株
株式会社グリッド
カブシキガイシャグリッド上場情報・通信業5582EDINET: E38683GRID Inc.
決算期: 06月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
20.6億円
24.88%営業利益 (FY25)
4.3億円
16.94%経常利益 (FY25)
4.3億円
24.71%純利益 (FY25)
3.0億円
26.24%総資産
44.2億円
7.70%自己資本比率
89.2%
—ROE
7.9%
8.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社グリッドは、電力・エネルギー、物流・サプライチェーン、都市交通・スマートシティの3分野に特化したAI計画最適化システムを提供する専業企業である。独自の数理最適化・AIアルゴリズムを用いて電力需給計画や配船計画、修繕計画などを自動化・最適化し、顧客の中枢業務であるコア計画業務に深く組み込まれることで高い継続性を確保している。FY2025売上高は2,063百万円(前期比+24.9%)、営業利益は428百万円(同+17.1%)と増収増益を達成した。電力・エネルギー分野が全体の6割を占め、北海道電力1社だけで売上の26.7%を担う集中構造となっている。受注高は2,400百万円(前期比+33.1%)、受注残高は1,460百万円(同+30.0%)と先行指標も好調であり、取引先数は43社(前期比+26.5増)と顧客基盤も着実に拡大している。ストック型売上比率は24.7%とまだ低水準にあるが、運用・サポート売上は各分野で増加基調にある。繰延税金資産の取崩しが当期純利益を圧迫した(同-26.1%)点には注意が必要である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: AIエンジン・システム開発のフロー型売上と運用・サポートのストック型売上(24.7%)で構成し、合計売上高は2,063百万円である。
- 2顧客: 電力会社・海運・鉄道など社会インフラ大手企業43社に計画最適化システムを提供し、顧客平均売上は55百万円である。
- 3価値提案: 数理最適化とAIで熟練人材依存の計画業務を自動化し、省エネ・コスト削減・属人性排除を同時に実現するシステムを提供する。
- 4コスト構造: エンジニア人件費758百万円が製造費の主体であり、エンジニア73名・営業管理36名の合計109名体制で運営している。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客集中リスク: 北海道電力1社で売上の26.7%を占め、当該顧客の予算削減や方針転換が業績に直接打撃を与える可能性がある。
- 2プロジェクト採算悪化リスク: 工数見積り乖離や不測の事態による追加工数発生がプロジェクト収支を悪化させ、業績変動の主因となりうる。
- 3技術革新リスク: 生成AIなどAI技術革新のスピードが極めて速く、対応遅延により競争力が低下する可能性が有報で影響度「大」と評価されている。
- 4人材確保リスク: 109名の小規模組織でエンジニア採用競争が激化する中、採用未達や離職が受注能力と開発品質に直接影響するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1参入障壁の高さ: 社会インフラ特化の計画最適化は高度な数理最適化技術を要し、一般ITベンダーの参入が困難なニッチ領域を先行占拠している。
- 2コア業務への組み込み: 電力需給計画や配船計画など顧客の中枢業務に実装されるため、スイッチングコストが高く解約リスクが低い構造である。
- 3先行実績の蓄積: 電力会社・海運・鉄道など大手に複数実装済みで、受注残高1,460百万円がパイプラインの厚さを裏付けている。
- 4成長市場との整合: 国内AIシステム市場は2029年に4兆1,873億円予測、脱炭素・物流DXの政策追い風が中長期の需要拡大を下支えしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 13分野の深耕と横展開: 電力・エネルギー、物流・サプライチェーン、都市交通・スマートシティの3分野で既存顧客へのアップセル・クロスセルを推進し、1顧客当たり売上を拡大する。
- 2ストック型売上比率の引き上げ: 運用・サポート売上を積み上げてストック型売上比率24.7%を段階的に高め、売上の安定性と営業利益率の持続的改善を図る。
- 3蓄電所関連サービスの立ち上げ: 2024年8月開始の蓄電所向け充放電最適化システムで大口需要家市場を開拓し、電力分野の収益源を多様化する。
- 4エンジニア採用と技術研究体制強化: 大学研究者とのアドバイザリー連携や社内研修でエンジニア数73名を継続拡充し、最新AI技術を事業に取り込む体制を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高2,063百万円(前期比+24.9%)・営業利益428百万円(同+17.1%)と増収増益を達成し、受注高も2,400百万円(同+33.1%)と先行指標が好調である。
電力・エネルギー分野が売上の6割を占め、北海道電力向け売上が550百万円(前期比+73.2%)と急拡大し、業績牽引の主役となった。
繰延税金資産取崩しと法人税増加の影響で法人税等調整額が151百万円増加し、当期純利益は298百万円(前期比-26.1%)と大幅減となった。
取引先数は43社(前期比+26.5%)に増加し、都市交通・スマートシティ分野のストック型売上は前期比+81.1%増と顧客基盤の多様化が進んでいる。
02
業績推移
売上高
20.6億円▲24.9%FY25
営業利益
4.3億円▲16.9%FY25
純利益
3億円▼26.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 13.5 | 6.9 | 7.1 | 9.1 | 13.5 | 16.5 | 20.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.7 | 2.1 | 3.7 | 4.3 |
| 経常利益 | -0.5 | -6.3 | -2.0 | 0.7 | 2.0 | 3.4 | 4.3 |
| 純利益 | -0.5 | -6.8 | -2.1 | 0.9 | 2.3 | 4.0 | 3.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 10.7 | 13.3 | 12.0 | 13.0 | 15.8 | 41.0 | 44.2 |
| 純資産 (自己資本) | 3.2 | 10.6 | 8.5 | 9.4 | 11.7 | 36.4 | 39.4 |
| 自己資本比率 (%) | 30.1 | 79.7 | 70.6 | 72.0 | 74.0 | 88.7 | 89.2 |
| 現金及び預金 | — | — | 7.8 | 6.2 | 6.7 | 29.0 | 32.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | ▲1.8 | ▲0.6 | 1.5 | 2.9 | 4.1 |
| 投資CF | — | — | ▲0.1 | ▲1.0 | ▲0.4 | ▲0.4 | ▲0.5 |
| 財務CF | — | — | 0.8 | ▲0.1 | ▲0.6 | 19.8 | ▲0.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
63.02
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.9%
自己資本利益率
ROA
6.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
109人
平均年齢
38.1歳
平均勤続
3.1年
単体 平均年収
845万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。