全
全保連株式会社
ゼンホレンカブシキガイシャ上場その他金融業5845EDINET: E39018決算期: 03月期
業種: その他金融業
売上高 (FY25)
257億円
4.68%営業利益 (FY25)
25.5億円
14.57%経常利益 (FY25)
25.4億円
15.94%純利益 (FY25)
16.2億円
5.40%総資産
228億円
4.45%自己資本比率
31.6%
—ROE
27.1%
22.46%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
全保連は賃貸住宅市場を主戦場とする家賃債務保証専業会社であり、全国19拠点・多数の協定不動産会社ネットワークを通じて賃借人の家賃保証と賃貸人の未収リスク軽減を両立させるビジネスモデルを展開している。FY2025(2025年3月期)は売上高257億円・営業利益25億円(前年比+14.5%)と2期連続で過去最高を更新し、ROE27.1%という高資本効率を実現した。収益の柱は初回保証委託料(売上の約49%)と年間保証委託料(約32%)の積み上げ型フロー・ストック複合モデルであり、契約件数の累積増加が安定的な年間保証料収入を押し上げている。2025年4月に三菱UFJニコスによるTOBが成立し三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社となったことが最大の転換点であり、MUFGのブランド・信用力・地銀ネットワークを活用した地方シェア拡大、事業用保証、学費保証への多角化が新たな成長軸となっている。2030年3月期を最終年度とする長期経営計画では売上高345億円・営業利益53億円・時価総額600億円を目標とし、AI審査高度化による信用コスト低減とDXによる業務効率化を収益改善の両輪として推進する。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 初回保証委託料125億円(約49%)と年間保証委託料82億円(約32%)の積み上げ型フロー・ストック複合モデルで安定収益を確保している。
- 2顧客: 全国の不動産協定会社経由で賃借人・賃貸人に保証サービスを提供し、全国19拠点のネットワークで接点を維持している。
- 3価値提案: 家賃滞納時に賃貸人へ代位弁済を行い未収リスクをゼロ化する一方、賃借人には保証人不要の入居機会を提供している。
- 4コスト構造: 売上原価の主体は代位弁済に伴う貸倒・保証履行損失引当金であり、AI審査と弁護士活用による回収率96.0%の維持が利益を左右する。
Risks · リスク要因
- 1信用リスクの悪化: 経済状況・雇用環境が悪化すれば代位弁済額と求償債権の回収不能が急増し、引当金の大幅追加計上が業績を直撃する可能性がある(影響度:大)。
- 2競合激化によるシェア喪失: 法令上の参入障壁が低く、保険会社やクレジットカード会社の台頭および同業他社のダンピングにより協定会社の切り替えが進むリスクがある。
- 3システム障害・情報漏洩: 基幹業務を自社システムに全面依存しており、不正アクセスや障害発生時は事業停止リスクが高く(影響度:大)、個人情報漏洩は信用毀損に直結する。
- 4将来的な業法規制の新設: 家賃債務保証業を直接規律する業法が現在存在しないが、新法制定や規制強化により事業モデルの変更・コスト増が生じる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1長年培った協定会社ネットワーク: 全国の不動産会社との長期的な関係と電子申込システム「Z-WEB2.0」(導入拠点12,581)が新規参入者には模倣困難な参入障壁を形成している。
- 2MUFGグループ入りによる信用力向上: 2025年4月に三菱UFJFGの連結子会社となり、ブランド・資本・地銀紹介網を活用した競争優位が飛躍的に高まった。
- 3AI審査による信用コスト管理: 早期入金控除後30日代位弁済率0.47%(前年比0.12ポイント改善)、回収率96.0%と業界最高水準の審査・回収精度を有している。
- 4高資本効率: ROE27.1%・営業利益率9.9%を維持しながら無借金に近い財務構造を保ち、FY2025末の現預金72億円が流動性リスクを低減している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1長期計画(2026-2030年): 売上高345億円・営業利益53億円・時価総額600億円・ROE25%・PBR4倍を2030年3月期に達成する目標を掲げ、MUFGグループとの連携を主軸とする。
- 2地銀戦略: MUFGグループ親密地方銀行の紹介を活用し、自社拠点のない地方市場で効率的にシェアを拡大することで契約件数の増加を加速させる。
- 3新市場開拓: 高齢者向け見守りサービス「Z-Support Premium」(2024年8月開始)、事業用保証、「Z-College support(学費保証)」の全国展開で多角化を推進する。
- 4DX・AI戦略: 電子申込率37.4%・電子契約率24.1%を引き続き向上させ、AI審査モデルのMUFGとの共同高度化で信用コストをさらに低減し営業利益率を改善する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高257億円(+4.7%)・営業利益25億円(+14.5%)・経常利益25億円(+16.0%)・純利益16億円(+5.4%)と全主要指標が過去最高を更新した。
MUFGグループ入り: 2025年4月に三菱UFJニコスによるTOBが成立し連結子会社化、TOB関連特別損失301億円を計上したが純利益は過去最高を達成した。
長期経営計画を策定: 2025年5月に2030年3月期を最終年度とする計画を公表し、売上高345億円・営業利益53億円・時価総額600億円を目標として掲げた。
DX進捗: 「Z-WEB2.0」導入拠点が前年度末比6,816拠点増の12,581拠点となり、電子申込率が37.4%(+7.5ポイント)、電子契約率が24.1%(+5.9ポイント)に伸長した。
02
業績推移
売上高
257億円▲4.7%FY25
営業利益
25.5億円▲14.6%FY25
純利益
16.2億円▲5.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 164 | 109 | 217 | 238 | 245 | 257 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 19.0 | 22.2 | 25.5 |
| 経常利益 | 17.6 | -63.8 | 16.2 | 18.4 | 21.9 | 25.4 |
| 純利益 | 3.0 | -72.2 | 13.9 | 7.7 | 15.4 | 16.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 141 | 223 | 247 | 204 | 218 | 228 |
| 純資産 (自己資本) | 51.8 | 16.1 | 29.8 | 14.5 | 47.6 | 71.9 |
| 自己資本比率 (%) | 36.8 | 7.2 | 12.1 | 7.1 | 21.8 | 31.6 |
| 現金及び預金 | — | — | 68.8 | 36.6 | 52.0 | 72.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 26.1 | ▲8.1 | 33.2 | 30.6 |
| 投資CF | — | — | ▲1.5 | 20.5 | ▲5.6 | ▲6.7 |
| 財務CF | — | — | ▲21.7 | ▲44.6 | ▲12.2 | ▲3.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
66.92
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
27.1%
自己資本利益率
ROA
7.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
595人
平均年齢
42.5歳
平均勤続
10.2年
単体 平均年収
624万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
35.00円+5
配当性向
52.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
30
FY25
35
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。