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DOWAホールディングス株式会社
ドウワホールディングスカブシキガイシャ上場非鉄金属5714EDINET: E00028DOWA HOLDINGS CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 非鉄金属
売上高 (FY25)
6787億円
5.37%営業利益 (FY25)
322億円
7.41%経常利益 (FY25)
436億円
2.56%純利益 (FY25)
271億円
2.60%総資産
6735億円
6.44%自己資本比率
61.8%
—ROE
7.0%
0.73%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
DOWAホールディングスは、明治17年創業の非鉄金属・環境サービス複合企業である。環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理という5つのコアビジネスを有機的に組み合わせた独自の「循環型ビジネスモデル」を競争優位の源泉とし、世界中から廃棄物・リサイクル資源を集荷して20種類以上の金属を高効率回収する能力を持つ。FY2025(2025年3月期)は売上高6,787億円(前期比-5.4%)と減収ながら、環境・リサイクル部門が売上高+19.8%・営業利益+32.0%と牽引し、製錬部門も金・銀・銅・亜鉛価格上昇と円安恩恵を受けて営業利益+18.1%を達成した。一方、電子材料部門は太陽光パネル向け銀粉の需要調整と競争激化により営業損失592億円を計上し、熱処理部門も自動車生産低調の影響を受けた。2025年5月に「中期計画2027」を公表し、2027年度に営業利益470億円・ROE10%・ROA9%を目標として掲げ、循環経済移行を追い風に成長投資と株主還元の段階的拡充を推進する方針である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理の5部門が売上を分担し、製錬部門が売上高の約39%と最大である。
- 2顧客: 自動車・情報通信・新エネルギー・廃棄物処理の各産業向けに製品・サービスを国内外で提供している。
- 3価値提案: 廃棄物・リサイクル原料の集荷から精製・高付加価値化まで一貫する循環型モデルで資源効率と環境負荷低減を両立する。
- 4コスト構造: 原料費・エネルギーコストが大きく、金属相場・為替・電力価格の変動が営業利益に直接影響する構造である。
Risks · リスク要因
- 1金属相場・為替変動リスク: 亜鉛±100$/tで営業利益±5.3億円、米ドル±1円で±4.9億円の感応度を持ち、相場悪化が収益を直撃しやすい。
- 2電子材料部門の需要変調: 太陽光向け銀粉が競合激化と需要調整で販売減少し、FY2025に営業損失592百万円を計上するなど回復時期が不透明である。
- 3自動車依存による需要変動: 金属加工・熱処理・熱処理部門は自動車生産に依存度が高く、EV化・生産調整が受注減に直結するリスクを抱える。
- 4ロス・ガトス鉱山の減損リスク: メキシコ鉱山への投資残高186億円を保有し、金属品位・操業コスト変動による減損損失計上リスクが残存する。
Strengths · 強み
- 1グローバル集荷ネットワーク: 世界中から多種多様なリサイクル原料を安定集荷するネットワークと高精度サンプリング・分析技術を保有する。
- 220種類以上の金属回収力: 製錬所と廃棄物処理施設を連携させ、単一企業として多品種の貴金属・ベースメタルを一括回収できる稀少能力を持つ。
- 3ポートフォリオ分散効果: 廃棄物処理・製錬・電子材料・金属加工・熱処理の5部門が異なる景気感応度を持ち、全社業績の安定性を高めている。
- 4140年超の製錬技術蓄積: 超高純度化・薄膜成長・粒子合成等の高度素材技術を有し、半導体・新エネルギー向け機能材料への展開基盤となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期計画2027の財務目標: 2027年度に営業利益470億円・ROE10%・ROA9%を目指し、FY2025予想240億円から大幅な利益改善を図る。
- 2循環経済への対応強化: サーキュラーエコノミー移行を追い風と捉え、リサイクル原料集荷網の拡充と新製品・新技術の実用化を加速する。
- 3資本効率向上と株主還元拡充: 事業投資による利益向上を基本とし、健全財務を前提に中期計画2027期間中に段階的な株主還元拡充を実施する。
- 42050年カーボンニュートラル: 2030年中間目標を設定し、省エネ・再エネ・燃料転換・アンモニアバーナー自社開発等の複合施策で脱炭素を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は6,787億円(-5.4%)ながら営業利益は322億円(+7.4%)と増益を達成し、金・銀・銅・亜鉛価格の上昇と円安が寄与した。
環境・リサイクル部門が売上高1,801億円(+19.8%)・営業利益139億円(+32.0%)と全社を牽引し、廃棄物処理・リサイクル原料集荷が堅調だった。
電子材料部門の銀粉販売が太陽光向け需要調整と競争激化で急減し、営業損失59億円を計上するなど同部門の業績悪化が全社の重大課題となっている。
2025年5月に「中期計画2027」を公表し、2027年度営業利益470億円・ROE10%目標と新たな資本政策・株主還元方針を対外的に発表した。
02
業績推移
売上高
6,787億円▼5.4%FY25
営業利益
322億円▲7.4%FY25
純利益
271億円▼2.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4529 | 4851 | 5880 | 8318 | 7801 | 7172 | 6787 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 638 | 446 | 300 | 322 |
| 経常利益 | 243 | 290 | 372 | 761 | 555 | 447 | 436 |
| 純利益 | 150 | 174 | 218 | 510 | 250 | 279 | 271 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 4947 | 5125 | 5985 | 6573 | 6553 | 6328 | 6735 |
| 純資産 (自己資本) | 2462 | 2582 | 2767 | 3286 | 3606 | 3888 | 4160 |
| 自己資本比率 (%) | 49.8 | 50.4 | 46.2 | 50.0 | 55.0 | 61.4 | 61.8 |
| 現金及び預金 | 190 | 302 | 173 | 357 | 378 | 730 | 412 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 376 | 551 | ▲30.9 | 599 | 507 | 1186 | 128 |
| 投資CF | ▲510 | ▲378 | ▲229 | ▲113 | ▲303 | ▲263 | ▲414 |
| 財務CF | 159 | ▲65.7 | 116 | ▲312 | ▲198 | ▲592 | ▲41.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
455.60
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.0%
自己資本利益率
ROA
4.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
EcologyAndRecycle0.1兆14.7%
ElectronicMaterials0.2兆23.3%
HeatTreat0.0兆5.0%
Metalworking0.1兆19.0%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.5%
Refinery0.3兆37.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
94人
平均年齢
42.9歳
平均勤続
15.8年
単体 平均年収
807万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
150.00円+20
配当性向
57.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
90
FY21
95
FY22
130
FY23
130
FY24
130
FY25
150
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。