リ
リンナイ株式会社
リンナイカブシキガイシャ上場金属製品5947EDINET: E01417RINNAI CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
4603億円
7.00%営業利益 (FY25)
460億円
16.88%経常利益 (FY25)
503億円
9.23%純利益 (FY25)
297億円
11.34%総資産
6066億円
5.11%自己資本比率
76.1%
—ROE
7.5%
0.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
リンナイは「熱と暮らし」「健康と暮らし」をテーマにガス給湯器、ガスコンロ、衣類乾燥機、空調機器などを製造・販売する住設機器メーカーである。国内市場シェアを基盤としつつ、売上高の50%超を海外が占める真のグローバル企業へと変貌しており、日本・アメリカ・オーストラリア・中国・韓国・インドネシアの6地域セグメントで事業を展開している。FY2025は売上高4,603億円(前期比+7.0%)、営業利益460億円(同+16.9%)、純利益297億円(同+11.3%)と3指標すべてで過去最高を更新した。中期経営計画「New ERA 2025」では社会課題解決・事業規模拡大・企業体質変革の3戦略を掲げ、ハイブリッド給湯システム「ECO ONE」やウルトラファインバブル給湯器など高付加価値商品の拡販で収益性を高めている。一方、カーボンニュートラルへの対応は化石燃料依存ビジネスとして構造的リスクを抱えており、脱炭素移行シナリオ「RIM 2050」の実行力が中長期の企業価値を左右する重要課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ガス給湯器・コンロ・衣類乾燥機等の住設機器販売が主軸で、国内2,037億円・海外2,566億円と海外比率が55%を超える。
- 2顧客: 一般家庭向け機器を住宅メーカー・ガス会社・リフォーム業者経由で供給し、世界170カ国に展開している。
- 3価値提案: 独自の燃焼・制御技術で省エネ性と利便性を両立させ、「ECO ONE」等の高付加価値商品で競合と差別化している。
- 4コスト構造: 原材料(鉄鋼・銅・真鍮)比率が高く、国内外の現地生産化とサプライチェーン強靭化でコスト低減を図っている。
Risks · リスク要因
- 1脱炭素規制リスク: 各国が化石燃料機器の製造・販売規制を強化しており、主力のガス機器事業が中長期で縮小する構造的リスクがある。
- 2為替変動リスク: 売上高の55%超が海外で、円高局面ではUSドル・人民元建て売上の円換算額が大幅に減少し利益を直撃する。
- 3中国市場の停滞: 中国セグメントは売上高686億円と大きいが、不動産不況により前期比4.6%減収・営業利益も16.9%減と収益悪化が続く。
- 4品質・コンプライアンスリスク: 浴室暖房乾燥機の無償点検費用計上やブラジル子会社の独禁法勧告(11.7億円損失計上)が示すように、突発的費用が発生しやすい。
Strengths · 強み
- 1技術優位性: 独自の燃焼制御技術とウルトラファインバブル等の特許技術群が参入障壁を形成し、価格競争から一定程度距離を置ける。
- 2グローバル生産網: 米国に2022年新工場を稼働させ、現地生産比率を高めることで関税リスクを競合より早期に軽減している。
- 3ブランド力: インドネシアでのガスコンロ高シェアや韓国ボイラー市場など複数の海外市場で「リンナイブランド」が定着している。
- 4財務健全性: 現金1,363億円・営業CF575億円を確保し、無借金経営に近い強固なバランスシートで成長投資と株主還元を両立できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期計画「New ERA 2025」の完遂: 2025年度目標として売上高4,700億円・営業利益500億円・ROIC12.0%・ROE8.0%の達成を目指している。
- 2脱炭素商品の拡販: 「ECO ONE」やタンクレス給湯器の普及を加速し、CO₂削減貢献量820万tの目標を2025年度に達成する計画である。
- 3新興市場の開拓: 中南米・アフリカ等の未参入地域への展開を急ぎ、インドネシアではビルトイン高価格帯商品のラインアップを拡充する。
- 4無形資産への重点投資: ソフトウェア開発・人材育成を優先投資領域と位置付け、IoT連携やAI活用による新規事業・サービス創出を進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025過去最高業績: 売上高4,603億円(+7.0%)・営業利益460億円(+16.9%)・純利益297億円(+11.3%)の3冠達成で、中計目標に迫る水準となった。
アメリカが黒字転換: 米国セグメントは売上高665億円(+14.8%)と拡大し、前期の営業損失12億円から営業利益21億円へと劇的に改善した。
ブラジル独禁法問題: リンナイブラジルが現地当局から競争保護法違反の勧告を受け、11.7億円を特別損失として計上した(2024年9月)。
株主還元強化: 総還元性向は5年平均77.3%と計画40.0%を大幅に上回り、配当性向42.1%で自己株式取得も含めた積極還元を継続している。
02
業績推移
売上高
4,603億円▲7.0%FY25
営業利益
460億円▲16.9%FY25
純利益
297億円▲11.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3480 | 3405 | 3444 | 3662 | 4252 | 4302 | 4603 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 359 | 414 | 394 | 460 |
| 経常利益 | 333 | 357 | 424 | 391 | 446 | 461 | 503 |
| 純利益 | 205 | 216 | 276 | 237 | 261 | 267 | 297 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 4309 | 4505 | 4973 | 5129 | 5471 | 5771 | 6066 |
| 純資産 (自己資本) | 3207 | 3410 | 3713 | 3789 | 4072 | 4374 | 4617 |
| 自己資本比率 (%) | 74.4 | 75.7 | 74.7 | 73.9 | 74.4 | 75.8 | 76.1 |
| 現金及び預金 | 1161 | 1401 | 1665 | 1480 | 1202 | 1238 | 1363 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 295 | 377 | 495 | 287 | 194 | 433 | 575 |
| 投資CF | ▲72.9 | ▲71.2 | ▲158 | ▲255 | ▲301 | ▲200 | ▲227 |
| 財務CF | ▲61.5 | ▲64.4 | ▲72.7 | ▲271 | ▲213 | ▲237 | ▲265 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
209.66
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.5%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
America0.1兆14.4%0.00兆3.2%
Australia0.0兆8.0%0.00兆3.1%
China0.1兆14.9%0.01兆14.7%
Indonesia0.0兆3.7%0.00兆22.6%
Japan0.2兆44.3%0.02兆11.0%
Korea0.0兆7.5%0.00兆2.7%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆7.2%0.01兆15.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,512人
平均年齢
40.7歳
平均勤続
18.9年
単体 平均年収
714万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
120.00円+30
配当性向
50.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
146
FY21
180
FY22
210
FY23
235
FY24
90
FY25
120
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。