株
株式会社くすりの窓口
カブシキガイシャクスリノマドグチ上場情報・通信業5592EDINET: E38965Kusurinomadoguchi, Inc.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
112億円
28.41%営業利益 (FY25)
19.5億円
42.63%経常利益 (FY25)
19.4億円
46.30%純利益 (FY25)
20.3億円
133.64%総資産
122億円
47.31%自己資本比率
70.1%
—ROE
27.5%
8.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社くすりの窓口は、調剤薬局・医療機関・介護施設と個人ユーザー(患者)をつなぐ医療ITプラットフォームを運営する。主要サービスは、薬局検索・処方箋ネット受付「EPARKくすりの窓口」を中心とするメディア事業(売上構成比39.4%)、医薬品不動在庫売買・仕入れサポートの「みんなのお薬箱」事業(27.9%)、レセコン・電子薬歴・介護請求システム等の基幹システム事業(31.7%)の3本柱で構成される。FY2025は電子処方箋補助金を追い風に子会社モイネットシステムの薬歴システムへの需要が急増し、売上高112億円・純利益20億円と過去最高を更新した。2020年32億円から5年で3.5倍超に成長しており、ROE27.5%・営業利益率17.4%と収益性も高い。2030年3月期末までに顧客施設数を現在の4.4万施設から10万施設へ倍増以上させる目標を掲げ、医薬品流通改革・医療DX推進という政策追い風を受けながら事業拡大を図っている。一方でE-BONDホールディングスとの業務提携によるスキーム変更で営業CF一時的マイナスとなるなど、パートナー依存リスクも存在する。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: メディア事業44億円(39.4%)・基幹システム事業36億円(31.7%)・みんなのお薬箱事業31億円(27.9%)の3本柱で売上112億円を構成する。
- 2顧客: 全国約6万店の調剤薬局を中心に、医療機関・介護施設合計4.4万施設が加盟するBtoB主体のプラットフォームである。
- 3価値提案: 医療DX化・経営効率向上ニーズに応え、処方箋ネット受付から基幹システム・医薬品流通まで一気通貫で提供する。
- 4コスト構造: 自社開発エンジン中心でソフトウェア取得に年間18億円投資し、加盟施設増加に伴うネットワーク効果で限界費用を抑制する。
Risks · リスク要因
- 1特定パートナー依存: 仕入れサポートサービスの業務提携先をE-BONDホールディングスに一本化しており、関係破綻時に売上・CFへの影響が大きい。
- 2医療規制・報酬改定リスク: 診療報酬改定が2年ごとに実施され、予期しない大幅改定はオンライン診療支援・仕入れサポート需要を急減させる可能性がある。
- 3医療情報漏洩リスク: 機微な医療・健康情報を大量に扱うため、情報漏洩やシステム障害発生時の信用失墜・法的制裁リスクが特に大きい。
- 4競合激化リスク: 異業種大手参入も含め類似サービスの競合が増加しており、DX化だけでは差別化できなくなる事業環境が到来しつつある。
Strengths · 強み
- 1先行者優位: 処方箋ネット受付とEPARKお薬手帳で個人ユーザー・薬局双方の囲い込みに先行し、参入障壁の高い医療ヘルスケア領域で基盤を構築している。
- 2複合プラットフォーム: 競合に類似例のない薬局ポータル・基幹システム・医薬品流通の3領域を一体提供しクロスセル機会が大きい。
- 3自社開発力: グループ内に高専門性の開発会社を擁し、薬歴システム等の需要急増にも迅速対応できる内製体制を持つ。
- 4政策追い風: 電子処方箋・医療DX推進体制整備加算など国主導の補助金・制度改正が追い風となりFY2025業績を大幅に押し上げた。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1顧客基盤10万施設化: 2030年3月期末までに現在4.4万施設から10万施設へ拡大し、プラットフォームのネットワーク効果を最大化させる方針である。
- 2医療・ヘルスケア領域深化: オンライン診療・服薬指導予約とEPARKお薬手帳の健康管理機能を拡充し、医療DXの入り口として地位確立を目指す。
- 3基幹システム拡充投資: 電子処方箋対応等の需要を取り込むためソフトウェアに年間18億円超を投資し、薬局・医科・介護の各システムを強化する。
- 4サービス開発PDCAの高速化: 自社開発グループを活用した企画・開発・改善サイクルの迅速化で競合との差別化を維持し、新サービスの市場投入速度を上げる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が過去最高を更新: 売上高112億円(+28.4%)・営業利益20億円(+42.6%)・純利益20億円(+133.7%)となり、ROE27.5%を達成した。
薬歴システム需要の急増: 子会社モイネットシステムの薬歴システムが電子処方箋補助金により期初予想を大幅に上回り、基幹システム事業が前年比+64.9%と急拡大した。
みんなのお薬箱の業務提携切り替え: 2024年11月にE-BONDホールディングスへパートナー変更し、支払スキーム変更で未払金が76億円減少、営業CFが一時的に53億円マイナスとなった。
顧客施設数4.4万施設を達成: FY2025末時点で医療関係者の加盟施設数が4.4万施設に到達し、2030年10万施設目標に向けた成長フェーズにある。
02
業績推移
売上高
112億円▲28.4%FY25
営業利益
19.5億円▲42.6%FY25
純利益
20.3億円▲133.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 32.2 | 45.7 | 64.9 | 74.2 | 87.2 | 112 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 10.5 | 13.7 | 19.5 |
| 経常利益 | 1.3 | 3.7 | 8.2 | 9.4 | 13.3 | 19.4 |
| 純利益 | 1.1 | 6.5 | 5.2 | 3.9 | 8.7 | 20.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 70.5 | 147 | 110 | 122 | 231 | 122 |
| 純資産 (自己資本) | -1.7 | 8.7 | 29.5 | 27.9 | 64.2 | 85.2 |
| 自己資本比率 (%) | -2.5 | 5.9 | 26.8 | 22.9 | 27.8 | 70.1 |
| 現金及び預金 | — | — | 50.2 | 59.5 | 146 | 21.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 36.6 | 31.0 | 26.3 | ▲53.3 |
| 投資CF | — | — | ▲5.4 | ▲15.4 | ▲17.9 | ▲18.0 |
| 財務CF | — | — | ▲5.6 | ▲6.4 | 78.1 | ▲53.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
184.89
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
27.5%
自己資本利益率
ROA
16.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
322人
平均年齢
32.5歳
平均勤続
3.0年
単体 平均年収
488万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
27.00円
配当性向
19.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY25
27
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。