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株式会社大谷工業

カブシキガイシャオオタニコウギョウ上場金属製品5939EDINET: E01425
OTANI KOGYO CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
79.0億円
0.16%
営業利益 (FY25)
4.7億円
12.62%
経常利益 (FY25)
4.8億円
12.21%
純利益 (FY25)
3.7億円
10.15%
総資産
75.6億円
5.22%
自己資本比率
53.9%
ROE
9.5%
0.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社大谷工業は1946年創業の金属加工・製造メーカーで、架線金物・鉄塔・鉄構などの電力通信部門(売上比62%)と、スタッドや免震金物などの建材部門(同38%)の2本柱で事業を展開する。北陸電力送配電を筆頭に電力・通信・建設各社を主要顧客とし、送配電設備の老朽化更新需要やICTインフラ整備の波を受注に結びつけている。鹿沼(栃木)・富山の2工場体制で、亜鉛メッキ設備を含む一貫生産ラインを保有しており、ISO9001・ISO14001の認証も取得している。FY2025は売上79億円とほぼ横ばいながら、製造コスト見直しと販売価格転嫁の進展により粗利率・営業利益率ともに改善し、ROE9.5%・純利益3.7億円を達成した。電力通信部門は劣化電柱建替えや鉄塔更改が堅調で前期比+7.1%と伸長した一方、建材部門は大型物件受注の停滞で同▲10.3%となった。今後は富山新工場の稼働(2025年度)による生産効率改善と能登半島復旧需要への対応、および再エネ拡大に伴う送電インフラ投資増を主な成長ドライバーとして位置付けている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 電力通信部門(架線金物・鉄塔)が売上の約62%、建材部門(スタッド・免震金物)が約38%を占める二事業構造である。
  • 2顧客: 北陸電力送配電など電力会社・通信会社・建設会社を主な取引先とし、インフラ維持更新需要に対応している。
  • 3価値提案: 大型鋼材から小物まで対応する亜鉛メッキ設備と金属加工技術を活かし、提案型営業で付加価値を提供している。
  • 4コスト構造: 鉄鋼等原材料比率が高く、調達コスト変動が収益を左右するため価格転嫁と原価低減の両輪管理が必要である。
Risks · リスク要因
  • 1原材料価格変動リスク: 主原料の鋼材価格が想定超の高騰した場合、高い原材料比率が採算を直撃し、全量の価格転嫁が困難な競争環境にある。
  • 2顧客集中リスク: 電力会社・通信会社のレベニューキャップ制度導入によるコスト効率化が調達単価の引き下げ圧力につながる可能性がある。
  • 3自然災害・事故リスク: 能登半島地震・奥能登豪雨のような大規模災害は、工場設備の損傷や物流寸断により製品供給に支障をきたすリスクがある。
  • 4建材部門の受注変動リスク: 建設コスト高騰・人手不足・時間外労働規制により大型物件の工期遅延・受注減が続いており、部門売上は前期比▲10.3%に落ち込んでいる。
Strengths · 強み
  • 1老朽化更新需要の取込み: 送配電設備の経年劣化対策・鉄塔建替え需要は長期トレンドであり、電力通信部門の受注残は前期比+42.4%に拡大している。
  • 2一貫生産とメッキ設備: 大型から小物まで対応する亜鉛メッキ設備を自社保有し、外注依存を抑えながら品質と納期を管理できる体制を持つ。
  • 3財務健全性: 自己資本比率が高水準で長期借入金は返済局面にあり、FY2025末の現預金は19億円超と手元流動性も十分である。
  • 4ISO認証と品質管理体制: ISO9001・ISO14001を取得し、サプライチェーン全体の品質モニタリングで電力・通信会社の高い要求水準に対応している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1能登半島復旧対応: 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨被災地のインフラ復旧を最優先課題と位置付け、電力会社の要望に迅速に応える体制を維持する。
  • 2富山新工場稼働: 2025年度に省エネ設備・燃料転換設備を導入した新工場を稼働させ、CO2削減と製造コスト低減を同時に実現する計画である。
  • 3新分野・提案型営業: 膜天井金物など架線金物以外の製品展開と、ICT・再エネ分野向け新製品開発を推進し、既存顧客依存からの脱却を図る。
  • 4GHG削減目標の設定: 2024年度に算定を開始したGHG排出量を基準に、2025年度以降の具体的な削減目標を策定しサステナビリティ経営を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025利益改善: 売上79億円(前期比▲0.2%)と横ばいながら、コスト見直しと価格転嫁で営業利益は4.7億円(+12.6%)、純利益3.7億円(+10.3%)に拡大した。
電力通信部門が牽引: 劣化電柱建替えや鉄塔更改が好調で同部門売上は49億円(+7.1%)、受注残高は10.4億円と前期比+42.4%に急拡大した。
建材部門は下期失速: 下期に大型物件受注が途絶え、建材部門売上は29.7億円(▲10.3%)に落ち込んだが、利益率改善で部門利益は逆に+30.4%増加した。
営業CFが大幅改善: 売上債権の回収が進み営業キャッシュフローは7.8億円(前期1.8億円)と約4倍強となり、期末現預金は19.1億円に積み上がった。
02

業績推移

売上高
79億円0.2%FY25
020406080FY20FY22FY24
営業利益
4.7億円12.6%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
純利益
3.7億円10.1%FY25
01234FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0125250375500FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高61.660.160.664.171.979.179.0
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益1.72.54.24.7
経常利益2.53.23.11.82.64.34.8
純利益2.12.22.11.31.73.43.7
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産52.349.953.454.962.371.975.6
純資産 (自己資本)27.429.431.332.333.837.340.8
自己資本比率 (%)52.558.958.658.854.351.853.9
現金及び預金15.714.415.212.311.715.619.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF6.10.63.40.61.11.87.8
投資CF▲1.0▲1.2▲2.2▲3.3▲1.5▲2.4▲3.6
財務CF▲1.1▲0.7▲0.3▲0.3▲0.24.5▲0.7
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
473.79
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
9.5%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
181
平均年齢
42.2
平均勤続
18.5
単体 平均年収
609万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1㈱ニュー・オータニ0.2百万株27.82%
#2㈱エムアンドエーコーポレーション0.1百万株9.93%
#3㈱テーオーシーサプライ0.1百万株7.05%
#4大 谷 和 彦0.0百万株5.40%
#5大谷鹿沼取引先持株会0.0百万株3.95%
#6大谷富山取引先持株会0.0百万株3.37%
#7㈲大谷興産0.0百万株2.31%
#8㈱北陸銀行0.0百万株1.28%
#9三菱UFJ信託銀行㈱0.0百万株1.28%
#10エイチアールティーニューオータニ㈱0.0百万株1.28%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
30.00
配当性向
6.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
30
FY22
30
FY23
30
FY24
30
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

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ニュース

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