性: 有利子負債削減を継続し純資産47.4億円・配当性向36%を維持するなど、財務体質が堅固である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上拡大目標: 2026年度中期計画で売上200億円以上・ROS8.0%以上・配当性向30.0%以上の達成を目指して諸施策を推進する。
- 2戦略商品の拡販: TPPの新規顧客獲得と「ランナーステンレス」の採用促進により、プレスプレート・エンボス事業の収益拡大を図る。
- 3多能工化と生産効率向上: みがき帯鋼・エンボス・プレスプレートの3事業で部門横断的な多能工化を進め、柔軟な稼働体制を構築する。
- 4ステンレス流通の強化: 小ロット・短納期サービスの拡充と他社連携(アライアンス)を視野に入れた地域密着営業で顧客基盤を拡大する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増益達成: 売上121億円(-0.7%)と微減収ながら営業利益512百万円(+31.3%)・純利益333百万円(+42.0%)と大幅増益を実現した。
減収の主因: 自動車業界の認証不正問題と中国市場での日系メーカー販売不振によるみがき帯鋼の数量減およびステンレス市況価格低下が売上を押し下げた。
資産・負債の圧縮: 資産合計は前期比613百万円減の90.5億円、仕入債務895百万円減が主因で負債を942百万円圧縮しバランスシートを改善した。
配当性向36%を維持: 配当金支払105百万円で配当性向36.0%を確保し、中期計画目標の30%以上をクリアしている。
02
業績推移
売上高
121億円▼0.7%FY25
営業利益
5.1億円▲31.6%FY25
純利益
3.3億円▲42.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 110 | 96.8 | 87.3 | 108 | 122 | 122 | 121 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 8.0 | 7.8 | 3.9 | 5.1 |
| 経常利益 | 5.4 | 2.1 | 1.1 | 8.1 | 7.8 | 4.0 | 5.2 |
| 純利益 | 4.2 | 0.8 | 1.3 | 6.5 | 5.2 | 2.3 | 3.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 77.5 | 73.8 | 73.1 | 84.9 | 88.5 | 96.6 | 90.5 |
| 純資産 (自己資本) | 31.0 | 31.2 | 32.4 | 39.0 | 43.1 | 44.1 | 47.4 |
| 自己資本比率 (%) | 40.0 | 42.3 | 44.3 | 45.9 | 48.8 | 45.6 | 52.4 |
| 現金及び預金 | 13.0 | 10.4 | 12.6 | 17.4 | 11.0 | 16.6 | 13.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.9 | 2.0 | 3.8 | 9.4 | ▲4.1 | 9.1 | 0.4 |
| 投資CF | ▲0.3 | ▲1.5 | ▲1.7 | ▲0.9 | ▲1.2 | ▲2.5 | ▲2.7 |
| 財務CF | ▲5.7 | ▲3.2 | 0.1 | ▲3.7 | ▲1.1 | ▲1.1 | ▲1.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
111.00
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.3%
自己資本利益率
ROA
3.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
RealEstateBusiness0.0兆1.6%
SteelProductBusiness0.0兆98.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
127人
平均年齢
45.9歳
平均勤続
17.6年
単体 平均年収
569万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円+5
配当性向
87.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
10
FY22
35
FY23
35
FY24
35
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。