日
日本伸銅株式会社
ニホンシンドウカブシキガイシャ上場非鉄金属5753EDINET: E01305NIPPON SHINDO CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 非鉄金属
売上高 (FY25)
261億円
11.93%営業利益 (FY25)
18.4億円
52.92%経常利益 (FY25)
14.1億円
76.40%純利益 (FY25)
9.6億円
73.69%総資産
165億円
10.03%自己資本比率
72.3%
—ROE
8.4%
3.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本伸銅株式会社は、黄銅(銅と亜鉛の合金)の棒・線材を中心とした伸銅品を製造・販売する専業メーカーである。CKサンエツの連結子会社であるサンエツ金属と製品OEM供給・原料共同購買・人材交流でシナジーを追求する体制を敷いている。売上高は国際銅相場に強く連動するため、FY2022以降は銅高を背景に261億円前後で推移しており、FY2025は前期比11.9%増の261億円を達成した。販売数量は約1万9,917トンとわずかに前年割れであったが、銅建値が高値圏(2024年5月に175万円/tの最高値)で推移したことが売上・利益を押し上げた。一方で、相場リスクヘッジのデリバティブ取引で損失計4億54百万円が発生し、営業利益18億円に対して経常利益は14億円にとどまった。自己資本比率72.3%と財務基盤は堅固で、M&Aと新製品開発を成長手段と位置付けているが、国内伸銅市場の長期縮小という構造的課題に直面しており、業界再編への対応が経営上の最重要テーマとなっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 伸銅品(黄銅棒・線)が売上の88.1%を占め、加工品4.8%、金属材料転売7.1%が補完する。
- 2顧客: 国内製造業向けに卸売・加工業者を通じて供給し、最大顧客の市原金属産業が売上の12.5%を占める。
- 3価値提案: リサイクル原料比率99.4%・環境対応材比率29.2%で低CO2かつ高品質な伸銅品を安定供給する。
- 4コスト構造: 国際相場連動の銅・亜鉛が主原料コストを左右し、電力コストも電気炉溶解工程で大きな比重を占める。
Risks · リスク要因
- 1銅相場変動リスク: 銅建値の下落局面では棚卸資産評価損が発生し売上高も急減する構造で、業績ボラティリティが極めて高い。
- 2デリバティブ損失リスク: FY2025にデリバティブ損失3億60百万円・評価損94百万円が発生し、経常利益を4億円超圧迫した。
- 3国内市場縮小リスク: 代替材への材質変更や需要構造変化により、黄銅製品の国内需要が長期縮小均衡に向かう可能性がある。
- 4M&A失敗リスク: 業容拡大をM&Aに依存する戦略をとる一方、経済環境変化等で当初想定したシナジーが得られないリスクがある。
Strengths · 強み
- 1グループシナジー: サンエツ金属との原料共同購買・OEM相互供給で調達コスト低減と生産効率向上を実現している。
- 2財務健全性: 自己資本比率72.3%と無借金に近い財務基盤を持ち、銅相場急騰時の運転資金も自己調達で対応可能である。
- 3環境対応力: リサイクル原料比率99.4%・CO2排出量2014年比34.9%削減を達成し、顧客のグリーン調達要求に応えている。
- 4相場リスク管理: 銅・亜鉛のデリバティブヘッジを恒常的に実施し、原料価格変動が利益に与える影響を一定程度緩和している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1M&A推進: 国内伸銅市場の縮小に対応し、M&Aで業容を維持拡大する方針を継続し資金調達余力(自己資本比率72.3%)を活用する。
- 2新製品・新市場開拓: 環境対応材の拡販(FY2025比率29.2%)と新製品開発によりコモディティ依存から脱却する方向を目指す。
- 3グループ連携深化: サンエツ金属との製品OEM・原料共同購買・人材交流をさらに拡充し、コスト競争力とシナジーを追求する。
- 4収益目標管理: FY2026経常利益目標を11億70百万円に設定し、相場下落局面でも達成できる安定収益基盤の構築を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益: 銅相場高値(2024年5月175万円/t)を背景に売上高261億円(前期比+11.9%)・営業利益18億円(+52.9%)を達成した。
デリバティブ損失が経常利益を圧迫: ヘッジ目的のデリバティブ損失計4億54百万円が発生し、経常利益は14億円(+76.5%)にとどまった。
販売数量は微減: 販売数量は1万9,917トンと前期比2.1%減少し、数量面では市場縮小の影響が顕在化しつつある。
純資産119億円・自己資本比率72.3%: 当期純利益9億64百万円の積み上げにより純資産が過去最高水準に達し、財務基盤が一段と強化された。
02
業績推移
売上高
261億円▲11.9%FY25
営業利益
18.4億円▲52.9%FY25
純利益
9.6億円▲73.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 207 | 172 | 156 | 261 | 272 | 233 | 261 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 23.6 | 15.9 | 12.0 | 18.4 |
| 経常利益 | 12.5 | 14.9 | 6.1 | 15.0 | 15.1 | 8.0 | 14.1 |
| 純利益 | 8.7 | 10.3 | 4.2 | 10.6 | 10.3 | 5.6 | 9.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 125 | 116 | 129 | 154 | 154 | 150 | 165 |
| 純資産 (自己資本) | 73.0 | 82.5 | 87.0 | 94.6 | 104 | 109 | 119 |
| 自己資本比率 (%) | 58.4 | 71.1 | 67.2 | 61.3 | 67.2 | 73.0 | 72.3 |
| 現金及び預金 | 2.2 | 12.0 | 2.6 | 2.3 | 2.2 | 1.9 | 1.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 11.4 | 26.4 | ▲11.0 | ▲1.1 | 1.6 | 8.4 | 3.0 |
| 投資CF | ▲0.7 | ▲0.8 | ▲3.1 | ▲1.1 | ▲1.6 | ▲0.4 | ▲0.8 |
| 財務CF | ▲10.1 | ▲15.7 | 4.6 | 1.8 | ▲0.0 | ▲8.3 | ▲2.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
451.37
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.4%
自己資本利益率
ROA
5.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
94人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
19.0年
単体 平均年収
715万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円+5
配当性向
3.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
15
FY21
15
FY22
15
FY23
15
FY24
15
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。