株
株式会社JMC
カブシキガイシャジェイエムシー上場非鉄金属5704EDINET: E32770JMC CORPORATION
決算期: 12月期
業種: 非鉄金属
売上高 (FY25)
32.2億円
4.92%営業利益 (FY25)
1.0億円
18.18%経常利益 (FY25)
1.0億円
17.89%純利益 (FY25)
-12.6億円
2578.43%総資産
28.6億円
39.10%自己資本比率
57.5%
—ROE
0.0%
1.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
JMCは3Dプリンター事業・鋳造事業・CT事業の3セグメントを持つ小型製造受託サービス企業で、自動車やFA機器向けの試作・少量量産を主力とする。売上高32億円のうち鋳造事業が65%(20億円)、3Dプリンター事業が24%(7.6億円)、CT事業が12%(3.7億円)を占める。FY2025は3Dプリンター事業が心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID」のデバイスメーカー向け大口受注などで売上+21.3%・セグメント利益+60.3%と好調だった一方、鋳造事業は技術的難易度の高い部品での製造コスト超過が続き収益回復が遅れ、最終的に長野県飯田市コンセプトセンターへの過去設備投資に対する減損損失が発生し当期純損失が12.6億円に膨らんだ。直近7期の売上は25〜36億円の狭いレンジで推移しており成長速度は緩慢で、収益基盤の脆弱性と設備投資負担がバランスシートに影響するリスクを抱えている。一方、医療シミュレーター・次世代電池CT検査など成長余地のある新市場への橋頭堡を持つ点は中長期の評価ポイントとなる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 3Dプリンター出力・鋳造試作・CT検査の受注型サービスで売上32億円を構成し、鋳造65%・3Dプリンター24%・CT12%の比率である。
- 2顧客: 自動車・FA・医療・電池分野のメーカーや商社が主要顧客で、安川電機・ファナック等大手Tier1が上位顧客に名を連ねる。
- 3価値提案: 3Dプリンター・砂型鋳造・産業用CTを1社で完結させ、短納期・高品質・大型化対応を武器に試作から少量量産まで一貫提供する。
- 4コスト構造: 装置・設備への先行投資が重く減価償却費が利益を圧迫するため、受注量の安定確保が損益分岐の鍵となる構造である。
Risks · リスク要因
- 1設備投資と減損リスク: FY2025に鋳造設備の減損損失12.6億円を計上し純損失転落。市場予測が外れた場合の追加減損が財政状態をさらに毀損する恐れがある。
- 2鋳造事業の製造コスト超過: 技術難易度の高い新規鋳造部品で予定外のコストが発生し、セグメント利益率の回復が継続的に遅延するリスクを抱える。
- 3自動車・FA分野への集中: 売上の7割超が輸送機器・一般機械向けであり、EV移行に伴う開発予算削減やモデルチェンジサイクル変化の影響を直接的に受ける。
- 4材料価格と調達リスク: アルミニウム・マグネシウム合金や各種樹脂の価格騰勢が続く場合、製品価格への転嫁が困難になりマージンを圧迫するリスクがある。
Strengths · 強み
- 13技術融合の希少性: 3Dプリンター・砂型鋳造・産業用CTを1社で保有・運用できる企業は国内で極めて少なく、顧客の一元発注ニーズに応えられる。
- 2大型鋳造対応力: 伊豆木産業用地の新工場により大型サイズの非鉄砂型鋳造に対応し、EV部品・産業用ロボット向けの複雑形状需要を取り込める。
- 3医療シミュレーター「HEARTROID」: 大阪大学と共同開発の心臓カテーテル訓練用モデルが国内外デバイスメーカーに採用され、FY2025第4四半期に大口受注を獲得した。
- 4品質認証体制: ISO9001・JISQ9100(航空宇宙品質規格)を取得しており、要求品質の高い顧客への参入障壁として機能する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1鋳造量産シフト: 伊豆木新工場でトヨタ生産方式を導入し、試作・少量量産に加えEV・産業ロボット向け量産用鋳造部品の受注拡大を目指す。
- 2HEARTROIDの国際展開: 学会・展示会での認知拡大と営業人員強化により、TAVI・冠動脈分野を中心に国内外デバイスメーカーへの販売を加速する。
- 3AMサービスによる量産対応: ハイエンド樹脂3Dプリンターを追加導入し、試作から量産品までアディティブマニュファクチャリングで受注できる体制を構築する。
- 4CT事業の次世代電池需要取り込み: リチウムイオン電池・次世代蓄電池の非破壊内部検査需要を開拓し、CT装置の国内メーカー向け販売と組み合わせて収益化を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025純損失12.6億円: 鋳造事業の設備減損損失計上が主因で、前期の純利益5,067万円から急転落し財務体力が大きく低下した。
3Dプリンター事業が牽引: HEARTROID分野がQ4に国内外デバイスメーカーから想定超の大口受注を獲得し、事業売上+21.3%・セグメント利益+60.3%を達成した。
鋳造事業の回復遅延: EV・産業ロボット向け新規鋳造部品で製造コストが想定を超過し、セグメント利益は104.2%増ながら絶対額は8,777万円にとどまった。
CT事業は減収: 国内メーカー向けCT装置販売が計画を下回りボリュームスキャン案件も低調で、売上高が前期比23.9%減の3.7億円に落ち込んだ。
02
業績推移
売上高
32.2億円▲4.9%FY25
営業利益
1億円▲18.2%FY25
純利益
-12.6億円▼2578.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 28.1 | 24.6 | 24.2 | 29.6 | 36.4 | 30.7 | 32.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.5 | 5.4 | 0.9 | 1.0 |
| 経常利益 | 2.6 | -2.1 | 1.5 | 3.8 | 5.3 | 1.2 | 1.0 |
| 純利益 | 1.6 | -1.7 | 1.1 | 2.5 | 3.6 | 0.5 | -12.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 36.8 | 37.8 | 38.1 | 43.3 | 49.8 | 47.0 | 28.6 |
| 純資産 (自己資本) | 22.5 | 20.9 | 22.0 | 24.6 | 28.6 | 29.0 | 16.5 |
| 自己資本比率 (%) | 61.2 | 55.1 | 57.8 | 56.7 | 57.4 | 61.7 | 57.5 |
| 現金及び預金 | 3.0 | 2.2 | 3.1 | 3.1 | 3.0 | 4.2 | 4.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.0 | ▲0.3 | 4.6 | 6.0 | 3.9 | 5.3 | 6.7 |
| 投資CF | ▲13.2 | ▲2.5 | ▲1.1 | ▲6.3 | ▲7.2 | ▲2.1 | ▲1.7 |
| 財務CF | 3.1 | 2.0 | ▲2.6 | 0.3 | 3.3 | ▲2.0 | ▲4.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
138人
平均年齢
38.9歳
平均勤続
5.6年
単体 平均年収
476万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。