三
三浦工業株式会社
ミウラコウギョウカブシキガイシャ上場機械6005EDINET: E01478MIURA CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
2513億円
57.39%営業利益 (FY25)
253億円
9.81%経常利益 (FY25)
296億円
10.60%純利益 (FY25)
233億円
20.36%総資産
4396億円
82.42%自己資本比率
46.4%
—ROE
12.1%
1.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
三浦工業は、小型貫流ボイラを中核に熱・水・環境分野の機器販売とメンテナンスサービスを国内外で展開するメーカーである。国内では食品・化学・医療・舶用など幅広い産業向けにボイラや水処理機器を販売し、有償保守契約による定期収入が安定した利益基盤を形成している。海外では「熱プロバイダー」を標榜し、韓国・東南アジアに加え、FY2025においてはアメリカ最大級の産業用ボイラメーカーであるCleaver-Brooks社を買収。これにより海外機器販売事業の売上は前期比168.7%増の797億円、海外メンテナンス事業は282.8%増の427億円へと急拡大し、連結売上は2,513億円と一気に国内事業の規模を上回る変容を遂げた。一方、のれん・無形資産が1,169億円増加し負債総額が2,339億円に拡大したこと、営業利益率が前期の14.4%から10.1%へ低下したことは課題として残る。中期計画では2028年3月期に売上収益3,000億円・営業利益365億円を目標に掲げ、ROE13%以上の維持を目指している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内機器販売842億円・国内メンテナンス446億円・海外機器販売797億円・海外メンテナンス427億円の4事業で構成される。
- 2顧客: 食品・化学・医療・舶用など幅広い産業の生産財ユーザーで、有償保守契約により長期的な関係を維持する。
- 3価値提案: ボイラを核に熱・水・環境のトータルソリューションと保守契約の「スーパーメンテナンス会社」モデルを提供する。
- 4コスト構造: 売上原価率は62.5%(前期比4.3ポイント増)で、買収に伴う無形資産償却費やM&A費用が利益を圧迫している。
Risks · リスク要因
- 1のれん減損リスク: Cleaver-Brooks社買収でのれん等が1,169億円増加しており、シナジー未達の場合は大規模な減損が業績を直撃する可能性がある。
- 2為替変動リスク: 海外売上比率が約49%に上昇したため、円高局面では円換算収益が大きく押し下げられる影響が顕在化しやすくなった。
- 3原材料価格の高騰: 主要缶体に鋼板・鋼管を使用するため、鋼材価格が急騰した場合にコスト転嫁が追いつかず利益率が悪化するリスクがある。
- 4資金繰り・財務健全性: 買収で負債合計が2,339億円と前期比1,744億円増加しており、金融市場の信用環境悪化時には資金調達コストが上昇する懸念がある。
Strengths · 強み
- 1国内ボイラ市場での高シェア: 小型貫流ボイラで国内トップクラスのシェアを持ち、有償保守契約の再契約率の高さが安定収益を支えている。
- 2メンテナンス事業の高収益性: 国内メンテナンスのセグメント利益率は約27.8%で、機器販売より高マージンのストック型収益を積み上げている。
- 3グローバル展開の加速: Cleaver-Brooks社買収で北米市場に即参入し、海外売上比率が約49%へ拡大して地理的な分散リスクを低減した。
- 4四位一体の品質改革: 設計・製造・調達・協力会社が連携する品質向上体制により、安全規制が厳しいボイラ市場での信頼性を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12028年3月期に売上収益3,000億円・営業利益365億円を目標とする固定方式の中期計画を始動し、ROE13%以上を維持する。
- 2海外「熱プロバイダー」戦略を加速し、Cleaver-Brooks社とのシナジー創出・有償保守契約件数の拡大で海外メンテナンス収益を伸ばす。
- 3M&Aと協業を継続し、ランドリー・水処理・食品・メディカル機器など周辺領域への事業拡張でトータルソリューションの幅を広げる。
- 4脱炭素ニーズに対応した省エネ・低炭素ボイラなど新製品開発と、IT活用による生産性向上・人財育成に積極投資を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025連結売上は2,513億円(前期比57.4%増)で、営業利益253億円・純利益233億円はいずれも過去最高益を更新した。
Cleaver-Brooks社(米国の産業用ボイラ大手)の買収を完了し、海外メンテナンス事業のセグメント利益が前期比424.3%増の75億円に急拡大した。
ダイキンアプライドシステムズが持分法適用会社となり、冷熱周辺領域でのトータルソリューション拡充に向けた連携を強化した。
買収に伴い資産合計が4,396億円(前期比1,986億円増)へ膨らむ一方、営業利益率は前期14.4%から10.1%へ4.3ポイント低下した。
02
業績推移
売上高
2,513億円▲57.4%FY25
営業利益
253億円▲9.8%FY25
純利益
233億円▲20.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1389 | 1436 | 1347 | 1435 | 1584 | 1597 | 2513 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 194 | 219 | 231 | 253 |
| 経常利益 | 171 | 188 | 182 | 202 | 235 | 268 | 296 |
| 純利益 | 123 | 137 | 127 | 142 | 169 | 194 | 233 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1742 | 1872 | 1963 | 2190 | 2296 | 2410 | 4396 |
| 純資産 (自己資本) | 1253 | 1333 | 1454 | 1600 | 1683 | 1807 | 2041 |
| 自己資本比率 (%) | 71.9 | 71.2 | 74.1 | 73.1 | 73.3 | 75.0 | 46.4 |
| 現金及び預金 | 343 | 328 | 374 | 400 | 306 | 373 | 553 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 171 | 181 | 230 | 194 | 178 | 208 | 341 |
| 投資CF | ▲25.5 | ▲103 | ▲111 | ▲145 | ▲125 | ▲12.7 | ▲1346 |
| 財務CF | ▲70.6 | ▲89.8 | ▲79.9 | ▲33.9 | ▲138 | ▲154 | 1197 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
206.35
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.1%
自己資本利益率
ROA
5.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,364人
平均年齢
40.4歳
平均勤続
15.1年
単体 平均年収
705万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
85.00円+9
配当性向
30.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
53
FY21
49
FY22
56
FY23
64
FY24
76
FY25
85
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。