古
古河電気工業株式会社
フルカワデンキコウギョウカブシキガイシャ上場非鉄金属5801EDINET: E01332Furukawa Electric Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 非鉄金属
売上高 (FY25)
1.20兆円
13.75%営業利益 (FY25)
0.05兆円
321.60%経常利益 (FY25)
0.05兆円
373.08%純利益 (FY25)
0.03兆円
412.69%総資産
0.99兆円
0.20%自己資本比率
37.8%
—ROE
10.0%
7.89%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
古河電気工業は創業140年超の電線・ケーブルメーカーで、情報通信ソリューション・エネルギーインフラ・電装エレクトロニクス・機能製品の4セグメントを擁する。主力の光ファイバ・ケーブルはデータセンタ・AI関連需要の急拡大を追い風に受注が増勢となり、ローラブルリボンケーブル等の高付加価値品ラインナップ拡充と供給体制強化により、FY2025は売上高1.20兆円(前期比+13.7%)・営業利益471億円(前期比+359億円)と大幅増益を達成した。エネルギーインフラ事業では国内超高圧地中線の更新需要や洋上風力向け海底ケーブル需要が旺盛で、自動車部品事業ではアルミワイヤハーネスの搭載拡大と電動化対応高電圧ハーネスの開発が進む。海外売上比率は53.1%に達し、グローバル経営の深化も進んでいる。中期経営計画「Road to Vision2030」では事業ポートフォリオ最適化を推進し、光コネクタや高速光変調器分野の企業を子会社化するなどM&Aも積極活用している。一方で銅地金・為替の変動コスト、関税政策の不確実性、品質管理リスクが財務への影響要因として残存しており、ROE10.0%の持続的向上が課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 光ファイバ・ケーブル、電力ケーブル、ワイヤハーネス等の製造販売が売上1.20兆円の大部分を占める。
- 2顧客: 通信キャリア・データセンタ事業者・電力会社・自動車メーカーなど多様な産業顧客に製品を供給する。
- 3価値提案: 情報・エネルギー・モビリティの3領域で社会インフラを支える高付加価値素材・部品を一貫提供する。
- 4地域構成: 海外売上高6,378億円・比率53.1%で、北米・欧州・アジアの3極でグローバル展開を行っている。
Risks · リスク要因
- 1銅地金・為替変動: 主原料の銅地金価格と円安は製造コストと輸入部品価格に直結し、収益の振れ幅を拡大させる。
- 2政治経済・関税リスク: 米国追加関税・米中輸出規制の強化がグローバル分業体制とサプライチェーンに重大な影響を及ぼす可能性がある。
- 3品質管理リスク: 電力ケーブルや自動車部品の不具合発生時に多額の損失補償が生じる懸念があり、製品補償引当金61億円を計上した。
- 4事業ポートフォリオ転換の遅れ: 既存事業の収益性・成長性が市場変化に追いつかない場合、中計目標の達成が困難となるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1光ファイバ競争力: ローラブルリボンケーブル等の高密度製品でデータセンタ向け差別化を実現し、増収増益をけん引している。
- 2エネルギー事業の安定受注: 国内超高圧地中線リプレースや再生エネルギー向け海底ケーブル需要を長期受注で捉えている。
- 3アルミワイヤハーネスの先行優位: 軽量化対応のアルミハーネスで搭載車種を拡大し、電動化市場へも高電圧品で対応している。
- 4M&Aによる技術補完: 高速光変調器世界トップシェア企業・光コネクタ開発力強みの企業を子会社化し、B5G向け競争力を強化している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1データセンタ・AI向け集中投資: 光ケーブル供給体制の増強と光コネクタ・光変調器子会社のシナジーで2025年度末までに収益拡大基盤を確立する。
- 2エネルギーインフラ事業強化: ケーブル製造能力・工事施工能力の増強を継続し、洋上風力・超高圧リプレース需要を確実に取り込む。
- 3メタル電線事業統合: グループ内メタル電線事業を集約し、商圏集約・リソース効率化によるシナジー最大化を図る。
- 4ビジョン2030達成: 2030年までに情報・エネルギー・モビリティ融合領域での社会課題解決型事業を確立し、ROEの持続的向上を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益: 連結売上高1兆2,018億円(+13.7%)、営業利益471億円(前期比+359億円増)と25中計期間で最大の利益改善を達成した。
光変調器・光コネクタのM&A: 高速光変調器で世界トップシェアを有する企業と光コネクタ開発力に強みを持つ企業の子会社化を決定した。
特別損益の影響: 投資有価証券売却益104億円・株式交換差益48億円を計上した一方、製品補償引当金繰入額61億円・減損損失26億円を計上した。
2025年3月に監査等委員会設置会社へ移行: 機関設計変更によりガバナンス強化を図り、取締役会の監督機能を高める体制へ転換した。
02
業績推移
売上高
1.20兆円▲13.7%FY25
営業利益
0.05兆円▲321.6%FY25
純利益
0.03兆円▲412.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.99 | 0.91 | 0.81 | 0.93 | 1.07 | 1.06 | 1.20 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.01 | 0.02 | 0.01 | 0.05 |
| 経常利益 | 0.04 | 0.02 | 0.01 | 0.02 | 0.02 | 0.01 | 0.05 |
| 純利益 | 0.03 | 0.02 | 0.01 | 0.01 | 0.02 | 0.01 | 0.03 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 0.82 | 0.79 | 0.83 | 0.94 | 0.93 | 0.99 | 0.99 |
| 純資産 (自己資本) | 0.28 | 0.27 | 0.29 | 0.31 | 0.33 | 0.36 | 0.37 |
| 自己資本比率 (%) | 34.2 | 34.4 | 35.1 | 33.6 | 35.3 | 36.4 | 37.8 |
| 現金及び預金 | 0.05 | 0.06 | 0.09 | 0.07 | 0.05 | 0.05 | 0.07 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.05 | 0.04 | ▲0.00 | ▲0.01 | 0.04 | 0.03 | 0.06 |
| 投資CF | ▲0.03 | ▲0.03 | ▲0.00 | ▲0.04 | ▲0.02 | ▲0.02 | ▲0.01 |
| 財務CF | ▲0.02 | ▲0.00 | 0.04 | 0.04 | ▲0.03 | ▲0.01 | ▲0.04 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
473.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.0%
自己資本利益率
ROA
3.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AutomotiveProductsAndMaterials0.7兆60.6%0.03兆4.4%
FunctionalProducts0.1兆11.7%0.01兆9.9%
Infrastructure0.3兆25.3%0.00兆1.5%
ServiceAndDevelopmentsEtc0.0兆2.4%▲0.00兆-12.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
4,433人
平均年齢
43.5歳
平均勤続
19.1年
単体 平均年収
698万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
120.00円+60
配当性向
26.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
85
FY21
60
FY22
60
FY23
80
FY24
60
FY25
120
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。