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阪神内燃機工業株式会社

ハンシンナイネンキコウギョウカブシキガイシャ上場輸送用機器6018EDINET: E01471
THE HANSHIN DIESEL WORKS, LTD
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
133億円
38.39%
営業利益 (FY25)
6.1億円
11.07%
経常利益 (FY25)
6.8億円
5.90%
純利益 (FY25)
5.4億円
17.54%
総資産
250億円
9.89%
自己資本比率
59.2%
ROE
3.7%
0.50%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

阪神内燃機工業は創業100年超の歴史を持つ舶用機関専業メーカーで、低速4サイクルディーゼルエンジンを主力に国内内航船市場でトップシェアを維持している。FY2025は内航海運向けの建造様子見解消と近海船向け2サイクル機関の輸出増加が重なり、主機関売上高が前期比75.3%増の約80億円に急拡大。部分品・修理工事も5%増の約54億円と底堅く推移した結果、売上高合計は133億円(前期比+38.4%)と2019年以来の最高水準を更新した。営業利益は6億円(同+11.1%)と増益となったが、資材価格高騰のコスト転嫁遅れと2サイクル電子制御機関の受注損失引当金の想定外計上が利益率の重荷となった。受注残高は70億円(+13.6%)に積み上がっており、中期的な売上の視界は良好である。新中期経営計画「Go for it ! やってみなはれ !!」のもと、既存エンジン事業の付加価値向上、CMR(鋳造・金属機械加工)事業の第2の柱化、メタノール・アンモニア・水素対応エンジンの研究開発を3本柱に据え、脱炭素時代への適応と収益基盤の多角化を図っている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 主機関販売が売上の約60%、部分品・修理工事が約40%を占め、アフターマーケットが安定収益を補完している。
  • 2顧客: 国内内航船主・造船所を主要顧客とし、近海船・ケミカル船向けにアジア圏への輸出も展開している。
  • 3価値提案: 低速4サイクルで高熱効率・低メンテコストを実現し、HANASYS船舶安全管理システムで付加価値を高めている。
  • 4コスト構造: 鉄鋼など資材コストが原価の大部分を占め、価格転嫁の遅れが利益率を圧迫する構造となっている。
Risks · リスク要因
  • 1価格転嫁リスク: 鋼材・資材価格の高止まりに対し主機関の販売価格改定が遅れており、利益率の改善が困難な状況が続いている。
  • 2受注損失引当金リスク: 2サイクル電子制御機関で想定外の多額引当金が発生しており、個別契約の採算悪化が再発する可能性がある。
  • 3IMO規制リスク: NOx3次規制・EEXI規制への未対応や、ディーゼル全般への逆風が強まれば主機関受注が大幅減少しうる。
  • 4人材採用リスク: 少子化により新卒採用充足が困難で、技術・ノウハウの社内伝承停滞が中長期の事業機会損失につながる恐れがある。
Strengths · 強み
  • 1内航船主機シェア: 国内1,000隻超に搭載実績を持ち、5社競合の内航用4サイクル市場でトップシェアを維持している。
  • 2技術蓄積: 100年超の設計・鋳造ノウハウと砂型3Dプリンター導入により、複雑な大型機関の一貫内製が可能である。
  • 3脱炭素対応: 国内初のメタノール燃料エンジン出荷済み、LNGガスエンジン・GHG削減型も開発済みで規制対応力が高い。
  • 4財務健全性: 借入ゼロ・現預金46億円超・純資産148億円と無借金経営を維持し、研究開発投資余力を有している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1既存事業強化: 内航船全船台を完全網羅する営業活動と適正価格への是正を推進し、主機関トップシェアと利益率改善を両立させる。
  • 2CMR事業拡大: 鋳造・金属機械加工を第2の収益柱と位置づけ、CMR専用製造ライン構築と複合加工機による品目拡大を目指す。
  • 3カーボンニュートラル対応: デュアルフューエルエンジン製品化とアンモニア・水素燃焼エンジンの研究開発を継続し、2030年GHG目標を追求する。
  • 4新事業探索: F-WINGプロジェクトで鋳物新製品の実験販売とAI技術応用を開始し、中期計画3年以内の新事業具現化を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上急回復: 売上高133億円(前期比+38.4%)、主機関が75.3%増の約80億円と急拡大し、2019年以来の最高水準を達成した。
受注損失引当金の計上: 2サイクル電子制御機関で想定外の多額受注損失引当金が発生し、営業利益率は4.6%にとどまる要因となった。
新中期計画始動: 2025年4月より3カ年計画「Go for it ! やってみなはれ !!」をスタートし、ORIGINAL・NEW・FUTUREの3軸で成長を図る。
受注残高70億円: FY2025受注高142億円(+17.6%)、受注残高70億円(+13.6%)と積み上がり、今後2-3年の売上基盤を確保している。
02

業績推移

売上高
133億円38.4%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
6.1億円11.1%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
5.4億円17.5%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高12011594.410190.696.4133
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益5.55.55.56.1
経常利益8.29.85.16.06.06.46.8
純利益5.66.83.63.94.14.65.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産204196192198210228250
純資産 (自己資本)125129131135139144148
自己資本比率 (%)61.065.668.468.166.063.459.2
現金及び預金44.540.929.143.546.233.046.7
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF6.88.7▲1.48.911.811.015.8
投資CF1.4▲10.7▲8.26.7▲7.8▲22.5▲0.1
財務CF▲1.7▲1.6▲2.1▲1.2▲1.3▲1.7▲2.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
165.65
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
3.7%
自己資本利益率
ROA
2.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
288
平均年齢
42.0
平均勤続
19.0
単体 平均年収
649万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1光通信株式会社0.2百万株7.42%
#2阪神ディーゼル取引先持株会0.2百万株6.61%
#3株式会社オゾネ0.2百万株6.24%
#4株式会社UH Partners 20.2百万株5.31%
#5株式会社三井住友銀行0.2百万株4.87%
#6株式会社アンダーウッド0.1百万株4.55%
#7木 下 和 彦0.1百万株3.12%
#8株式会社ノザワ0.1百万株2.87%
#9玉 越 裕 美 子0.1百万株2.85%
#10京阪神興業株式会社0.1百万株2.77%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
70.00+10
配当性向
42.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
35
FY22
40
FY23
50
FY24
60
FY25
70
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。