ダ
ダイハツインフィニアース株式会社
ダイハツインフィニアースカブシキガイシャ上場輸送用機器6023EDINET: E01477DAIHATSU INFINEARTH MFG.CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
888億円
8.57%営業利益 (FY25)
76.3億円
46.98%経常利益 (FY25)
76.0億円
37.09%純利益 (FY25)
57.2億円
11.03%総資産
961億円
5.25%自己資本比率
46.0%
—ROE
12.0%
1.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ダイハツインフィニアース株式会社(2025年5月に社名変更)は、舶用内燃機関を主軸に陸用機関・産業機器等を展開するエンジンメーカーである。売上の約82%を占める舶用機関関連が牽引し、FY2025連結売上高は888億円(前期比8.6%増)、営業利益は76億円(同47%増)と大幅増益を達成した。2019年以降の売上推移は573億円から888億円へ継続的に拡大しており、特に2023年以降の成長加速が顕著である。ROEは12.0%と中長期目標(2031年3月期9.5%以上)をすでに上回る水準にある。 中長期ビジョン「POWER! FOR ALL beyond 2030」のもと、2031年3月期に売上高1,200億円・営業利益90億円の達成を目指す。最優先課題として、メタノール対応機関(2026年商用出荷予定)・アンモニア対応機関(2028年予定)の開発と姫路工場拡張投資を推進しており、カーボンニュートラルを成長機会と位置づける。一方、中国造船所へのシェアシフト、次世代燃料の技術選択リスク、為替変動、調達リスクが主要な投資家懸念事項として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 舶用機関関連が売上高729億円(全体の82%)を占め、機関販売とメンテナンスの両輪で安定収益を確保している。
- 2顧客: 世界の造船所・船主・海運会社に舶用機関を、電力インフラ向けに陸用機関を供給しており、稼働隻数約8,900隻の維持管理需要を持つ。
- 3価値提案: 守山・姫路2工場での大中小型機関フレキシブル生産と、40年超の中国ライセンシー2社との技術提携網により、幅広い船種に対応している。
- 4コスト構造: 基幹部品の内製化投資とグローバル調達の組み合わせで原価低減を図り、DX・AI活用でバリューチェーン全体の効率化を追求している。
Risks · リスク要因
- 1次世代燃料の技術選択リスク: どの燃料が主流となるか不確実な中、開発リソースの誤配分により新製品開発が遅延・断念されると競争力が大きく低下する恐れがある。
- 2中国市場集中リスク: 舶用機関販売の主要先である中国造船所の市況急変やライセンシーの生産急減が、売上高・成長戦略に直接打撃を与える可能性がある。
- 3為替・調達コストリスク: 円安長期化と海外調達拡大が材料費を押し上げ、外貨建て取引の為替予約枠設定だけでは吸収しきれないコスト増加リスクがある。
- 4通商政策による海運市況リスク: 米国の関税政策が海上荷動きを停滞させた場合、コンテナ船・自動車運搬船向けメンテナンス需要や新造船発注抑制に波及する懸念がある。
Strengths · 強み
- 1稼働隻数規模のメンテナンス需要: 世界約8,900隻に自社機関を搭載し、安定的なアフターサービス売上を確保できる参入障壁の高い収益基盤を持つ。
- 2中国ライセンシーとの40年超の関係: 中国造船所シェア拡大の波を自社ブランド拡販に転換できる独自の技術提携ネットワークを保有している。
- 3フレキシブルな生産体制: 守山・姫路2拠点で大型・中小型機関の受注構成変化に柔軟対応でき、船種シフトリスクを吸収する生産能力を持つ。
- 4次世代燃料対応の先行開発: メタノール機関2026年・アンモニア機関2028年の商用出荷を計画し、IMO規制強化を先取りした製品ラインアップを構築中である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12031年3月期財務目標: 売上高1,200億円・営業利益90億円・ROE9.5%以上の達成を目指し、昨年11月に上方修正した中長期数値目標の実現に取り組む。
- 2次世代燃料機関の商用化: メタノール対応機関を2026年、アンモニア対応機関を2028年に商用出荷し、姫路工場エリア拡張(設備投資63億円規模)で生産体制を整備する。
- 3サービタイゼーション強化: AI・IoTを活用したデータ統合基盤を生産・販売・アフターサービスに拡張し、包括メンテナンス契約等による継続収益比率の向上を目指す。
- 4マネジメント改革と人材投資: 社名変更を契機にガバナンス体制を再整備し、役割・成果基準の評価制度見直しと次世代リーダー育成で自律的組織文化を醸成する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の大幅改善: 連結売上高888億円(前期比8.6%増)、営業利益76億円(同47%増)を達成し、舶用機関のセグメント利益は前期比48.3%増の92億円に拡大した。
社名変更と経営刷新: 2025年5月2日に「ダイハツインフィニアース株式会社」へ商号変更し、コーポレートステートメント「TECHNOLOGY FOR THE EARTH」を掲げて経営体制を刷新した。
大規模自己株式取得: 財務活動CFで自己株式取得112億円を支出し、株主還元を強化した一方、資金残高は80億円減少し財務バランスの変化が注目される。
受注残高の積み上がり: 舶用機関関連の受注残高は馬力ベースで前期比18.4%増・金額666億円に達し、今後2-3年の売上高を下支えする受注積み上がりが確認されている。
02
業績推移
売上高
888億円▲8.6%FY25
営業利益
76.3億円▲47.0%FY25
純利益
57.2億円▲11.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 573 | 601 | 567 | 576 | 721 | 818 | 888 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 20.9 | 36.0 | 51.9 | 76.3 |
| 経常利益 | 25.8 | 29.2 | 11.5 | 25.1 | 36.6 | 55.5 | 76.0 |
| 純利益 | 18.2 | 20.0 | 7.1 | 19.7 | 29.5 | 51.5 | 57.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 825 | 856 | 804 | 893 | 954 | 1014 | 961 |
| 純資産 (自己資本) | 393 | 406 | 412 | 431 | 457 | 508 | 442 |
| 自己資本比率 (%) | 47.6 | 47.5 | 51.3 | 48.2 | 47.9 | 50.1 | 46.0 |
| 現金及び預金 | 201 | 205 | 195 | 264 | 258 | 291 | 210 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 47.9 | 16.1 | 30.3 | 78.7 | 44.9 | 46.7 | 93.5 |
| 投資CF | ▲51.8 | ▲11.4 | ▲18.5 | ▲13.0 | ▲30.8 | 4.5 | ▲65.1 |
| 財務CF | 1.1 | ▲0.8 | ▲23.1 | 0.8 | ▲19.8 | ▲21.0 | ▲108 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
180.92
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.0%
自己資本利益率
ROA
5.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆4.8%0.00兆11.1%
ProductsForLandEngines0.0兆13.0%0.00兆14.8%
ProductsForMarineEngines0.1兆82.2%0.01兆12.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
891人
平均年齢
41.5歳
平均勤続
15.7年
単体 平均年収
600万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
62.00円+13
配当性向
41.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
15
FY21
15
FY22
15
FY23
28
FY24
49
FY25
62
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。