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株式会社アドベンチャー

カブシキガイシャアドベンチャー上場サービス業6030EDINET: E31036
Adventure, Inc.
決算期: 06月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
254億円
13.30%
営業利益 (FY25)
-11.6億円
177.58%
経常利益 (FY25)
-12.9億円
193.35%
純利益 (FY25)
-17.1億円
340.11%
総資産
275億円
7.55%
自己資本比率
32.7%
ROE
-17.1%
23.50%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社アドベンチャーは、オンライン航空券・旅行予約サービス「skyticket」を中核とするOTA(オンライン旅行会社)である。旅行事業と投資事業の2セグメントを持ち、売上高はコロナ禍の2021年に80億円まで落ち込んだ後、旅行需要の回復を追い風に2025年6月期には254億円まで拡大した。取扱高ベースでは約769億円(FY2025)と収益規模以上の流通量を持つ。 FY2025の最大の出来事は、2023年10月に実施したアヤベックス株式会社の買収に伴うのれんの減損損失計上であり、これにより営業損失12億円・純損失17億円・ROE▲17.1%と収益面が大きく悪化した。一方、営業CFは22億円と実態のキャッシュ創出力は維持されており、現預金残高も163億円を確保している。今後は海外OTA市場への進出、多言語対応、LCCとの直接API接続強化を軸にグローバル展開を目指しているが、大手OTAや航空会社直販との競争激化、のれん処理後の収益構造立て直しが喫緊の課題である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 航空券手数料が収益の約42%、宿泊・現地ツアー等その他が約56%を占め、取扱高769億円に対してネット収益率は約33%である。
  • 2顧客: 国内外の個人旅行者をメインターゲットとし、PC・スマートフォン経由でskyticketを通じて航空券・宿泊・現地ツアーを販売する。
  • 3価値提案: LCCを含む幅広い航空券のAPI直接接続と多言語対応により、競合より低価格かつ豊富な選択肢を提供することで差別化を図る。
  • 4コスト構造: 仕入原価(航空券等)が主体で、広告宣伝費・システム開発費・人件費が主な固定費となり、規模拡大による収益レバレッジを狙う構造である。
Risks · リスク要因
  • 1のれん減損リスク: FY2025にアヤベックス買収に伴う大規模減損を計上し純損失17億円を招いた。M&A戦略の失敗が財務を直撃する構造的脆弱性がある。
  • 2外部ショックによる旅行需要変動: 感染症・テロ・地政学リスク・急激な為替変動により需要が急収縮した場合、コロナ禍のように売上が短期間で半減するリスクがある。
  • 3航空会社コミッションカット: 航空会社の直販比率上昇に伴い仲介手数料が引き下げられた場合、収益性が直接的かつ大幅に悪化する可能性がある。
  • 4競合激化とシステム障害: Booking.com等グローバルOTAや航空会社直販との価格競争に加え、サービス基盤がインターネット依存のためシステム障害が即座に売上毀損につながる。
Strengths · 強み
  • 1skyticketブランド: 国内OTAとして認知を拡大し、LCC路線も含む幅広い航空券ラインナップで低価格志向の旅行者を取り込む独自の仕入ルートを持つ。
  • 2システム開発内製化: 国内で培ったAPI接続技術を活かし、複数航空会社・ホールセラーとの接続を内製で構築することで開発スピードとコスト効率を両立する。
  • 3コロナ後の急回復実績: 2021年80億円の売上が2025年には254億円へ3倍超に拡大し、旅行需要回復局面での成長捕捉力の高さを実証している。
  • 4財務流動性の確保: 現金及び現金同等物163億円(FY2025末)を保有し、減損損失計上後も十分な運転資金・投資余力を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1Global OTA化: 東南アジアを優先市場と位置付け、各国LCCとのAPI個別接続を拡充し、国内で培った技術・ノウハウを活用して世界市場でのシェア獲得を目指す。
  • 2取扱商品の多様化: 航空券に留まらず、現地ツアー・宿泊・アクティビティ・民泊など非航空券収益(FY2025で+28.1%)を拡大し、収益構造を安定化させる。
  • 3グローバル人材採用: 外国人オペレーター・語学人材の採用強化と英語学習支援制度の整備により、海外展開を支える多様性ある組織体制を構築する。
  • 4スマートフォン対応強化: スマートフォン経由の申込み増加トレンドに対応し、検索・予約機能のUI/UX改善と広告宣伝のデジタルマーケティング最適化を継続投資する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 収益254億円(+13.3%)と増収を達成したが、のれん減損損失計上により営業損失12億円・純損失17億円と前期(営業利益15億円)から大幅に悪化した。
アヤベックス買収の減損確定: 2023年10月実施の同社との企業結合について暫定処理を確定させ、のれん減損を認識。総資産が前期比約22億円減少し資本も28億円減少した。
キャッシュフロー: 営業CFは22億円(前期8.6億円)を確保する一方、子会社株式取得等で投資CF▲11億円、借入金返済で財務CF▲16億円となり、現預金残高は163億円に減少した。
非航空券収益の拡大: その他収益(宿泊・ツアー等)が前期比+28.1%と急成長し、取扱高ベースでも208億円(+31.1%)に達し、収益多様化が着実に進展している。
02

業績推移

売上高
254億円13.3%FY25
075150225300FY20FY22FY24
営業利益
-11.6億円177.6%FY25
07.51522.530FY20FY22FY24
純利益
-17.1億円340.1%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.05.010.015.020.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高13612380.4118200224254
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益20.429.014.9-11.6
経常利益3.413.28.220.128.513.8-12.9
純利益1.80.78.516.118.37.1-17.1
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産170169122208235297275
純資産 (自己資本)15.014.923.196.211411089.9
自己資本比率 (%)8.88.818.946.248.337.132.7
現金及び預金34.668.851.1128140170163
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF5.140.5▲2.530.030.48.622.2
投資CF▲8.8▲3.0▲6.33.5▲9.0▲3.0▲11.4
財務CF14.5▲3.4▲8.943.0▲8.923.8▲16.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
607
単体
158
平均年齢
33.5
平均勤続
3.0
単体 平均年収
504万円
連結従業員数 推移
FY21
255
FY22
170
FY23
239
FY24
439
FY25
607
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1中村 俊一5.0百万株66.58%
#2株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.4百万株5.64%
#3DAIWA CM SINGAPORE LTD- NOMINEE YAGI RIEKO(常任代理人 大和証券株式会社)0.2百万株2.08%
#4 野村信託銀行株式会社(投信口)0.1百万株1.72%
#5下中 佳生0.1百万株1.21%
#6株式会社中村 0.1百万株1.14%
#7株式会社OCEAN0.1百万株1.02%
#8株式会社日本カストディ銀行(信託口4) 0.0百万株0.61%
#9KIA FUND 497 KIA TRANSITION ASIA IAD NO.1 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.0百万株0.61%
#10BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) 0.0百万株0.43%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY24 実績
1株配当 (年間)
20.00-2
配当性向
16.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
10
FY20
5
FY21
10
FY22
20
FY23
22
FY24
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。