株
株式会社イボキン
カブシキガイシャイボキン上場サービス業5699EDINET: E34130決算期: 12月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
100億円
3.61%営業利益 (FY25)
6.4億円
19.52%経常利益 (FY25)
6.7億円
19.17%純利益 (FY25)
6.0億円
15.00%総資産
81.0億円
27.90%自己資本比率
63.5%
—ROE
12.4%
0.24%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社イボキンは、1973年創業の兵庫県発祥のリサイクル専門企業であり、建築物の解体工事(解体事業)、産業廃棄物収集・中間処理(環境事業)、金属スクラップ売買・加工(金属事業)の3事業を垂直統合した「ワンストップ・サービス」を核とする。高度経済成長期に建設された建築物の大量更新期を追い風に、FY2025売上高は初めて100億円の大台に到達し、2019年比で約6割増収を達成した。一方で解体事業において複数案件の原価超過が響き、営業利益は前期比19.5%減の6.4億円と採算管理が課題となった。財務面では固定資産取得(約14.4億円)と子会社化(株式会社ミツエ)による投資が先行し、純有利子負債は拡大傾向にあるが、自己資本比率は63%超と健全水準を保っている。全国約30社とのアライアンス・ネットワークや一級施工管理技士10名体制など、参入障壁の高いライセンスと施工管理能力を競争優位として、中長期的な解体需要増をビジネス機会と捉え、事業地域・事業領域の拡充を推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 解体事業34.6%、金属事業45.2%、環境事業20.2%の3セグメントが相互補完し売上100億円を構成する。
- 2顧客: 大手ゼネコン・リース会社・アセットマネジメント企業を主要顧客に工場・倉庫・医療施設の解体を元請受注する。
- 3価値提案: 解体から廃棄物処理・スクラップ買取まで一括対応するワンストップサービスで顧客の管理コストを削減する。
- 4コスト構造: 重機・処理設備等の固定資産と有資格技術者人件費が主要コストで、規模拡大により固定費分散を図る。
Risks · リスク要因
- 1解体工事は見積原価と実績原価が乖離しやすく、FY2025は複数案件で原価超過が発生し解体事業営業利益が43.7%減となった。
- 2鉄スクラップ相場の変動が金属事業・環境事業の両売上高に直結し、FY2025は鉄スクラップ相場低下で金属事業売上が10.1%減となった。
- 3建設業法・廃棄物処理法等の多数の許認可に依存し、法令違反や行政処分が生じた場合は事業継続に重大な支障をきたす。
- 4重機・設備を多用する現場作業で労働災害リスクが高く、重大事故発生時は補償費用計上と社会的信用失墜が業績に影響する。
Strengths · 強み
- 1特定建設業許可と一級施工管理技士10名体制が大型元請受注の参入障壁となり、競合他社との差別化を実現している。
- 2解体・環境・金属の3事業シナジーにより、解体現場の副産物スクラップを直接金属事業で換金し収益を最大化できる。
- 3全国約30社のアライアンス・ネットワークにより、自社拠点外での廃棄物処理・スクラップ販売を全国規模で展開できる。
- 4ISO14001(1999年取得)とISO27001(2021年取得)の国際認証が、大手企業からのコンプライアンス要求に対応する信頼基盤となる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1解体事業の拡充: 一級施工管理技士数と特定建設業許可体制を継続強化し、大型元請受注件数の増加で売上成長を牽引する。
- 2事業領域の深化: 廃棄物からの有用金属・プラスチック回収率向上とリサイクル付加価値向上により、環境・金属事業の利益率を改善する。
- 3全国展開: 約30社のアライアンス・ネットワークを活用し、全国規模の解体工事と副産物処理を一括受託できる体制を構築する。
- 4サステナビリティ: 2030年末までにScope2排出量を実質ゼロとする再生可能エネルギー転換計画を実行し、ESG対応企業としての評価を高める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は初の100億円達成(前期比3.6%増)も、解体原価超過により営業利益は6.4億円と前期比19.5%減となった。
2025年12月に株式会社ミツエを持株比率90.9%で子会社化し、解体事業セグメントの施工体制を拡充した。
有形固定資産取得に約14.4億円を投資(土地取得含む)し総資産が81億円に拡大、長期借入金は9億円増加した。
純利益は前期比15.0%増の約6億円と増益を確保し、ミツエ子会社化に伴う負ののれん発生益6,258万円が寄与した。
02
業績推移
売上高
100億円▲3.6%FY25
営業利益
6.4億円▼19.5%FY25
純利益
6億円▲15.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 62.5 | 54.5 | 84.3 | 79.6 | 86.6 | 96.6 | 100 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.9 | 5.8 | 8.0 | 6.4 |
| 経常利益 | 3.5 | 4.1 | 8.1 | 5.3 | 6.0 | 8.2 | 6.7 |
| 純利益 | 2.8 | 2.9 | 5.1 | 3.5 | 4.0 | 5.2 | 6.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 46.0 | 51.7 | 57.6 | 53.2 | 57.4 | 63.4 | 81.0 |
| 純資産 (自己資本) | 28.5 | 30.0 | 36.2 | 38.1 | 40.3 | 45.3 | 51.5 |
| 自己資本比率 (%) | 62.0 | 58.0 | 62.8 | 71.5 | 70.1 | 71.5 | 63.5 |
| 現金及び預金 | 11.8 | 14.8 | 19.3 | 17.7 | 16.6 | 21.8 | 15.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.6 | 4.0 | 8.0 | 3.4 | 6.0 | 9.3 | 0.7 |
| 投資CF | ▲4.7 | ▲1.9 | ▲1.0 | ▲2.0 | ▲4.9 | ▲2.4 | ▲14.4 |
| 財務CF | ▲3.2 | 0.9 | ▲2.4 | ▲3.0 | ▲2.2 | ▲1.6 | 7.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
182.05
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.4%
自己資本利益率
ROA
7.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DismantlementBusiness0.0兆34.6%0.00兆5.9%
EnvironmentBusiness0.0兆20.2%0.00兆11.7%
MetalBusiness0.0兆45.2%0.00兆4.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
160人
平均年齢
40.0歳
平均勤続
8.0年
単体 平均年収
499万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
32.00円
配当性向
24.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
45
FY22
23
FY23
28
FY24
32
FY25
32
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。