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日本フイルコン株式会社

ニホンフイルコンカブシキガイシャ上場金属製品5942EDINET: E01370
NIPPON FILCON CO.,LTD.
決算期: 11月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
278億円
2.78%
営業利益 (FY25)
6.7億円
27.78%
経常利益 (FY25)
9.4億円
16.46%
純利益 (FY25)
-7.3億円
216.53%
総資産
430億円
0.61%
自己資本比率
52.5%
ROE
0.0%
2.70%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

日本フイルコンは、製紙用ワイヤー・工業用金網を中核とする産業用機能フィルター・コンベア事業(売上構成比72%)を軸に、エッチング加工・フォトマスクの電子部材事業、プール・ろ過装置の環境・水処理事業、不動産賃貸事業を展開する東証上場の中堅製造業グループである。FY2025(2025年3月期)は売上高278億円(前期比-2.8%)、営業利益7億円(同-27.8%)と振るわず、電子部材・フォトマスク事業での減損損失15億円と特別退職金の計上が重なり、親会社株主帰属の当期純損失は7億円(前期は純利益6億円)と赤字に転落した。国内製紙市場の構造的縮小、欧州市場の景気後退、インフレ・円安による製造コスト増が主な逆風となっている。一方、環境・水処理事業は競合大手の撤退効果で受注残が前期比90%増と急回復しており、次期中期経営計画(2026〜2028年度)では2028年度の営業利益150億円(百万円)・ROE6.0%を目標に、タイへの生産移管や大阪工場建替えなど選択的投資と収益力回復に注力する方針である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 産業用フィルター・コンベア事業が売上の72%を占め、電子部材16%・環境水処理8%・不動産4%が補完する。
  • 2顧客: 製紙会社・食品メーカー・電子部品メーカー・自治体・ホテルと幅広い業種に産業用消耗品・設備を供給する。
  • 3価値提案: 試作から量産まで対応する多品種設計力と、国内工業用金網最大手としての広範な販売網で得意先課題を解決する。
  • 4コスト構造: 設備集約型の製造業であり、減価償却費約19億円が収益を圧迫し、タイ子会社への生産移管で原価低減を図る。
Risks · リスク要因
  • 1国内製紙市場の構造的縮小とペーパーレス化が主力事業の需要を長期的に押し下げ、売上・利益の下押し圧力が継続するリスクがある。
  • 2設備産業ゆえの投資リスクが高く、FY2025に減損損失15億円を計上した電子部材事業で再度の減損が発生する可能性がある。
  • 3円安・インフレ継続による生産設備購入価額・保守費の高騰が減価償却負担を増大させ、販売価格転嫁が困難で収益を圧迫するリスクがある。
  • 4海外売上依存の為替変動リスクに加え、米国通商政策の不透明感が欧州・アジア向け輸出事業の需要を不安定化させる可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1製紙製品分野で得意先の抄造条件に合わせた豊富な製品群と長年の知見を有し、国内製紙会社への深耕営業が可能である。
  • 2国内工業用金網最大手として幅広い業界に販売網を持ち、食品・電子等多様なニーズへ迅速に対応できる強みがある。
  • 3電子部材事業では多様なエッチング・フォトマスク設備を自社保有し、試作から量産まで一貫対応できる体制を構築している。
  • 4環境・水処理事業で競合大手撤退の恩恵を享受し、学校・ホテルプール向けの引き合いが急増、受注残が90.1%増と急拡大した。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 12028年度に売上高289億円・営業利益15億円・ROE6.0%を目標とした中期経営計画「2026〜2028年度」を始動し、収益力回復を最優先課題とする。
  • 2製紙製品の国内生産をタイ子会社へ移管することで原価低減を推進し、海外では収益性の高いエリアへ販売リソースをシフトする。
  • 3産業用コンベヤーベルト製造の主力である大阪工場(兵庫県川西市)を2028年度末完成を目指して現地建替えし、生産基盤を更新する。
  • 4フォトマスク製品の主要設備を順次更新し、高周波デバイス・センサー向けの需要拡大に対応するとともに光学設計内製化体制を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は278億円(前期比-2.8%)、営業利益は7億円(同-27.8%)と2期連続で計画未達となり、ROE目標も達成できなかった。
電子部材・フォトマスク事業で減損損失15億円と特別退職金を特別損失に計上した結果、当期純損失7億円と前期の純利益6億円から赤字転落した。
環境・水処理事業は不採算案件整理後の受注回復が顕著で、受注高が前期比59.9%増・受注残高が90.1%増と急回復し、収益貢献が期待される。
2025年2月にサステナビリティ委員会を新設し、欧州販売子会社をフランスから清算してドイツに新設するなど事業体制の再編を実行した。
02

業績推移

売上高
278億円2.8%FY25
075150225300FY20FY22FY24
営業利益
6.7億円27.8%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
純利益
-7.3億円216.5%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.32.53.85.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
020406080FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高247217248260280286278
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益10.66.39.36.7
経常利益7.25.616.116.910.211.39.4
純利益-4.5-0.910.810.812.76.2-7.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産378370411435428432430
純資産 (自己資本)203197219227232233226
自己資本比率 (%)53.653.253.352.354.153.852.5
現金及び預金35.038.543.546.643.848.251.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF13.029.821.48.017.819.729.9
投資CF▲24.0▲13.0▲17.3▲11.1▲5.1▲10.1▲24.4
財務CF7.4▲12.80.43.8▲16.4▲5.8▲3.4
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

ElectronicComponentMaterialsAndPhotoMasks0.016.4%0.00兆8.1%
EnvironmentAndWaterProcessingRelated0.08.0%0.00兆2.9%
IndustrialFunctionalFilterAndConveyer0.071.9%0.00兆3.9%
RealEstateLeasingBusiness0.03.7%0.00兆75.5%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
433
平均年齢
44.6
平均勤続
20.3
単体 平均年収
560万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1王子ホールディングス株式会社2.7百万株13.85%
#2大王製紙株式会社1.8百万株9.32%
#3日本フイルコングループ従業員持株会1.5百万株7.58%
#4日本製紙株式会社1.1百万株5.67%
#5日本フエルト株式会社0.3百万株1.54%
#6竹 田 昌 弘0.3百万株1.29%
#7明治安田生命保険相互会社0.2百万株1.03%
#8名 倉 宏 之0.1百万株0.70%
#9齋 藤 芳 治0.1百万株0.55%
#10東京海上日動火災保険株式会社0.1百万株0.54%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
42.00+1
配当性向
%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
18
FY21
22
FY22
22
FY23
35
FY24
41
FY25
42
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

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10

競合比較

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11

ニュース

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