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株式会社パイオラックス
カブシキガイシャパイオラックス上場金属製品5988EDINET: E01438PIOLAX,INC.
決算期: 03月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
634億円
1.86%営業利益 (FY25)
23.8億円
49.92%経常利益 (FY25)
34.0億円
39.79%純利益 (FY25)
17.9億円
55.35%総資産
1055億円
13.14%自己資本比率
87.0%
—ROE
1.8%
2.02%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
パイオラックスは1933年創業の精密金属ばね・樹脂部品メーカーで、自動車向けファスナー・燃料系・駆動系・開閉機構部品を世界に供給する独立系サプライヤーである。売上高634億円のうち約92%が自動車関連事業で、日産自動車グループへの依存度が特に高い。FY2025は主要取引先の不正問題に伴う減産と中国市場での日系OEM販売低迷が直撃し、売上高は前期比1.9%減の634億円、営業利益は前期比49.9%減の24億円、純利益は同55.3%減の18億円と大幅な減益となった。ROEは1.8%と資本効率は低水準にとどまる。 一方、医療機器事業(子会社パイオラックス メディカル デバイス)は売上高52億円・前期比8.9%増と順調に拡大し、セグメント営業利益は631%増の3.3億円に急改善している。資本政策面では2024年11月に大規模見直しを発表し、3ヵ年累計300億円の自己株式取得・年間配当金92円以上・配当性向100%継続を表明した。組織面でも2025年4月に商品群別事業部制を廃止し機能別体制へ移行、ADAS・バスバー等の高付加価値製品やインド第2工場建設など自動車生産台数に依存しない収益構造への転換を急ぐ局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自動車関連事業が売上高634億円の約92%を占め、残り8%を医療機器事業(52億円)が担う構造である。
- 2顧客: 日産自動車グループを筆頭とする日系OEMが主要顧客で、非日系OEMへの拡販を積極的に推進している。
- 3価値提案: 金属と樹脂双方の弾性加工技術を活かした精密部品で、ファスナーから燃料・駆動・開閉機構まで幅広く供給している。
- 4コスト構造: 労務費・原材料費・エネルギー費が主要コストで、減産時の限界利益低下が収益に直結しやすい固定費比率の高い構造である。
Risks · リスク要因
- 1日系OEM集中リスク: 売上の90%超が自動車向けで日産グループ依存度が特に高く、減産・不正問題が業績に直結しやすい構造的脆弱性がある。
- 2CASE対応遅延リスク: EV化の加速で燃料系・駆動系部品の需要が中長期的に減退する可能性があり、代替商品開発の進捗が収益を左右する。
- 3為替変動リスク: 海外売上高比率が約60%に達するため、急激な円高局面では売上・利益の円換算額が大幅に目減りするリスクがある。
- 4米国追加関税リスク: 北米での生産・販売比率が高く、米国追加関税政策の拡大・長期化が原価や販売価格に悪影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
- 1金属・樹脂の複合技術: 創業90年超で蓄積した金属ばねと樹脂成形の双方に精通する技術力が参入障壁となっている。
- 2グローバル生産体制: 北米・欧州・アジアに製造拠点を持ち、海外売上高比率は約60%に達する分散化された供給体制を有している。
- 3医療機器事業の成長性: IVR・内視鏡・脳外科分野に展開する低侵襲治療向け医療機器が、自動車依存リスクを緩和する第2の柱として育っている。
- 4財務健全性: 総資産1,054億円に対し有利子負債はほぼなく、手元現金302億円を保有する無借金に近い強固なバランスシートを維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1資本効率改善: 2025年3月期から2027年3月期の3ヵ年で累計300億円の自己株式取得と年間配当金92円以上・配当性向100%継続により株主還元を強化する。
- 2高付加価値製品の開発: ADAS関連商品やEV向けバスバーを注力品目に定め、新真岡工場(栃木県)への大型成形機導入等の設備投資を積極推進する。
- 3地域・顧客の多様化: インドで第2工場建設を計画し生産能力を増強、中国・米国では非日系OEMへの拡販を推進して日系OEM依存度を低下させる。
- 4組織改革と医療機器育成: 2025年4月に機能別組織体制へ移行し意思決定を迅速化、医療機器事業では大学病院との共同研究を通じ低侵襲治療分野を拡大する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急悪化: 売上高634億円(前期比-1.9%)、営業利益24億円(同-49.9%)、純利益18億円(同-55.3%)と主要取引先の減産が直撃した。
大規模資本政策を発表: 2024年11月に3ヵ年累計300億円の自己株式取得と配当性向100%継続を公表し、ROE1.8%の低水準改善を図る姿勢を示した。
医療機器セグメントが急回復: FY2025の医療機器売上高は52億円(前期比+8.9%)、営業利益は3.3億円と前期比631%増の大幅改善を達成した。
機能別組織へ移行: 2025年4月に4商品群別のSBU制を廃止し機能別体制へ改編、品質保証本部と商品開発本部を新設し戦略実行スピードを高めた。
02
業績推移
売上高
634億円▼1.9%FY25
営業利益
23.8億円▼49.9%FY25
純利益
17.9億円▼55.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 683 | 625 | 502 | 551 | 584 | 646 | 634 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 52.2 | 39.5 | 47.6 | 23.8 |
| 経常利益 | 103 | 74.0 | 54.5 | 57.8 | 48.7 | 56.5 | 34.0 |
| 純利益 | 74.2 | 52.3 | 39.6 | 42.2 | 33.8 | 40.1 | 17.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1022 | 1018 | 1061 | 1097 | 1155 | 1214 | 1055 |
| 純資産 (自己資本) | 905 | 915 | 937 | 983 | 1043 | 1079 | 918 |
| 自己資本比率 (%) | 88.6 | 89.9 | 88.4 | 89.7 | 90.3 | 88.9 | 87.0 |
| 現金及び預金 | 276 | 262 | 312 | 299 | 291 | 248 | 302 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 109 | 85.8 | 73.4 | 64.4 | 60.7 | 83.6 | 81.2 |
| 投資CF | ▲73.7 | ▲61.9 | ▲25.8 | ▲38.6 | ▲50.0 | ▲85.7 | 33.4 |
| 財務CF | ▲19.2 | ▲36.7 | 3.0 | ▲46.9 | ▲24.4 | ▲47.0 | ▲64.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
52.67
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.8%
自己資本利益率
ROA
1.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AutomobilRelated0.1兆91.8%0.00兆5.3%
Medical0.0兆8.2%0.00兆6.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
607人
平均年齢
41.7歳
平均勤続
15.8年
単体 平均年収
628万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
131.00円-66
配当性向
33.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
68
FY21
45
FY22
68
FY23
143
FY24
197
FY25
131
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。