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株式会社三ッ星
カブシキガイシャミツボシ上場非鉄金属5820EDINET: E01351MITSUBOSHI CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 非鉄金属
売上高 (FY25)
109億円
5.29%営業利益 (FY25)
1.2億円
96.67%経常利益 (FY25)
1.1億円
3.60%純利益 (FY25)
1.7億円
35.48%総資産
127億円
0.05%自己資本比率
52.1%
—ROE
2.5%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社三ッ星は、電線事業(売上比71%)・ポリマテック事業(同21%)・電熱線事業(同8%)の3セグメントを持つ兵庫県の中堅製造業である。電線事業はデータセンターや半導体工場建設を背景とした設備投資需要の回復を追い風に堅調に推移し、FY2025のセグメント利益は2.72億円と前年比93.9%増と大幅改善した。一方、ポリマテック事業は新設住宅着工が15年ぶりに80万戸割れとなる厳しい環境下でセグメント損失1.54億円を計上し、電熱線事業も産業機器向け在庫調整の長期化でセグメント利益がほぼゼロに落ち込んでいる。グループ全体のFY2025売上高は109億円(前年比+5.3%)、営業利益は1.2億円(同+96.1%)と大幅増益ながら、収益水準は中長期目標の経常利益率3.0%に対し実績1.0%と依然低位にとどまる。中期経営計画(2024-2026年3月期)ではESGを軸に「4S新運動」を推進し、洋上風力・EV関連など脱炭素分野や海外市場開拓で新規収益源の確立を目指している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電線71%・ポリマテック21%・電熱線8%の3事業で構成し、銅価格連動型の電線事業が収益の柱である。
- 2顧客: 問屋・電材店・商社経由の間接販売が主体で、建設・電販市場や電子部品メーカーに幅広く供給している。
- 3価値提案: 自社工場での電線・高機能チューブ・電熱線製造と、フィリピン子会社を活用したグローバル調達で競争力を維持する。
- 4コスト構造: 銅・ニッケル・塩化ビニル等の原材料費が製造原価の大部分を占め、銅価格変動が利益率に直結する構造である。
Risks · リスク要因
- 1銅・ニッケル価格の市況変動リスク: 銅価格は期中で乱高下し銅価差損が発生しており、価格転嫁が遅れれば利益率に即座に悪影響を与える。
- 2ポリマテック事業の構造的低迷リスク: 新設住宅着工の15年ぶり80万戸割れを受けセグメント損失1.54億円が継続しており、赤字拡大の可能性がある。
- 3米国関税政策と中国経済リスク: 中国からの製品流入増加や世界的な貿易摩擦拡大が電熱線・産業機器向け需要を一段と押し下げるリスクがある。
- 4フッ素樹脂材料の2025年生産打ち切りリスク: 高機能チューブ用素材の供給停止に伴い代替材料での再認定が遅延した場合、売上損失が生じる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1電線事業での価格転嫁力: FY2025に銅価期平均1,478千円/トンの高騰下でもセグメント利益+93.9%を達成し、価格改定浸透力を示した。
- 2フィリピン子会社MITSUBOSHI PHILIPPINES CORPORATIONを持ち、現地調達・現地販売の両輪でコスト低減と海外売上拡大を進めている。
- 3ISO14001取得によるEMS構築と洋上風力・EV向け製品開発など、ESGを軸にした新分野開拓で差別化製品の拡充を図っている。
- 4LED道路照明製品が国土交通省ホームページに掲載されるなど、公共インフラ向け認知度が上がり、大口入札案件の獲得機会が拡大している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12026年3月期最終年度の中期経営計画で連結売上高経常利益率3.0%以上を目標に掲げ、価格転嫁と生産性向上を両輪で推進する。
- 2ESGの5本柱(脱炭素・防災・漁業農業・ロボット・メンテナンス)に沿って洋上風力・EV・ロボットケーブル等の高付加価値新製品を創出する。
- 34S新運動のうち「新グローバル戦略推進」として、フィリピン・香港等アジア市場でLED道路照明や電線製品の海外販路を拡大する。
- 4人材確保・育成を経営の最重点課題に位置付け、女性・外国人・中途採用の中核人材登用を進め組織力強化と持続成長基盤を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は109億円(+5.3%)、営業利益は1.2億円(+96.1%)と増収大幅増益だが、経常利益は1.06億円と前年比3.7%減となった。
電線セグメント利益が2.72億円(+93.9%)と急回復した一方、ポリマテック事業はセグメント損失1.54億円と前期(損失0.81億円)から赤字が拡大した。
投資有価証券売却益の計上により親会社株主帰属純利益は1.68億円(+36.1%)となり、見かけ上の純利益は営業・経常利益を上回る水準となった。
LED道路照明が国土交通省ホームページに掲載され、フィリピンの道路灯市場に参入するなど、ポリマテック事業の新規案件獲得が2025年度以降の反転材料となっている。
02
業績推移
売上高
109億円▲5.3%FY25
営業利益
1.2億円▲96.7%FY25
純利益
1.7億円▲35.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 91.6 | 85.2 | 76.4 | 91.9 | 99.5 | 103 | 109 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.4 | 1.6 | 0.6 | 1.2 |
| 経常利益 | 3.0 | 2.2 | 2.8 | 3.0 | 2.0 | 1.1 | 1.1 |
| 純利益 | 6.1 | 1.8 | 1.9 | 2.8 | -0.7 | 1.2 | 1.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 103 | 96.7 | 99.8 | 104 | 110 | 127 | 127 |
| 純資産 (自己資本) | 56.6 | 56.8 | 59.6 | 61.7 | 60.7 | 66.0 | 66.1 |
| 自己資本比率 (%) | 54.9 | 58.8 | 59.7 | 59.2 | 55.5 | 51.9 | 52.1 |
| 現金及び預金 | 16.7 | 14.3 | 17.5 | 10.7 | 16.2 | 16.8 | 20.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.1 | 2.5 | 6.3 | ▲3.5 | 1.1 | 1.1 | 1.5 |
| 投資CF | 4.1 | ▲3.4 | ▲0.9 | 0.3 | 0.3 | ▲4.3 | ▲0.6 |
| 財務CF | 1.4 | ▲1.5 | ▲2.2 | ▲3.5 | 4.1 | 3.8 | 2.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
48.87
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.5%
自己資本利益率
ROA
1.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectricWire0.0兆70.8%0.00兆3.5%
HeatingWire0.0兆7.7%0.00兆0.0%
Polymatec0.0兆21.5%▲0.00兆-6.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
159人
平均年齢
41.3歳
平均勤続
14.5年
単体 平均年収
532万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
17.00円
配当性向
37.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
50
FY21
50
FY22
60
FY23
50
FY24
17
FY25
17
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。