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株式会社アイ・アールジャパンホールディングス
カブシキガイシャアイアールジャパンホールディングス上場サービス業6035EDINET: E31054IR Japan Holdings, Ltd.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
57.8億円
2.12%営業利益 (FY25)
10.1億円
6.25%経常利益 (FY25)
10.2億円
4.68%純利益 (FY25)
7.0億円
8.39%総資産
69.0億円
3.46%自己資本比率
81.4%
—ROE
12.7%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
アイ・アールジャパンホールディングスは、特定金融系列に属さない独立系のエクイティ・コンサルティング集団として、上場企業のIR・SR活動支援に特化する。主力サービスは実質株主判明調査を軸としたSRアドバイザリー、委任状争奪戦(PA業務)、アクティビスト対応・TOB対応・MBO等に特化したFA業務、および2012年に約40年ぶりの新規参入を果たした証券代行事業の4領域で構成される。東証によるPBR1倍割れ改善要請やコーポレートガバナンス・コードの強化、アクティビストファンドの活発化を追い風に、平時対応案件は前期比16.7%増の36億円と拡大基調にある。一方で、FY2025の売上高は58億円(前期比+2.1%)と増収ながら、大型プロジェクト(50百万円以上)が支配権争奪・企業側FA案件の受託減で前期比26.8%減の14億円に落ち込み、営業利益は10億円(同-6.2%)と減益となった。2021年のピーク83億円から売上は縮小局面が続くが、平時案件の着実な積み上げと新卒初任給引き上げ等の人材投資を実施し、構造転換を進めている段階にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: IR・SRコンサルティングが売上の94.7%を占め、平時案件36億円と有事案件21億円の二層構造で成り立っている。
- 2顧客: 日本の上場企業のIR・経営企画・総務部門を直接顧客とし、証券代行では76社・41万人の株主を管理している。
- 3価値提案: アクティビスト側に付かない独立系として、株主判明調査からPA/FA業務まで一気通貫の議決権コンサルを提供する。
- 4コスト構造: 人材集約型ビジネスのため人件費が主要コストであり、新卒初任給引き上げ等の人材投資が利益率を押し下げる構造である。
Risks · リスク要因
- 1有事案件の受託変動リスク: 大型案件(50百万円以上)はFY2025に前期比26.8%減と急減しており、案件の偶発性が業績を大きく左右する構造的課題がある。
- 2個人情報・機密情報漏洩リスク: 多数の企業の株主情報を保有するため、情報漏洩が発生した場合は損害賠償請求や信用失墜で事業継続に重大な影響を及ぼす可能性がある。
- 3コンプライアンス・金融商品取引業登録リスク: 第一種金融商品取引業者として行政処分を受けた場合、業務停止等により事業遂行が困難になるリスクを抱えている。
- 4特定経営者への依存リスク: 代表取締役社長・CEOの寺下史郎氏が経営戦略と業務執行に大きな影響力を持ち、同氏が業務困難となれば経営に支障をきたす可能性がある。
Strengths · 強み
- 120年超の実績と独自データベース: 実質株主判明調査で積み上げた独自データと分析ノウハウは容易に模倣できない参入障壁となっている。
- 2独立性による信頼: 特定金融系列に属さない独立系であることが、利益相反懸念なく企業側FAとして機能できる最大の差別化要因となっている。
- 3PA業務における圧倒的な勝利実績: 委任状争奪戦(プロキシーファイト)での高い勝率が上場企業から有事対応の第一想起として選ばれる根拠となっている。
- 4証券代行の新規参入優位性: 約40年ぶりの新規参入として76社を受託し、コンサル機能と証券代行を組み合わせた差別化サービスを展開している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1エクイティ・コンサルティングの深化: B/Sシミュレーションやストラテジックレビューなど独自の高度コンサル機能を強化し、資本政策需要の拡大を取り込む方針である。
- 2PA/FA業務の拡大: 公開買付規制改正や「同意なき買収提案」増加を背景に、支配権争奪・企業再編特化のPA/FA受託を積極的に増やしていく方針である。
- 3証券代行の拡充: 2025年3月末76社・41万人の受託を継続拡大し、SMBC信託銀行との連携強化で従来の証券代行機関と差別化したサービスを提供する。
- 4人材投資による組織力強化: 新卒初任給の大幅引き上げを実施し、2030年度までに女性管理職比率15%以上を目標に優秀人材の確保と多様性推進を進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は58億円(前期比+2.1%)と微増ながら、営業利益は10億円(同-6.2%)と減益で、ピーク時FY2021の83億円から約30%低い水準が続いている。
大型プロジェクト(50百万円以上)は14億円と前期比26.8%減少し、支配権争奪PA・FAが前期比-330百万円、企業側FAが-325百万円と二大柱が同時に落ち込んだ。
平時対応案件は36億円と前期比16.7%増加し、通常プロジェクト(50百万円未満)も43億円と同17.5%増加して、収益の安定基盤が着実に拡大している。
情報セキュリティ強化の一環として、2024年8月にISO 27018:2019の認証を新たに取得し、個人情報保護体制を更に強化した。
02
業績推移
売上高
57.8億円▲2.1%FY25
営業利益
10.1億円▼6.2%FY25
純利益
7億円▼8.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 48.3 | 76.8 | 82.9 | 84.0 | 60.1 | 56.6 | 57.8 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 34.9 | 11.2 | 10.7 | 10.1 |
| 経常利益 | 14.5 | 36.1 | 40.7 | 34.8 | 12.4 | 10.7 | 10.2 |
| 純利益 | 9.8 | 24.5 | 28.0 | 24.4 | 6.7 | 7.6 | 7.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 50.5 | 77.1 | 84.1 | 90.3 | 73.6 | 66.7 | 69.0 |
| 純資産 (自己資本) | 40.1 | 52.1 | 66.5 | 74.1 | 60.8 | 53.7 | 56.1 |
| 自己資本比率 (%) | 79.4 | 67.6 | 79.0 | 82.1 | 82.6 | 80.6 | 81.4 |
| 現金及び預金 | 27.3 | 47.8 | 53.9 | 57.7 | 40.4 | 41.0 | 41.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 13.5 | 35.1 | 24.0 | 26.0 | 6.2 | 18.3 | 7.7 |
| 投資CF | ▲3.4 | ▲2.0 | ▲3.7 | ▲5.4 | ▲3.4 | ▲3.0 | ▲2.7 |
| 財務CF | ▲5.8 | ▲12.7 | ▲14.2 | ▲16.9 | ▲20.1 | ▲14.8 | ▲4.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
39.35
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.7%
自己資本利益率
ROA
10.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
8人
平均年齢
46.4歳
平均勤続
10.0年
単体 平均年収
1,281万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
30.00円-15
配当性向
37.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
95
FY21
120
FY22
158
FY23
158
FY24
45
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。