フ
ファーストアカウンティング株式会社
ファーストアカウンティングカブシキカイシャ上場情報・通信業5588EDINET: E38948Fast Accounting Co.,Ltd.
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
23.7億円
38.84%営業利益 (FY25)
2.9億円
60.44%経常利益 (FY25)
2.9億円
58.70%純利益 (FY25)
2.0億円
56.56%総資産
29.0億円
19.10%自己資本比率
59.2%
—ROE
12.2%
28.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ファーストアカウンティングは、経理業務に特化したAIソリューションを開発・提供するSaaS企業である。主力製品はクラウド型AIプラットフォーム「Remota」とAPIソリューション「Robota」で、請求書の読み取り・仕訳・突合・二重支払チェックなどの経理業務を自動化する。売上500億円以上のエンタープライズを主要ターゲットとし、コンサルティングファームやSIer・会計ソフトベンダーをパートナーに持つ間接販売モデルを採用。広告宣伝費比率は売上高の約2.6%に抑えつつ導入社数165件を実現しており、資本効率の高い成長を続けている。FY2025は売上24億円・売上総利益率72.4%・営業利益3億円を達成し、ROE12.2%・自己資本比率57.3%と財務健全性も高い。生成AI活用の判断支援サービスや、2025年4月設立のイリノイ州子会社を起点とした米国展開が次の成長ドライバーと位置付けられており、中長期的な経理DX市場の拡大を背景に高い成長継続が期待される。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 月額課金型SaaSが主軸で、ARPAは概ね100万円程度で推移し、エンタープライズ高単価を実現している。
- 2顧客: 売上500億円以上のエンタープライズを主ターゲットとし、FY2025末の導入社数は165件である。
- 3販売チャネル: SIer・コンサル経由のパートナー営業が売上の約50%を占め、広告費を抑えた低コスト獲得を実現している。
- 4コスト構造: 売上原価率27.6%と低く、販管費の主体は人件費と学習用サーバ減価償却費で研究開発投資が中心となっている。
Risks · リスク要因
- 1情報セキュリティ侵害: 顧客の機密会計データを扱うため、不正アクセスによる情報漏洩が発生した場合、損害賠償と信頼失墜で経営に重大影響を与える。
- 2技術革新への対応遅延: 生成AIの急速進化に対応が遅れた場合、新規受注の停滞と既存顧客の解約が発生し、売上成長が鈍化するリスクがある。
- 3パートナー依存リスク: 売上の約50%をパートナー経由が占め、主要パートナーの契約解消や方針変更により売上が急減する可能性がある。
- 4法令改正リスク: 電子帳簿保存法・インボイス制度等の改正でAI-OCR需要が減少した場合、既存サービスの競争力が毀損される可能性がある。
Strengths · 強み
- 1会計特化AIの精度優位: 32名のアノテーション専任体制と自社AIサイエンティストによる内製開発で、経理帳票読み取り精度と仕訳変換に特異性を持つ。
- 2特許集中取得による参入障壁: 経理業務効率化関連特許を集中取得しており、技術的優位性を法的に保護する知財戦略を実行している。
- 3パートナーエコシステム: SIer・コンサル・会計ソフトベンダーとの再販網により、広告費2.6%の低コストで多様なエンタープライズへリーチできる。
- 4アナログ・デジタル両対応: Peppolサービスプロバイダー認定を取得し、紙・PDF・デジタルインボイスを一元処理できる唯一性を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1生成AI深化による付加価値向上: 独自LLMを活用した経理判断支援サービスを拡充し、従来OCRから「経理シンギュラリティ」実現へ差別化を加速する。
- 2米国市場への本格展開: 2025年4月設立のイリノイ州子会社を拠点に、人材不足が深刻な米国エンタープライズ経理DX市場への営業を本格化する。
- 3エンタープライズARPA向上: 複数サービスのクロスセルとカスタマーサクセス強化により、既存165社の顧客単価を継続的に引き上げる方針である。
- 4AI人材確保とブランド向上: AIトップカンファレンスへの論文投稿を通じた知名度向上と、国内外の優秀なAIエンジニア採用を継続的に推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上24億円・YoY+38.8%を達成し、2019年の2億円から7年間で12倍超の成長軌道を継続している。
売上総利益率72.4%・営業利益3億円・ROE12.2%と収益性が向上し、SaaSビジネスとしての高マージン構造が顕在化した。
2025年4月にイリノイ州に米国子会社を設立し、日本の既存顧客の現地法人向けに初の海外受注を獲得した。
生成AIを活用した経理業務の判断支援サービスを本格販売開始し、FY2025末の導入社数は165件となった。
02
業績推移
売上高
23.7億円▲38.8%FY25
営業利益
2.9億円▲60.4%FY25
純利益
2億円▼56.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.8 | 3.2 | 4.6 | 7.9 | 12.3 | 17.1 | 23.7 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -0.8 | 1.3 | 1.8 | 2.9 |
| 経常利益 | -1.8 | -4.0 | -3.6 | -0.8 | 1.2 | 1.8 | 2.9 |
| 純利益 | -1.8 | -4.0 | -3.6 | -0.8 | 1.3 | 4.7 | 2.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.9 | 4.8 | 6.6 | 7.4 | 16.2 | 24.3 | 29.0 |
| 純資産 (自己資本) | 0.0 | 2.1 | 2.5 | 1.7 | 8.8 | 13.9 | 17.1 |
| 自己資本比率 (%) | 2.1 | 43.0 | 37.7 | 22.7 | 54.5 | 57.2 | 59.2 |
| 現金及び預金 | — | — | 5.4 | 6.0 | 13.0 | 16.0 | 17.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | ▲1.9 | 1.6 | 2.9 | 5.3 | 3.5 |
| 投資CF | — | — | ▲0.4 | ▲0.5 | ▲1.6 | ▲2.5 | ▲2.7 |
| 財務CF | — | — | 3.9 | ▲0.5 | 5.7 | 0.2 | 0.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
18.28
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.2%
自己資本利益率
ROA
7.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
74人
平均年齢
38.8歳
平均勤続
3.6年
単体 平均年収
677万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
3.70円+3
配当性向
20.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY23
2
FY24
1
FY25
4
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。